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発想の視点力 の商品レビュー

4.1

22件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2019/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アナロジーやwhy型思考などといった発想のヒントや、、それに関連する具体例、原理原則例が多数おさめられた良著。 この本だけで大きくレベルアップすることはないが、その後自分を磨き続けるヒントをくれる良著。 メモ。 ・発見のための4つの比べる視点 1 広く比べて矛盾を探す 2 広く遠く比べて不変や変化を探す 3 例外と比べる 4 周縁、その他と比べる ・最初のヒアリング目的は差や矛盾を浮き彫りにし、深掘るところをきめていくこと。決して共通点ではない。 ・10年ではなく、100年、1000年で比べてみる。 大きな時系列でみて、変わったもの、変わらないものを見極める。キリンとアサヒのたたかい。 ・雑誌新聞の内容は一過性のものであるため、その枠を外して時系列で見つめ直してみる。タテで比較する ・または同時期に多数の視点からヨコで比較する。 ・人の価値観を図るためのとい  資源配分 何に一番時間やお金を費やしているか  トレードオフ 何を選んで、何を捨ててきたか

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2019/05/25

・比べる、ハカる、空間で観る ・例外から本質を見抜く、カン、バラして繋ぎ直す、普遍化、JAH法で深掘りする

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2012/09/09

東大、BCG,アクセンチュアという経歴を持つ方の考え方のまとめ。 一つの物事に対し、どのように考えをめぐらし実の有るものに結実させていくか、というコツが書かれている。また時間を置いて改めて読むべき本。 以下抜粋。 ・ブレストで発散させるだけではなく、そこからの発見力が必要。 ...

東大、BCG,アクセンチュアという経歴を持つ方の考え方のまとめ。 一つの物事に対し、どのように考えをめぐらし実の有るものに結実させていくか、というコツが書かれている。また時間を置いて改めて読むべき本。 以下抜粋。 ・ブレストで発散させるだけではなく、そこからの発見力が必要。 ・全体俯瞰をする、鳥の目と、限りなく対象に近づく虫の目の両方が必要。 ・例外や矛盾に真実は潜む。大きな不変と変化に大発見がある。便利な場所にイノベーションは生まれず、強い成約の中にこそ、独創的アイディアが生まれる。 ・幅広く色々な本質を理解して、事例を学んでいること。そしてマイノリティであることの寂しさや恐怖に耐えられること。それらが比べる視点を支えてくれる。「 ・自分の会社のサービスが本当はどう使われているのかを観察しよう。満足度を聞くのではなく、満足そうに使っているのかをじっくり見よう。使いやすいですか、と聞くのではなく、不便そうにされていないかを見極めよう。 ・ヒトの価値観をはかるための2つ。 ①その人は何に一番お金と時間を費やしているか ②何を選んで、何を捨ててきたのか。 ・すごい、と思ったものを分析しパターンに迫ること。その本質に迫ること。それを展開するのはJAH法(軸・値・幅) ・みんなと同じだと不安、という感覚こそが発想力の根源 ・同じ子をを3回続けてやることでの限界突破作戦 (運動会での大声競争事例) ・お金の制限と場所の制限が創意工夫を加速させる。 (子供に、家族旅行を計画させる、誕生日パーティーを企画させるなど)

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2012/04/15

タイトルに惹かれて、購入した。 一般的なロジカルシンキングとちょっと異なった感じだが、本筋は同じと思う。ただ、新しい発想を産むための視点として下記の4つと言っているが、分析の観点として、納得です。  1.比べて、共通点でなく「矛盾」を探す  2.広く遠く比べて、「不変」や変化を探...

タイトルに惹かれて、購入した。 一般的なロジカルシンキングとちょっと異なった感じだが、本筋は同じと思う。ただ、新しい発想を産むための視点として下記の4つと言っているが、分析の観点として、納得です。  1.比べて、共通点でなく「矛盾」を探す  2.広く遠く比べて、「不変」や変化を探す  3.「例外」と比べて差を探る  4.「周縁」「その他」と比べて差を探る 良いアイデアを生み出すプロセスは、単なる「発散と収束」ではなく、「発見・選択・探求・組み合わせ」というのは同調できる。 この手の本のなかで、読みやすい本と思います。

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2011/01/23

タイトルがまずイイなぁ~と感じました。 「発想力」じゃなくて「発想の視点力」 発想はいつになってもその重要さは変わらない。 イイ発想を出し続けるには、それができる視点が必要。 その手段をとってもわかりやすく書かれている本。 三谷さんの本は好きです。 自分に合っているなと思う...

タイトルがまずイイなぁ~と感じました。 「発想力」じゃなくて「発想の視点力」 発想はいつになってもその重要さは変わらない。 イイ発想を出し続けるには、それができる視点が必要。 その手段をとってもわかりやすく書かれている本。 三谷さんの本は好きです。 自分に合っているなと思う。 コトバがすっと入ってくるし、具体事例の数と本論とのバランスが絶妙。 これ、後からAmazonキャンペーンでいただいたボツ原稿で知ったのですが、 書きたいことをしっかり残し伝えるために 仕方なく削除された事例のお話も多かったようです。 考えられて設計されているからバランスが絶妙なんですね(^^ とっても読みやすいんですけど・・・ 読みながらすぐに自分の思考の世界に飛んでしまって・・・ なかなか進みませんでした・・・(^_^;; 自分とリンクするところがやたらと多いので、考えふけってしまうのです(笑) この本は「比べる」「ハカる」「深堀る」の3本柱で成り立っています。 この柱を軸にビジネス書の体裁をなしながら、 教育本だなぁと思いました。 親に、教育担当やマネジメント層に読んで欲しい本。 もちろん、発想の術を身につける視点もたくさんですが、 ヒトを育てる人への、育てる環境はどうあるべきかを伝えているように感じられるのです。 私はこの本を読んでいて、自分の育った環境に感謝しました♪ そして、なんだか「うるっ」ときてしまいました。 親はちゃんと考えて育ててくれたんだなと。 すごく環境に恵まれて育ったことを痛感しました。 自分の思考の飛びっぷりをいつも楽しんでいるのだけど、 (飛躍して何かにくっつけられた瞬間が楽しい 笑) それができるようになったのも、育った環境が起因していると思う。 ということで、読むと、なんとなく私の育ちが見えたりして・・・?!笑 あと、ピックアップしたいリンク部分。 ■エスノグラフィー 三谷さんのお手伝いの話を聞いたときに、もしかしたら?と思っていたけど やっぱり登場しました! この手法、私も大PUSHです!! 登場する事例は博報堂の田村さんの案件。 #ご本人と会い、このお話を伺ったことがあるので、本で出逢うとなんともいえない不思議な気分になります。 似たような部分に、 超現場主義! な話がたくさんあります。 私も現場主義ですが、まだ甘いなぁーーーと思いました。 もっと徹底的にいこー! ■周縁からビジネスが生まれる 『次世代マーケティングプラットフォーム』 http://bit.ly/3r2ejE にも書いてある視点。 エスノのフィールド設定も似たような部分があるけど、 「周縁」を観察したり比較するのは何かを発見する手がかりだと思う。 ■「ハカる」 特にまだまだだなぁと痛感。 ハカっているようでハカっていない。 #『戦略プロフェッショナル』でもハカっている場面で「おおー!」となった。  数ある得意先を規模別などにハカって分類、  そして攻めるフィールドを決めていた。 私もですが、日本人には、このハカる力が不足しているのかも。 「やっているつもり」になっていることが多いような気がします。 三谷さんが言ってた、すぐにハカる行動に移す! ホント、これが重要だと思う。 今日から定規もちゃんとペンケースに入れよっと。 ■問題の再定義 流されることが多いし、わざと流すように仕向けている人もいるこの世の中。 問題の再定義はとても重要だと思う。 で、それをする姿勢を身につける必要がある(⇒育てる必要がある) ■大きく時系列で見て変わったもの、変わらなかったもの これ、前からキーワードなんですよね。 こういうの見つけたらほんとちゃんとストックしていきたい。 ■「読書会だって勉強会だって、価値があるのは他人の視点だ。」 この一文、まさにリーラボの良さを言っているように思います♪

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2010/08/17

世に良く言う「発想法」。KJ法に代表されるような「発散と収束」ではジャンプした発想は得られない。自分たちの頭に頼っているだけの「発散」ではダメで、「発見する力」「発見する方法論」が必要だと著者は説く。その方法論として挙げているのが、発想を飛ばすための3つの視点、「比べる」「ハカる...

世に良く言う「発想法」。KJ法に代表されるような「発散と収束」ではジャンプした発想は得られない。自分たちの頭に頼っているだけの「発散」ではダメで、「発見する力」「発見する方法論」が必要だと著者は説く。その方法論として挙げているのが、発想を飛ばすための3つの視点、「比べる」「ハカる」「深堀る」の3点だ。 <1:比べる> 比べる視点には4つある。 矛盾を探す 不変・変化を探す 例外と比べる 周縁・その他と比べる ユニークな答えを発見するためには 共通点ではなく、矛盾・変化・不変を見つける メジャーではなく、マイナーなものを比べ、その差の理由を見つける ことが必要で、そのためには上述のような視点が必要だということだ。共通項にはとびぬけたものはない。例外や矛盾から逃げず、それらを真摯に見つめ、なぜそれらが例外・矛盾なのかをトコトン考える。ジャンプした発想を生み出すには、こういう姿勢が重要なのだと感じた。また、文中の例に出てくる「Undo分析(**しない人分析)」という視点は是非自分も取り入れていきたいと感じた。 <2:ハカる> 対象はどうあれ、定量化して客観的に数字で見ること。数字にしなくても、あいまいなものを具体化できれば、それでも良い。ハカる視点には以下の3つがある。 行動でヒトをハカる 目利きのカンで未来をハカる 塊をバラしてつなぎ直してハカる 「行動でヒトをハカる」というのは、言葉(インタビューやアンケート)に頼らず、ヒトの行動そのものに尋ねること。ヒトが環境を気にしているかどうかは、「環境を気にしている」という言葉ではなく、具体的な行動(本当にエコバックを持って買い物に行っているか、とか)で判断すべき、ということ。行動を観てユーザーを調査する手法を「エスノグラフィー手法」と言うのだそうだ。そうやってヒトの行動をハカることで 資源配分:ヒトは何に一番時間やお金を費やしてきたか トレードオフ:そのヒトは何を選んで何を捨ててきたのか がわかる。この2つをじっくり見ていけば、その人の大事なことが何か、わかるはず。 <3:深堀る> ここでは、筆者がJAH法と呼ぶ、空間視点で見る発想法が紹介されている。方法としては 「軸」:まず、ある対象物に対する軸(属性・切り口)を考える 「値」:対象物が軸の中でどういう値をとっているかを考える 「巾」その値がとりうる値をすべて考える という順で考えるもの。このやり方、ちゃんとした「軸」を出せれば強力だろうが、まともな「軸」が出ないと悲惨な結果に終わりそうだなー。ただ、軸が出せれば、「値」「巾」のところでオプション出しの漏れはでにくいやり方なので、効率がいいのだろうと思う。私は3×3マトリクスを使ったアイデア出し手法(なんというやり方なのかは知らない・・・)をよく使う。ブレスト的に発想を広げるには良いやり方だと思っているが、広げ方が十分かどうかが分かりにくいのが難点。両方の手法を使えれば、より効率的にアイデア出しができるように思う。

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2010/06/20

比べて「矛盾」を探す 広く遠く比べて「不変」「変化」を探す 「例外」と比べる 「周縁・その他」を探り比べる ヒトは聴かずに「観て」ハカる 未来は目利きの「カン」を定量化してハカる 塊は「バラして」つなぎ合わせてハカる JAH法 Jiku 軸 パラメータ Atai 値 Haba...

比べて「矛盾」を探す 広く遠く比べて「不変」「変化」を探す 「例外」と比べる 「周縁・その他」を探り比べる ヒトは聴かずに「観て」ハカる 未来は目利きの「カン」を定量化してハカる 塊は「バラして」つなぎ合わせてハカる JAH法 Jiku 軸 パラメータ Atai 値 Haba 類似値

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2010/06/19

三谷さんの本は軽快でスマートで読みやすい。今回も楽しく励まされることができた。 今回は他人と違う、尖がった視点を得ることをテーマに、比べる、ハカる、深堀する、の3スキルを解説していく。比べるといえばサラリーマンたるもの、普通は「前例」とか「同業他社」と比べることが多い。去年はこ...

三谷さんの本は軽快でスマートで読みやすい。今回も楽しく励まされることができた。 今回は他人と違う、尖がった視点を得ることをテーマに、比べる、ハカる、深堀する、の3スキルを解説していく。比べるといえばサラリーマンたるもの、普通は「前例」とか「同業他社」と比べることが多い。去年はこうやった、慣習ではそうだ、ライバルはこんな新商品を・・・と。しかし、独創的なアイデアを得ることが目的であれば、そこで満足してはいけない。あえて変わったものと比べてみる、比べて矛盾を探す、そういう変わり者の発想の中から、イノベーションは産まれてきたのだと気づく。 ヴェーゲナーを殺したWhyとHowという話も面白い。アフリカ大陸西岸と南米大陸東岸を見比べて大陸移動説を直感した20世紀初期の気象学者は、根拠は何か、どうやって大陸が動くのか、という論駁の前に屈してしまう。アイデアを奨励するのであればまずはハカって見つけることが重要なのであり、理由や手段を問い詰めて潰すことはいつでもできるのだから後回しにする、という懐の深さが重要である。 三谷さんの話に説得力があるのは、本当によく考えているから、そしてコンビニの棚を定点観測するとか、地道な努力を重ねているから。ただ「新しいことを考えろ」だけではなかなか難しいが、こんなやり方もあんなやり方もあるから楽しく考えてみようよ、という前向きさがいいと思う。

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2010/05/28

発送法の本はいくつも出てますが、本書は着眼点(発見力)も含めて、発想することを構造的・論理的に書いてあります。ですが、読みやすくでも、1回では理解できていない部分もある本です。 何度も再読したいと思わせてくれる本です。

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2010/03/31

発想を飛ばす3つの視点 1:比べる →共通点ではなく「矛盾」、広く遠く比べて「不変」「変化」を見つける →中心や多数派ではなく「例外」や「周縁」、「その他」を比べて差を探る 2:ハカる →人はハカラずに思い込みで進む生き物、ハカるだけで大発見がある →人は行動、未来は目利きの...

発想を飛ばす3つの視点 1:比べる →共通点ではなく「矛盾」、広く遠く比べて「不変」「変化」を見つける →中心や多数派ではなく「例外」や「周縁」、「その他」を比べて差を探る 2:ハカる →人はハカラずに思い込みで進む生き物、ハカるだけで大発見がある →人は行動、未来は目利きのカン、ヒットゲームソフト、初期でだめなものを8割見抜ければよし! →塊はバラしてつないでハカる。顧客が意思決定をする「真実の瞬間」を見極めよ。 3:深掘る →アイデアは普遍化 →発見、選別、分析、組み合わせる →JAH法(軸、値、巾) あと、私に子供が生まれたら発想力を養うために小学校時代には ・人と違うことを褒めてあげる →人と違うことが素晴らしい、という意識づけ ・予算5000円で母の日の企画、予算3万円で一泊二日の家族旅行の企画を任せる、家事手伝い、をさせる →自由度の高い遊び+ある程度の制限 をしたいな、と思った。

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