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陽気なギャングの日常と襲撃 の商品レビュー

4

664件のお客様レビュー

  1. 5つ

    166

  2. 4つ

    285

  3. 3つ

    147

  4. 2つ

    22

  5. 1つ

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楽しい

「あの」天才強盗?4人組が帰ってきた!それぞれが遭遇する4つの事件。実は全部が繋がっていて……?物語が溶け合う快楽、4人の会話と相変わらずのノリに頬がゆるむ。楽しい本を読みたい人にオススメです。

abtm

2024/09/05

苦手だった洋風のジョークや言い回しが減って、キャラの深掘りとか日常がメインだったので前作よりかは好き。

Posted byブクログ

2024/09/03

陽気なギャングシリーズの二巻目。 前半は彼らの日常のオムニバス、後半はその日常の伏線を回収する大きな出来事という面白い構成だが、言語化しにくい違和感がある。前半は連載されたものの大幅改訂とのことで、この違和感がもともと計算された構成でないことから来るものなのか、単にこうした構成に...

陽気なギャングシリーズの二巻目。 前半は彼らの日常のオムニバス、後半はその日常の伏線を回収する大きな出来事という面白い構成だが、言語化しにくい違和感がある。前半は連載されたものの大幅改訂とのことで、この違和感がもともと計算された構成でないことから来るものなのか、単にこうした構成に親しみがないためなのかはわからない。 とはいえ、そのわずかな違和感を補って余りある、伏線回収のパズル的な気持ち良さはある。あらすじがよめてしまうのは少し残念だが、伊坂幸太郎作品に慣れてしまったためかもしれない。

Posted byブクログ

2024/08/19

前作よりも雪子、祥子ら女性陣の活躍が目立つ。美人ではないとは書かれているものの、セリフを読んでいると、どうも雪子が美人な気がしてならない。 探偵小説と言えば、シャーロックホームズが思い浮かぶのだが、ホームズは「なぜその推理に至ったか」を説明してくれる。もちろん鋭い観察眼がその推...

前作よりも雪子、祥子ら女性陣の活躍が目立つ。美人ではないとは書かれているものの、セリフを読んでいると、どうも雪子が美人な気がしてならない。 探偵小説と言えば、シャーロックホームズが思い浮かぶのだが、ホームズは「なぜその推理に至ったか」を説明してくれる。もちろん鋭い観察眼がその推理を成立させていると言う意味ではチート級だが、彼の推理にはロジックがある。 一方で、成瀬の観察眼はまさにチートそのもの。嘘をついているかどうかをロジックなしで見破ってしまうし、常にあらゆることを想定した計画を練る全知全能のゲームメイカーである。だからこそ成瀬がなんとかしてくれると言う安心感があり、離れ技を見せられている我々にはそれが心地よい。 最後の磯原とその元カノの友里絵の話なんか最高に良い。このエピソードだけでこの本の評価が1つ上がった。

Posted byブクログ

2024/08/14

ギャングシリーズ2作目。 前作同様4人の掛け合いにクスッとさせられながらサクサク読み進められた。伊坂幸太郎は悪役とされる者にもどこか憎めない人物像を作り上げるのが本当に上手いと思う。 前半はギャング達の日常にフォーカスが置かれ、後半の誘拐事件では様々な登場人物を交えながら4人そ...

ギャングシリーズ2作目。 前作同様4人の掛け合いにクスッとさせられながらサクサク読み進められた。伊坂幸太郎は悪役とされる者にもどこか憎めない人物像を作り上げるのが本当に上手いと思う。 前半はギャング達の日常にフォーカスが置かれ、後半の誘拐事件では様々な登場人物を交えながら4人それぞれの特殊能力を活用し、ユーモアさたっぷりで展開されていく。 ギャング達の作り込まれたキャラクター像に魅了されっぱなしだった。

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2024/08/07

伊坂幸太郎、やっぱり面白いです。 このシリーズ2作目で、何が好きかと言えば彼らの自信と余裕っぷりでしょうか。 今回は特に久遠がイキイキしてたように感じます。 第一章では成瀬、響野、雪子、久遠のそれぞれのストーリーが描かれているが、リレー形式で繋がっていて飽きさせない展開です。 ...

伊坂幸太郎、やっぱり面白いです。 このシリーズ2作目で、何が好きかと言えば彼らの自信と余裕っぷりでしょうか。 今回は特に久遠がイキイキしてたように感じます。 第一章では成瀬、響野、雪子、久遠のそれぞれのストーリーが描かれているが、リレー形式で繋がっていて飽きさせない展開です。 各人で諺?格言?が出てきてそれもまた面白い。 話の展開のスピード感、彼らの会話、どれをとっても最高です。 続いて、ギャング3作目にいこうと思います! オリンピックで確実にペースダウンしてますが…

Posted byブクログ

2024/08/04

強盗シリーズ第2弾! 個々の日常の様子がそれぞれ載っていて、前回よりキャラクターの色が濃くなった! おかしいのが、日常の会話の中に普通に"銀行強盗"していることを話していること。 堂々としすぎていて逆に怪しまれない!笑。

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2024/08/03

ギャングシリーズ2作目!! 今作が1番ページ数多いのかな さくっと読めました〜! 3作目も買ったので読むぞー

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2024/07/31

友人に借りた本❷ 伊坂幸太郎2冊目であり、ギャングシリーズ2冊目。 1巻が面白かったので、続編も借りてみたがこちらも面白かった。 短編集なのかな、と思いきや、後半は前半の短編集から繋がった長編になっていた。 前半はそれぞれの事件が同時期に起きていることがわかり、連作集な感じが...

友人に借りた本❷ 伊坂幸太郎2冊目であり、ギャングシリーズ2冊目。 1巻が面白かったので、続編も借りてみたがこちらも面白かった。 短編集なのかな、と思いきや、後半は前半の短編集から繋がった長編になっていた。 前半はそれぞれの事件が同時期に起きていることがわかり、連作集な感じがした。 ただ、それぞれが繋がっており、その分登場人物も増えるので少しややこしい感じがした。 4人それぞれの掛け合いが面白く、敵対する人物のキャラクターもまた憎めない感じで親しみを込めて読むことができた。

Posted byブクログ

2024/07/28

陽気なギャングシリーズの二作目。 個人的には前作以上に練られた構成と物語の良さに引き込まれた。 まさに伊坂ワールド全開な内容。良き。

Posted byブクログ