自分らしいキャリアのつくり方 の商品レビュー
・横型のリーダーシップが必要(レバレッジメモ行き) ・組織の壁を越えて自分の権限が及ばない人たちを巻き込んで問題解決にあたる「横型のリーダーシップ」が求められる。 ・それは自分とは上下関係にない人たちを説得し、同じ目的に向かって動かす組織横断型のリーダーシップ。 ・それを発揮する...
・横型のリーダーシップが必要(レバレッジメモ行き) ・組織の壁を越えて自分の権限が及ばない人たちを巻き込んで問題解決にあたる「横型のリーダーシップ」が求められる。 ・それは自分とは上下関係にない人たちを説得し、同じ目的に向かって動かす組織横断型のリーダーシップ。 ・それを発揮するには、自分と違うバックグラウンド/計画/目標をもった人たちの、多様な価値観や感じ方や行動様式を理解し受け入れる感受性や、その人たちを説得し行動を起こさせるコミュニケーション能力、さらには人間関係に対する細やかな気配りなどが不可欠。 ・縦型のピラミッド組織では、権限や上下関係のないところで人を動かす発想そのものがないので、身につかない。 ・習得するには、名刺を使えない仕事以外のところで横のリーダーシップを揮うトレーニングをしておくこと。
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キャリアについて、年齢・性別・ライフスタイル関係なく、汎用性の高い内容を伝えている一冊。 もちろん心持ちとして、得意を2つ作れ、とか、受動的になるな、とか、仕事以外に仕事で活かせる能力は磨かれる、とか持っていたらいいな、とあらためて認識したものもあったが、この本を読む対象者が就職控えている大学生向けなのかな? あまり、病気とかキャリアを綺麗に積み上げられていない自分にとっては、参考にならず…。 ただ、この著者自身がさまざまな経歴の持ち主であることから、具体的な例のお話の引き出しは多くて、読んでいて「へ〜。」と楽しく読めた。
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キャリアに対して受け身であった事に気付かされた。主体的に取り組もうという意欲が湧く内容であった。 以下記憶に残った事 やりたい事を絞らず、やりたくない事を減らし、数多の経験をし、やりたい事に気づける事が理想 一つの専門性に特化するのではなく二番目に得意な事も深掘りしてやって...
キャリアに対して受け身であった事に気付かされた。主体的に取り組もうという意欲が湧く内容であった。 以下記憶に残った事 やりたい事を絞らず、やりたくない事を減らし、数多の経験をし、やりたい事に気づける事が理想 一つの専門性に特化するのではなく二番目に得意な事も深掘りしてやってみる 自分の興味あることは諦めず勉強、情報収集を続ければ、いつかキャリアに関わることがあるかも 周囲がもっていないスキルを先行して持つことは有効
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1 ワークライフ 仕事ばかりしていると仕事に必要な能力が身につかない 仕事と私生活はバランスではなく統合が重要 人生で大切なことは二つ以上ある 日本の男は自分の求められている役割を誤解している デメリットは事前に見えやすいが、メリットはあとからわかる スローキャリアという生き方は...
1 ワークライフ 仕事ばかりしていると仕事に必要な能力が身につかない 仕事と私生活はバランスではなく統合が重要 人生で大切なことは二つ以上ある 日本の男は自分の求められている役割を誤解している デメリットは事前に見えやすいが、メリットはあとからわかる スローキャリアという生き方は、仕事よりも生活重視では実現できない お金を大切にしてはじめて精神的豊かさが手に入る 嫌いなものリストを減らす努力が楽しいことをふやす 2 能力開発 追い込まれないと開発されない基礎能力もある 魚は対面販売で買え 遊ぶ能力が低いと仕事も楽しめない 自分がされてイヤなことは他人にしてはいけないでは不十分 意思決定を無理に論理的にしようとすると裏目に出ることが多い 他人に教えることができてはじめて習得したといえる いま何を知っているかよりも、新しいことを学ぶ能力が大切 3 キャリア形成 新しい環境には適応すれど同化せず キャリアは目標ではなく習慣でつくられる キャリアの舵取りはキャリアフェーズのネ—ミングで行う 辺境の仕事・辺境の組織がキャリアを強くする 好きなことと向いていることは違う 仕事選びや会社選びと同じくらい場所選びは重要 二番目に得意なことをする いまの仕事と関係なくても、テーマを追いつづけることでいつかそれが仕事になる 4 ジョブデザイン 仕事には枠をつくるのではなくのりしろをつくる 見えない化する社会だから見える化の努力が求められる 目標を達成することがよいとはかぎらない 結婚はだれとするかより、したあとが重要 自分の仕事をプロフェッショナル化する 知らないからとれるリスクもある 5 ネットワーク形成 情けはあるが義理はない沖縄に学ぶ開放的ネットワーキング 転職するたびに人脈をふやす人と失う人がいる 人にどう思われたいかを意識することがセルフブランディング 部下は上司の人間観の鏡である 予期せぬチャンスは親しくない人からやってくる 信頼という能力は面と向かわないと育まれない 6 組織のなかでの成長 日本一長い朝礼で感情脳を緞える 教えるほうが教わるほうより偉いわけではない 人を育てる意識より人が育つ環境 部下は上司だけによって育てられるものではない 自分に向いている仕事が何かは自分ではわからない 7 組織の見極め方 就職は仕事選び以上に組織選び グローバル化の障害は日本人か日本企業か 人を大切にするのではなく、どう大切にするかが重要 人事に哲学があるかではなく、会社や事業に哲学があるかが重要である
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キャリアを作る上での格言をまとめた本 これだけ書くと何個かは良いこともある リーダー必要なのは思考・行動特性、試練を乗り越える過程で身につける 無駄のない合理的キャリアは存在しない 最初の段階では仕事そのものにのめり込む 給与は仕事の満足度と正の相関関係がある 社交動機、理解動...
キャリアを作る上での格言をまとめた本 これだけ書くと何個かは良いこともある リーダー必要なのは思考・行動特性、試練を乗り越える過程で身につける 無駄のない合理的キャリアは存在しない 最初の段階では仕事そのものにのめり込む 給与は仕事の満足度と正の相関関係がある 社交動機、理解動機、達成動機、影響動機、伝達動機、感謝動機 自律的に学ぶ能力を持つ人のほうがキャリア生産性が高い キャリアにフェーズごとに名前をつける 天職、動機が能力として発揮でき、意味ややりがいを感じられる仕事 ライフテーマを追い続ける、人生のテーマを活かせないかを考える 付いた仕事で自分の動機を活かす働き方をする 自分の仕事の顧客と提供価値を定義 環境:チャレンジ度、上司の支援、成果意識、学習の見える化、事例共有、横のつながり
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2009年の出版。高橋先生の考え方ダイジェスト版といってよい。 昨年の講演会で言われていた沖縄の例もこの本で紹介されている。 ジェラート、シャイン、クランボルツの引用もあり。 ジェネラリスト、スペシャリスト、プロフェッショナル というお馴染みのキーワードも。
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今さらながら、はっとさせられることが多かった。何年か前に読んだ気がするがまるで気がつかなかった部分に気がつく。自分の行動やキャリアの考えを、さらにもう一段外側から客観的に考えられる本。おすすめです。 今が人生の節目かなと思う時に是非読みたい本。タイトルが全てワンメッセージで表現...
今さらながら、はっとさせられることが多かった。何年か前に読んだ気がするがまるで気がつかなかった部分に気がつく。自分の行動やキャリアの考えを、さらにもう一段外側から客観的に考えられる本。おすすめです。 今が人生の節目かなと思う時に是非読みたい本。タイトルが全てワンメッセージで表現されていて、プレゼン感覚で読むことができる。金井先生の「働く人のためのキャリアデザイン」と併せて読むと良いと思う。新しい能力を身につけることを余儀なくされるような未来志向のキャリア開発を意識していきたい。
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独創的なキャリアに関する書。 ただし観点は秀逸。 1.ワークライフ ・脳機能には「感覚」「直観」「思考」「感情」がある。現代ではいずれに能力が偏りやすいため、バランスを取る必要がある。 ・動機とは内面から自然に湧き上がるもので、その人固有のもの。18歳を過ぎると変わらない ・能力や動機の統合的活用 ・どれか1つではなく大事なものはすべて大事 ・人間には行くところと帰るところの2つの場所が必要 ・意思決定を避けていると行動を起こした人だけが手に入れるメリットは永遠に自分のものにならない ・主体的か受け身か、その人への仕事への姿勢がどれだけ学ぶか ・無駄のない合理的キャリアなどない ・仕事そのものを目的としてのめり込んでほしい、お金はついてくる。 ・好き嫌いの多い人は3点のレベルが高い ・やりたいことを絞るのではなく、やりたくないことを減らし、いろいろ経験しながらこれだったのかと気づくことが理想 2.能力開発 ・動機の種類「社交」「理解」「」がある ・動機の合うものには5点、他のものも3点目指す ・キャリアの基本は行動しながら考える。 ・まずは相手ではなく、自分を理解する。大事なのは強い動機と弱い動機。自分と他人とは感じ方が違うことを理解する ・キャリア・結婚では直観に従うべし ☆感情予測機能は、将来の状況をイメージし、自分や周囲の人はどういう感情を抱くかをシミュレートする ・意思決定においては直観を重視し、論理により伝える ・就職や転職の際は過去の業績を活かすよりあえて新しい知識やスキルがないとできる仕事がよい 3.キャリア開発 ・目標は状況に応じて変えるべし ・得意なものを2つ持つとよい ☆自分がずっと興味のあることは細々とでよいから辞めずに勉強や情報収集すべき。ライフテーマが帰結することがある 4.ジョブデザイン ・意識して仕事を見える化する。 ・短期と中長期の両視点を持つ ・就いた仕事で自分の動機を活かす働き方ができたらよい ・自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ ・若いうちにリスクを取れば、将来いたずらにリスクを取る必要はない 5.ネットワーク形成 ・問題の背景を過度に一般化しない ・予期せぬチャンスは開放的な弱い絆のネットワークから生まれる。それには信頼(一貫性)と互酬性が必要。 6.組織の中での成長 7.組織の見極め方 ・同じ業界でも求められる能力は組織により全然違う ・その会社で働く自分の姿をイメージし、どんな気分になるかで判断する ・会社によって人の大切の仕方が違うため、事前に之を見極めることが大事 おわり 経験から学べない悪い姿勢 「受け身」「精神論」「テクノクラート」「やりっぱなし」「歪んだ持論」「頑固」 自分のキャリアを振り返った時、どんな時に充実や挫折を感じたか、その背景にはどんなことがあったかを書き出し、そこから自分の学びや気付きを自分の言葉にする。
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自分は本当はどんなことに興味があって何を追及したいのか?真剣に考えたいと思った。私個人の働く動機はどこにあるのか?改めて考える必要があると思った。
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・現時点の能力よりも、自立的に新しいことを多く学ぶ人の方が生産的。 ・何を知っているかの知恵よりも、無意識ながら行動に移したことが老後の幸せに影響する。足りないものを意識かに持ってくる。それを3ヶ月から6ヶ月かけてトレーニングすれば無意識習慣となる。 ・自分の動機を活かして働き方...
・現時点の能力よりも、自立的に新しいことを多く学ぶ人の方が生産的。 ・何を知っているかの知恵よりも、無意識ながら行動に移したことが老後の幸せに影響する。足りないものを意識かに持ってくる。それを3ヶ月から6ヶ月かけてトレーニングすれば無意識習慣となる。 ・自分の動機を活かして働き方ができれば内容に関わらず、誰もが満足感を得易い。 ・そこにリスクがあると分かっていても、若いうちはあえて取りにいくべきである。
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