連舞 改訂新版 の商品レビュー
大好きな有吉佐和子さんの。日本舞踊家元の妻の話。有吉佐和子さんの作品にしてはパンチに欠ける。でも好きな世界の話なのですぐ読める。
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連舞(つれまい)・乱舞(みだれまい)の前編。 絶版になったと思っていたら、こんな表紙になっているのにびっくり。(でも本屋でみかけない) 踊りという特殊な世界で生きる女の話。有吉さんの文章は踊り物、芸者ものでも読みやすいし、ぐっと読ませるし、とても好きです。 踊りの師匠を母にも...
連舞(つれまい)・乱舞(みだれまい)の前編。 絶版になったと思っていたら、こんな表紙になっているのにびっくり。(でも本屋でみかけない) 踊りという特殊な世界で生きる女の話。有吉さんの文章は踊り物、芸者ものでも読みやすいし、ぐっと読ませるし、とても好きです。 踊りの師匠を母にもつ才能のない姉と、家元との間に生まれた天才少女の妹。姉はどうやって生きていくのか。 保存版です。
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以前に読んだ「乱舞(みだれまい)」以前のお話。ちなみに「れんぶ」ではなく「つれまい」と読む。 やっぱり有吉佐和子の描く女達には粟肌が立つ。いわゆる「女の争い」だとか「女は化物」とかそういう陳腐な概念から想像してもらっては困るのだが、とにかく彼女の描く女は美しく、また怖ろしい。 ...
以前に読んだ「乱舞(みだれまい)」以前のお話。ちなみに「れんぶ」ではなく「つれまい」と読む。 やっぱり有吉佐和子の描く女達には粟肌が立つ。いわゆる「女の争い」だとか「女は化物」とかそういう陳腐な概念から想像してもらっては困るのだが、とにかく彼女の描く女は美しく、また怖ろしい。 橋本治が、「昔の女にはすごい抑圧があって、それに耐えてて、時々ふうってなるから美しいんだよ〜ん」みたいなことを言ってたのを思い出した。懐古趣味に走って現代の女がどうこう言うつもりはないが、抑圧がないところに美しさがないというのは分からんでもない。 乱舞を読み返したくなったが、家に見当たらない。残念。
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