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レ・ミゼラブル(5) の商品レビュー

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2013/06/20
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【Impression】 約半年かけ、他の本とも平行しつつようやく読破。 そのかいあってか、最後にジャン・ヴァルジャンが過去を振り返る場面でもうアウトだった。 ストーリーとして凄く重く、重層感があり読み応え、引き込まれ具合が半端ではない。 比較しても良いか不明だが、ドラクエ5のパパスのような(境遇は全く違うが)親子に渡る長期間の話はどうしても引き込まれてしまう。 思想的な内容としては「進歩」がテーマ、そのためには「光」としての存在である「教育」により、社会の隅々まで照らす必要が在る。 またこの「進歩」は時として、「革命」という形で現れ、それは「暴動」とは違う。 一生に一度は、本で、読むことをお薦め 【Synopsis】 ●革命が失敗に終わり、何かジャン・ヴァルジャンとマリユスは逃げ出すことに成功する。しかし、ジャヴェールに見つかってしまう。ところが、ジャヴェールは自分で理由もハッキリせず、逃がしてしまう。これをきっかに自殺 ●マリユスは一命をとりとめ、コゼットと結婚。そこでジャン・ヴァルジャンは遂に自分の正体を明かし、自分から離れていく。そしてマリユスはそれを好都合と捉えていた ●しかしある日、テナルディエがマリユスを訪問。マリユスの命を救った事実や、ジャヴェールは自殺であること、お金は正当に入手したものと判明。コゼットと共にジャン・ヴァルジャンの元へ向かう ●今まさに力尽きようとしていたジャン・ヴァルジャンの元に駆けつける。そして全員が和解し、銀の燭台の司教の話、コゼットの過去の話、ファンチーヌ、全てを話しジャン・ヴァルジャンは生涯を全うする

Posted byブクログ