自分らしいキャリアのつくり方 の商品レビュー
日々の雑務に追われてキャリアの「節目」すら認識しずらい現代の私達にとって、ターニングポイントで人生の主導権を自らの手に取り戻すことが重要と説く。その際に参考となる44のポイント集。あくまでも「自律」による自分らしさを探求し、自分の経験を自分で振り返って「持論アプローチ」を行うと共...
日々の雑務に追われてキャリアの「節目」すら認識しずらい現代の私達にとって、ターニングポイントで人生の主導権を自らの手に取り戻すことが重要と説く。その際に参考となる44のポイント集。あくまでも「自律」による自分らしさを探求し、自分の経験を自分で振り返って「持論アプローチ」を行うと共に、実は毎日の積み重ねがキャリアを形成していく。そんな一見当たり前のことを改めて気付かせてくれる数々のヒントがちりばめられている。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 「仕事ばかりだと仕事に必要な能力が身につかない」「好きなことと向いていることは違う」「チャンスは親しくない人からやってくる」―いまの働き方は見直すべきだとわかっていても、毎日が忙しくてゆっくりと考える暇もない私たち。 けれども自分らしいキャリアを求めるかぎり、進路に思い悩む節目は必ずやってくる。 そんなときに役立つ44の大切なヒントを本書は紹介する。 「ワークライフはバランスではない」「就職は業界ではなく会社で選べ」「キャリアは目標ではなく習慣でつくられる」。 常識を覆すキャリアメッセージ。 [ 目次 ] 1 ワークライフ 2 能力開発 3 キャリア形成 4 ジョブデザイン 5 ネットワーク形成 6 組織のなかでの成長 7 組織の見極め方 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
Posted by
社会人でもない自分がこの本を手に取った理由は、これから就職活動を迎えるにあたって自分はどういった社会人として組織の中で働き、社会に貢献し、また家族というコミュニティとどう接していきたいのかを考えるにあたってキャリアという1つのキーワードを問題として取り上げ、著者の経験等から役立つ...
社会人でもない自分がこの本を手に取った理由は、これから就職活動を迎えるにあたって自分はどういった社会人として組織の中で働き、社会に貢献し、また家族というコミュニティとどう接していきたいのかを考えるにあたってキャリアという1つのキーワードを問題として取り上げ、著者の経験等から役立つ44の大切なヒントを紹介してくれている。 全てが大切であるとは思わないが、44のヒントの中から良いヒントは人それぞれに見つかるはず。44もヒントがあるので抽象性も高いが、その分だけ参考になる内容が該当する確率は高いのではないだろうか。
Posted by
動機を整理して特定のひとつか二つを五点満点にする。残りも三点は死守することで信頼される人間になる。自分には一点の動議が多くある気がする。
Posted by
読みやすかった。 参考になる内容・言葉があり、改めて考えさせられることがあった。 就職活動中なので、入りたい企業を見つけるヒントにもなった。
Posted by
自分はこれからどうやって生きていきたいのか。それを考えたくて読んだ。 そしてスローキャリア思考というのを知った。 仕事と私生活のバランスをとりながらのんびり働くという意味ではない。 仕事のやりがいや、それ自体の充実感を大切にしながら質を高めていくという意味。そしてゆくゆくは、私生...
自分はこれからどうやって生きていきたいのか。それを考えたくて読んだ。 そしてスローキャリア思考というのを知った。 仕事と私生活のバランスをとりながらのんびり働くという意味ではない。 仕事のやりがいや、それ自体の充実感を大切にしながら質を高めていくという意味。そしてゆくゆくは、私生活が仕事に活きる好循環を作っていく。 そんな風に生きていきたい。仕事を、単なるお金儲けの手段にしたくない。
Posted by
読了して記憶に残っているのは、作業の見えない化が進むIT社会の現在には、それぞれが孤立しがちである。そしてその傾向は家で一人育児する主婦にも同様であることを忘れてはならない。ビジネス本で家庭を顧みてしまいました。あとはサウスウェスト航空に興味津々。靴下の穴の大きさコンテストって、...
読了して記憶に残っているのは、作業の見えない化が進むIT社会の現在には、それぞれが孤立しがちである。そしてその傾向は家で一人育児する主婦にも同様であることを忘れてはならない。ビジネス本で家庭を顧みてしまいました。あとはサウスウェスト航空に興味津々。靴下の穴の大きさコンテストって、すごい…。他の指摘ポイントはわりとビジネス本にありがちな内容でした。
Posted by
キャリアマネジメントの専門家で慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)でも教鞭をとる筆者。 キャリア形成で重要だと思う点を短い文章でポイントを押さえてまとめている。 これからのキャリアでは横断的にプロジェクトをまとめるといった人材(横型リーダーシップ)が求められているということ...
キャリアマネジメントの専門家で慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)でも教鞭をとる筆者。 キャリア形成で重要だと思う点を短い文章でポイントを押さえてまとめている。 これからのキャリアでは横断的にプロジェクトをまとめるといった人材(横型リーダーシップ)が求められているということ[36頁]や遊びが楽しめない人には仕事も楽しめない[59頁]など、なるほどと思うことも多かった。 これからのキャリアには、柔軟性と主体性が大事だということが本書から受けたメインのメッセージだと考えている。 折に触れてまた読み返したい書籍のひとつだ。
Posted by
本書の魅力は様々な例をあげ、わかりやすく、短くまとめているので読みやすいところだ。 自分が関心を持ったキーワードは2章、能力開発にある「遊ぶ能力が低いと仕事も楽しめない」である。ここでは沖縄の磯遊びとダイビングなどを例にあげ、仕事に対しての考え方が書かれている。 1度読み出すと短...
本書の魅力は様々な例をあげ、わかりやすく、短くまとめているので読みやすいところだ。 自分が関心を持ったキーワードは2章、能力開発にある「遊ぶ能力が低いと仕事も楽しめない」である。ここでは沖縄の磯遊びとダイビングなどを例にあげ、仕事に対しての考え方が書かれている。 1度読み出すと短い文章の中でなるほどの連続でサクサク読めてしまい、読み終わった頃にはこれから自分らしさをどうつくっていくかを考える事ができ有意義であった。
Posted by
著者がキャリア形成において重要だと考えるポイントを44つ解説したもの。各ポイントは基本的に著者の経験から導き出されているが、学術的知見等を用いてそれぞれの根拠付けをしっかり行おうとしてある。 一つ目のポイントは、「仕事ばかりしていると仕事に必要な能力は身に付かない」という一般常...
著者がキャリア形成において重要だと考えるポイントを44つ解説したもの。各ポイントは基本的に著者の経験から導き出されているが、学術的知見等を用いてそれぞれの根拠付けをしっかり行おうとしてある。 一つ目のポイントは、「仕事ばかりしていると仕事に必要な能力は身に付かない」という一般常識からは考えにくいもの。しかし読み進めていくうちに納得させられて行く。同様に、直感とは少し外れた話も多いため、本書を読むことでキャリア形成についての視野が広がる。 個人的に最も印象に残ったのは、ポイント17の「キャリアは目標ではなく習慣で作られる」というもの。ここでは打算的キャリア形成の非現実性が強調されている。目標設定は人によってはモチベーションの向上を通じてプラスに働くが、達成に至る道筋を詳細に決めすぎるのはキャリア形成の幅を狭めてしまうという意味で大きなマイナスになり得るようだ。そして自らのキャリアの幅を広げ得るのは、やはり習慣(つまり日々の行動パターン)であると言う。キャリア形成と言うと、机の上であれこれと考えることに終始してしまいがちであるが、それはどうやらあまり有効では無いようだ。自らが満足行くキャリアを形成していくためには、日々の習慣をコントロールすることを通して、行動を変化させていかねばならない。 最近感じることは、行動を変える難しさ。思考は行動に影響するとは言うものの、思考を変化させるだけでは十分では無い。習慣化を上手く利用して行動を変化させて良く必要がある。
Posted by