神様のカルテ の商品レビュー

夏川草介【著】

2022/12/25

先月気まぐれで買った『CanCam』の広告ページに載ってて気になってた作品。

一止とハルさんの夫婦がとにかく良かった。
まだ新婚さん1年目ですが、何年も連れ添ったかのような阿吽の呼吸が素晴らしいよ。(●^ｖ^)人(^ω^〃)

医療を取り巻く現状はとても厳しい。
でもここに登場した人たちみたいに、医療者も患者もそれぞれの家族にも、これまでの物語があって、これからも続く日常がある。
それを守ってくのもまた、それぞれの使命感であり努力なんだよなぁと思った＊

2022/10/20

たまにクスッと笑えて、心温まる物語。
癒しの物語でした！

たまにちょっと難しい表現が出てきたり、漢字が出てきたり…
文字を読む以上に深い意味の単語が所々に散りばめられていたように思いました。

夏目漱石　「草枕」

２０１０年本屋大賞２位

2022/09/24

大好きな本。
この本を読んで、終末期医療に関わりたいと思うようになりました。
これで良かったのか？
もっと何かできたのではないか？
終末期は、答えが返ってこないから。何をやっても自己満足にしかならないのではないか？
たとえそう思うことが多くなっても、医療には限界があるから目の前の一人に対して切実に向き合おうという気持ちになれました

2022/09/10

夏川さんを読んだことがありませんでした。
ずっと読みたいと思っていながら中々読み始めることが出来ずにいた本。
読み始めてビックリ。昨日読み終わった夏目漱石がいきなり出てくるし、冒頭の9月の十三夜、それが今日この日だったこと。何という偶然でしょう。
今日読むべくして読み始めたのだと感じました。

良い本を読むと心が洗われる様な気持ちになるのだけど、この本を読み終えた時はまさに心がまっさらになった気持ちでした。
登場人物がみんな優しくて人間味溢れていて。

自分も、人に優しく実直に生きようと心から思えた本でした。
もっと夏川さんの本を読みたいなと思いました。

2022/04/27

主人公の口調に戸惑いながら読み始めました。

馴染んでくると、その口調がかえって『風変わり』な
登場人物の心の内や長野の景色が想像しやすく、
とても気持ちよく読み進めることができました。

患者さんと向き合い、苦悩しながらも前へ進んでいく
一止先生はすばらしいと思います。

2022/04/01

医療現場の現状をピックアップして訴えている作品。
地域医療の現状、医師不足、医師と患者の向き合い方などなど…まだまだ問題はたくさん出てきそう
一止は変わり者だけど、自分のことのように患者に親身に向き合う温かい先生だから、自分よりも相手優先しがちで心配になってしまう(笑)

2022/03/17

読みやすかった。医療ものは泣いちゃうから読むのを避けてましたが、やっぱりベストセラーに入るものは良い本ですね。

2022/02/20

神様のカルテ０を、先に読んでしまっていたので、登場人物たちがわかりやすい。（そりゃそーだ）

田川さん、安曇さんには泣いた。
特に安曇さん。

大学病院の役割、地元の地域医療の役割。
それが手に取るようにわかる。
どちらが正しい。という正解はない。
そして、どちらも必要なものなのだと思う。
でも、自分が働くとしたらどちらか。
自分は一止のような選択をするだろうな。

ハルさんはいい奥さんですね。
そして、ハルさんと一止が夫婦ということがすごいことであり、救いだなーと。

安曇さん、旦那さんに会えたかな。。。

2022/01/27

話の内容が分かりやすくとても面白かった。読みやすい作品なので小学生でも楽しめるかも？
感動できる内容で心が暖かくなった。続編も必ず読みたい。

2021/11/29

主人公の根っこの不器用な誠実さがとても温かかったです。ハルの素直な天真爛漫さも可愛らしくて微笑ましい。