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息がとまるほど の商品レビュー

3.5

53件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2014/11/12

いろいろな女たち。それぞれに、悲しかったり、狡猾だったり、哀れだったり。モノトーンの煌びやかさを感じる作品でした。

Posted byブクログ

2014/10/28

短編集。レビューを書くのが遅くなりすぎて、いまやほとんど憶えていないのだけれど、つまり私にはその程度しか残らなかったようだ。最後の短編だけ、私と同じ名前の人が出てきたことと、ちょっと奇妙な「イザベル、あるいはめぼうきの鉢」(キーツ)みたいだったので印象的だった。

Posted byブクログ

2014/10/12

同僚にプロポーズされたのを機に、不倫中の上司と別れる決意をした朋絵だったが、最後のデートを後輩に目撃され…。男と女の間に流れる、もはや愛とは呼べないくろぐろとした感情、女と女の間の、友情とは呼べない嫉妬や裏切り、優越感。女たちの心に沈む思いを濃密に描きだした、八つの傑作恋愛短篇。

Posted byブクログ

2014/09/18

唯川さんの短編集なので、ただの恋愛ものではないだろうと思い手に取ったら、本当に女性の怖さが詰まっていた。 最初の「無邪気な悪魔」に出て来る結婚退職するOLさんは、天然なのか、計算なのか。 飲み会でどんな爆弾が落とされるのか、ハラハラした。 「雨に惑う」のヒロインが壊れていく様子や...

唯川さんの短編集なので、ただの恋愛ものではないだろうと思い手に取ったら、本当に女性の怖さが詰まっていた。 最初の「無邪気な悪魔」に出て来る結婚退職するOLさんは、天然なのか、計算なのか。 飲み会でどんな爆弾が落とされるのか、ハラハラした。 「雨に惑う」のヒロインが壊れていく様子や「あね、いもうと」のラスト、薔薇を植える場面などは、ぞっとしました。

Posted byブクログ

2014/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館にて。 フォロワーさんのオススメ 女性達の想いの短編集。 オススメどおり怖かった。 すべての女性はしたたかな部分があると思うけど、 こうやって心情をはっきり見せつけられると ホラーだね(ホラー小説ではないです)

Posted byブクログ

2014/06/23

読みやすい。始まりそうで崩れるまではいかない恋?愛?の果てな感じ。惹きつけられるほど読み入りはしなかったかなぁ、

Posted byブクログ

2014/04/29

いろんな女のドロドロを描いた短編集。 最初は「あんまり好きじゃないなぁ」と思いながら読んでいたはずなのに、『女友達』『雨に惑う』でズガーンときた。 そして最後の『あね、いもうと』でズガガガーンとやられた。素敵だわ、この短編集。それこそ息が止まるほど。まぁ分かりやすいハッピーエンド...

いろんな女のドロドロを描いた短編集。 最初は「あんまり好きじゃないなぁ」と思いながら読んでいたはずなのに、『女友達』『雨に惑う』でズガーンときた。 そして最後の『あね、いもうと』でズガガガーンとやられた。素敵だわ、この短編集。それこそ息が止まるほど。まぁ分かりやすいハッピーエンドはないんだけど。 特に印象的だったのは『雨に惑う』 三十代後半、独身、美人じゃない、男に媚びるのは嫌い、頑なな性格、仕事は頑張っているのに上司にそれを認めてもらえない、結婚したことで不幸になった母親を見て育ってきたせいで結婚に夢も描けない、そして一人で生きていくことを決意して、マンションまで購入した女性の話。 そう、この感じ…他人事とは思えないのです。笑 若くて可愛い、男に愛されている女を人として好きになれなくて、むしろ憎しみさえ込み上げてくる。 ここらへんの感情も、まぁ汚いんだけど同感できてしまう。 そんな、自分と似ているこの女性が、この小説の中でどういうラストを迎えるのか。印象的です。共感できる人はぜひ!ぜひ! ただもう一度言うけど、分かりやすいハッピーエンドはこの小説の中に出てきません。でも全部が全部バッドエンドでもない。そこがおもしろいのだと思う。

Posted byブクログ

2013/10/05

読みやすい短編集。どれも情景が浮かんでくる。最後の「あね、いもうと」は読み終わって背筋が寒くなった。

Posted byブクログ

2013/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いずれも30代になった女性を主人公にした、短編集。ミステリーとホラーの間・・という装いではあるが、読みなれている人には最初の2・3ページで結末はわかると思う。個人的には裏にあるかもしれない悪意を正面から書かなかった「女友達」が一番。逆に最後に収録されている「あね・いもうと」は始まった瞬間からオチがわかる内容で少しがっかり。 なんでこの本を読もうと思ったんだっけ・・と振り返ってみたら、一年ほど前に自分が読んでいるblogで「怖い」と紹介されていてwish-listに登録されていたのであった。確かに怖いは怖いのだが、それって結局男性から見る怖さであって、女性の視点からは怖さだけではなく共感なんかもあったりするのかもしれない。そこに共感があるということが、また男性からしたらより怖いのだけど。

Posted byブクログ

2013/08/12

女子力UPw ドロドロ系で、こういう女子にはなりたくないなーという意味でのお勉強ができた。 再読時、この女子達に共感してしまわないようにw

Posted byブクログ