邂逅 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【警視庁失踪課シリーズ第3作目】 大学職員の女性が失踪したことを捜査していた法月。結局仙台で遺体となって見つかる。 その後、大学理事長の息子(40歳)が帰ってこない、と母親から失踪課に相談がある。 失踪課は翌日から捜査を始めるが、その母親が急に非協力的になり、これ以上探さなくていい、とまで言い出す。 捜査二課から大学職員の女性と大学理事長のことを聞かれる。どうやら2つの事件はつながっているよう。 持病を持つ法月に対し、少しは休んでほしいと願う高城。 そんな状況を法月の娘は激怒し、高城は注意される。高城の元奥さんは弁護士で、法月の娘も弁護士。高城は弁護士の女性に勝てない。 いつもデータ入力だけで、捜査もせず、定時に帰る舞だが、事件のきっかけ、今回は情報収集元を紹介したりと、何かとひきがあるのが面白い。 高城と愛美のコンビがいい。
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今回も楽しく読めました。今回も失踪者を見つけるだけでは終わらず別の事件と絡んでました。中々全員が活躍するには難しいですが、出来ればそうなって欲しいです。あの変な娘もそろそろ活躍して欲しいです。
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母親から失踪課へ、大学の理事をしている息子が行方不明になっているので探して欲しいと依頼があるも、大学側からの圧力がかかったのか、届けをとりさげます。 その後まもなく本人は見つかるのですが、さて、この事件はどんな事件につながっていくのか? 終わりがちょっと中途半端かなぁみ...
母親から失踪課へ、大学の理事をしている息子が行方不明になっているので探して欲しいと依頼があるも、大学側からの圧力がかかったのか、届けをとりさげます。 その後まもなく本人は見つかるのですが、さて、この事件はどんな事件につながっていくのか? 終わりがちょっと中途半端かなぁみたいな感じでした。
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警視庁失踪課・高城賢吾 シリーズ第3弾。 書き下ろしです。 大学の理事長が疾走し、その母親が捜索を依頼するが、大学は拒否的で、捜索を依頼した母親までも捜査に消極的に。 時を同じくして、捜査を依頼されていた短大の事務幹部が仙台で遺体となって発見され、自殺と判断される。 ...
警視庁失踪課・高城賢吾 シリーズ第3弾。 書き下ろしです。 大学の理事長が疾走し、その母親が捜索を依頼するが、大学は拒否的で、捜索を依頼した母親までも捜査に消極的に。 時を同じくして、捜査を依頼されていた短大の事務幹部が仙台で遺体となって発見され、自殺と判断される。 その大学の出身母体の本拠地は仙台であった。 捜査員達は何かを感じながら、事件の真相が分からないまま、理事長達を追いつめていくと、現在の大学の複雑な状況が事件の背景にあった。 段々、途中から失踪課の仕事から逸脱していっているような・・・ 次作に期待します。
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警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ第3弾。 堂場さんの書く警察シリーズはどれも登場人物がカッコよく、次から次へと手に取ってしまう。 今作で失踪した大学の理事長は愛する人のためには全てを擲ってもいいと考える情熱的な一面を持った人。 対して想いを寄せていた女性は昔から上昇志向が強くて、高...
警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ第3弾。 堂場さんの書く警察シリーズはどれも登場人物がカッコよく、次から次へと手に取ってしまう。 今作で失踪した大学の理事長は愛する人のためには全てを擲ってもいいと考える情熱的な一面を持った人。 対して想いを寄せていた女性は昔から上昇志向が強くて、高城の考えるように、あくまでビジネスで有利に立ち回るために理事長の気持ちを利用していただけなのかも。 そう考えると理事長の取った行動は悲しさだけが残るなぁ。
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次も気になってしまいます。 失踪課が順調に動き出しているって感じです。 一人一人個性?が強くまだわからない部分もありつつ やはりそれぞれが失踪課には無くてはならない人物のように思えてきました。
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シリーズとして安定期に入っているのでハズレなく読めるのだけれど、高城が抱えるネガテイブな性格が妙な方向に曲がってきたようでいただけません。 愛娘を見つけられなかった自責による自滅志向から、加齢を言い訳にしたマイナス志向に。 40代後半で老け込むか否かは意識次第だと、尻を叩いてやり...
シリーズとして安定期に入っているのでハズレなく読めるのだけれど、高城が抱えるネガテイブな性格が妙な方向に曲がってきたようでいただけません。 愛娘を見つけられなかった自責による自滅志向から、加齢を言い訳にしたマイナス志向に。 40代後半で老け込むか否かは意識次第だと、尻を叩いてやりたい。
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今までほどではないが、やはり面白い。毎回違った感じの話であるのがいい。娘の話はどうにかなるのであろうか。
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今回の事件の発端は、大学理事長の失踪(?)。 シリーズものを読むというのは、安心感と安定感で、まるで旧友と会うかのような感覚かもしれない。 一定のリピーターを確保でき、作家、出版社とも営業上欠かせない戦略ともいえる。 「訳アリの人間ばかり集まった」という失踪課シリーズも、主人公は...
今回の事件の発端は、大学理事長の失踪(?)。 シリーズものを読むというのは、安心感と安定感で、まるで旧友と会うかのような感覚かもしれない。 一定のリピーターを確保でき、作家、出版社とも営業上欠かせない戦略ともいえる。 「訳アリの人間ばかり集まった」という失踪課シリーズも、主人公はじめそれぞれ魅力的な脇役がそろっており、また次の巻へと手が出てしまう。 高城の今回の相棒は、明神愛美。異動当初から比べ、大分たくましくなって、そういう成長の足跡を見られるのも、シリーズものの魅力。 7年前から行方不明になっているという、高城の娘綾奈の動向も気になり、最終巻まで付き合ってしまいそう。
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