十字軍 の商品レビュー
前兆と胎動 勧説とその反響 東方遠征 聖地の解放 十字軍の理想と現実 凋落と破局 著者:橋口倫介(1921-2002、東京都、西洋史学者)
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「できるだけ紙幅をさいて原典に語らせる形式」と著者自らが、あとがきで書く通り、十字軍を研究した文献からの豊富な引用が特徴となっている。1974年の本なので、十字軍を語るにおいて、人類史において肯定せざるべき、「戦争」について考えるというスタンスである様に見受けられた。
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[ 内容 ] 異教徒からの聖地エルサレム奪回の名の下に、十一世紀末から十三世紀後半にかけて、キリスト教徒による遠征がくり返し行なわれた。 その実態はどんなものであったか。 彼らはいかなる動機でどのような過程をへて東方に向ったのか。 イスラム側はそれに対してどう反応したか。 その理...
[ 内容 ] 異教徒からの聖地エルサレム奪回の名の下に、十一世紀末から十三世紀後半にかけて、キリスト教徒による遠征がくり返し行なわれた。 その実態はどんなものであったか。 彼らはいかなる動機でどのような過程をへて東方に向ったのか。 イスラム側はそれに対してどう反応したか。 その理想と現実の姿を明らかにし、従来の聖戦観の打破を試みる。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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