奈落のエレベーター の商品レビュー

木下半太【著】

2012/02/10

「悪夢のエレベーター」の続編という設定で、登場人物も同じなのだが、前作が面白かっただけにこの続編は残念な印象。

脚本家であり俳優でもある作者の木下半太は、「悪夢のエレベーター」「悪夢の観覧車」とスリリングかつワンダフルな密室芸で、三谷幸喜の後釜的存在と思えるくらい「密室」の使い手だと思っていたのだが、冒険したかったのか、新境地を作りたかったのか、この作品では密室を飛び出して展開したために、とても「普通」の小説になってしまった感があった。

普通に面白いんだけど・・・ね。

殺意と狂気に満ち溢れたバイオレンス作品の割には、笑いどころが多いし、文章もライトなので読みやすい。
この作者の場合は「悪夢のエレベーター」にしてもそうだったけれど、映像（もしくは演劇）でやることを前提にした感じがあるので、小説というよりはシナリオに近いのではないのか、などと思わないでもない。

なんにせよ、ちょっと残念！というのが率直な感想です。
ところでこの作品、エレベーターあまり関係ないよね・・・。

2012/02/11

前作が限りなく★４に近い★３であるなら
本作は★２よりの★３...という感じですね。
（いや、それなりに面白かったですけどね）

時間軸がちゃんと直後からの物語になっているのは
Good!なんだけど、他の部分が前作とかはなれていすぎるため
がっかり感がでてしまうのは否めないかな。
場面がころころ変わったり、３人称視点が混じったり
登場人物がやたら増えたり.
カオルが不思議キャラでなく、単なるピーだったり

なにより、エレベーター関係ないじゃん(笑)

2011/12/15

読了。今回はテンポ良いねー。
後半の、おじいちゃん、三郎、夢野、ジェニファーの鬼ごっこの下りはかなり笑える。河原の件は最高。
オカマ、マッキー大活躍。
ジェニファーは四段だったんだな。

2011/11/19

おもしろくなくはなったけど、悪夢シリーズに比べてかなり劣るかなって感じ。無理矢理書けって言われたみたいな。思ってたよりバイオレンス。そこはいいけどね。

そこまでユーモアがあるわけでもなく、軽すぎるかな感あり。身長１８０センチで、体重５２キロぐらいの軽さ。

2011/11/01

ちょっとやりすぎだろうっていう場面もあるので☆３っつ。

でも、マッキーが面白すぎて、倫理的にどうなのって場面でも笑ってしまいました。

続編のが好きです。
やっぱり男は拳で戦ってほしい。
銃だと一瞬だから本だと迫力にかけるし。

2011/10/16

悪夢のエレベーターの続編
いやぁ、痛そうなシーンが多くて引いた。ｗｗ
二転三転しながら進むストーリーはいいです、面白い。
これもやっぱり映像向きですね。マッキーとジェニファーがいい仕事してます。　カオルが哀しい。

2011/09/01

作品の紹介
やっと抜け出した悪夢のマンションに再び引き戻された三郎。彼の前に、殺意に満ちた少女が立ちはだかる。一方、事情を知らずに車で待つマッキーの元に、男の影が…。薬で眠らされたマッキーが目を覚ますと、大切な仲間が惨い姿で転がっていた。自分たちは最初からハメられていた?『悪夢のエレベーター』のその後。怒涛&衝撃のラスト。

2011/06/11

悪夢のエレベーターの続編。浮気男を懲らしめる為に仕掛けたドッキリだったのが、いつの間にか大変な目に。
展開が早い。

2011/06/11

まさかの続編。

こんなに話が大きくなるとは(*゜Q゜*)

ちょっと予想外だったけど
相変わらずのスピード感。

2011/03/11

　『悪夢のエレベータ』の直後からのお話です。
　ほんと、直後です。
　数秒後からです。

　相変わらずオカマちゃん大活躍ですｗ
　そして、相変わらずのジェットコースター＆裏切りだらけの展開です。

　悪夢はまだ終わっていなかった。
　奈落の底に叩きつけられる登場人物たち。
　消えた薬の行方、復習の結末。
　最後のページまで気が抜けない！

　紹介文は、って感じですかね（笑）

　個人的には…。
　『悪夢のエレベーター』で終わっておいた方がよかったのでは…って感じがします。
　だって、続きだと思うとあり得なさすぎて…。
　でも、続きだと思わなければ楽しめる作品です。