フリーター、家を買う。 の商品レビュー

有川浩【著】

2022/07/10

１つの家族の再生の物語だと思いました。やっぱり家族っていいなぁと感じました。ちゃんと恋愛要素もいつもより少なめでしたが、しっかり入っていましたね。

2021/11/30

どうせならとことん母親と向き合う家族の話に徹して欲しかったです。
しかし連載元やテーマを見ると、オフィス、仕事を主題としたい狙いのようだし、物語後半がそれらにあてられているのは仕方ないのかもしれません。
恋愛は蛇足のような気もします。恋愛をテーマとした作品をよく書く方だからこそ、そこの違和感が拭えずに読み終えました。

2021/10/31

面白くて、一気に読んでしまった。
就職した会社が合わずに3ヶ月で退職して以来、バイトを転々とするも、どれも続かず、家に引き籠って衣食住を親に任せて自分はゲーム三昧。
そんな主人公が、母親が重度の鬱を発症したことをきっかけ、立ち上がっていく。
ダメダメだった自分と向き合ってどんどん成長していく過程や、一見まともに見えて実はダメダメな父親との関係、支えてくれる人たちとの出会い。
タイトルの「家を買う」の目的がわかってから、ストーリー展開に一気に引き込まれていった。

※ドラマは見ていません。

2021/10/13

弱い自分と向き合うこと
それはとても大変で逃げ出したくなることだけどそうすることでちょっとだけ強くなって先へ進めるようになれたり、他人の弱さにも気付けて優しくなれたりする
とても辛く悲しい出来事がきっかけではあっても『間に合った』主人公に対して自分は？とも思うんだけど…思うは思うんだけど
逃げちゃうな〜

2021/10/04

最初から最後まで面白くてすらすら読めた。主人公の状況が最悪な所から始まりそこから更正していって人生を切り開いていくところが読んでて面白い。主人公は最初クズだけど、働き始めたらなかなか優秀でもともとそこそこ有能だったのではとも感じた。
タイトル的にフリーターのまま家買うとか難しそうと思ったが、ちゃんと就職して貯金して真っ当に家を買っててほっとした。

2021/09/25

ドラマ化されて、数話だけ観た記憶。
なので、あまり詳細な展開は覚えていないが、やはり、ドラマと小説は展開が異なってるんだなー。という読み終わりの印象。
（ちょっとドラマの最終話ってどうなってたっけ？と気になり始めた。。）

展開は違えど、設定はほぼ同一。
プライドだけが高い若者。
オレがこんな仕事やってられっか！と、転々と仕事を変える若者。
それが、土木の仕事をしたことがきっかけで、徐々に成長していく。
読んでいて、あまりの成長の速さに、びっくりだったけど。
最後はほぼ別人（笑）

家族のトラブルにも真正面から挑んでいく姿勢。
かなり勇気のある、優しい、正義感のある主人公だと思うよ。

数ページ読むつもりで開いたのに、手が止まらず一気に最後まで読んでしまった。
面白かったー！！

で、思ったのは。。
フリーターで正社員を探している方、騙されたと思ってこの本読んでみて。
人事が何をみて、何を考えているのか？が少しわかるかも。。
（自分も、今の職に着くまで、派遣を繰り返していた人なので、履歴書の書き方から、面接のやり方まで、自分の間違いを全部書かれているのか？と思うくらいだった（笑））

2021/08/24

とても面白かったし、一気に読めてしまったし、勇気、やる気、元気をもらえた！家族はやり直せる。人は変われる。負けずに根気よく向き合うことの大切さを改めて。

2021/07/30

本を捲る手が止まらなかった、、、

最初の誠治からは想像つかないくらい、しっかりしてる最後の誠治。なんだか、力をもらえました。

お母さんの鬱病だったり、就活がうまくいかなかったり、それらを全部糧にする誠治尊敬です。

就活の現実を知って少し怖くなってしまった、、、

2021/04/26

面白くてあっという間に読めました。

25歳、フリーター、ダメ人間。ホントにダメ人間。
そんな主人公と壊れかかったその家族の再生物語

ホントは真面目で良いヤツじゃん。心温まる話

2021/04/25

ドラマを先に見ていたので、誠治くんの脳内イメージは完全に二宮くんでした。
鬱病になってしまった母親を救うために、一念発起してフリーターから就職を目指す誠治くん。向かい合うことを避けていた父親に相談したり、姉の忠告を素直を受け入れたり、基本的にいい子なんだよね。
家族の再生の物語、清々しくて良かった！