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発想の視点力 の商品レビュー

4.1

22件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

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2010/03/31

B09034、B09035 2回続けて読んだ。 (1回目を読んで、講演を聞き、再度読んだ) <1回目のレビュー> さすが、三谷さんの本。 示唆が溢れまくってる! 比べる ハカる 深掘る どの部分もなるほどな!って思った。 JAH(軸 値 幅)は、難しいと感じた。...

B09034、B09035 2回続けて読んだ。 (1回目を読んで、講演を聞き、再度読んだ) <1回目のレビュー> さすが、三谷さんの本。 示唆が溢れまくってる! 比べる ハカる 深掘る どの部分もなるほどな!って思った。 JAH(軸 値 幅)は、難しいと感じた。 軸の出し方がポイントなんだろうな。 <2回目のレビュー> 先日、著者の三谷さんをお招きしての出版記念セミナーを 開催していただいた。 元々は、最近GEC(グロービス公認クラブ活動 グロービス・アントレプレナーズ・クラブ)に 最近参加する学生の多くに「起業ネタの見つけ方が分からない」という 声が多かったので、三谷さんにセミナーを行っていただくことで、 何かを見つけてもらえるのではないかと考えた。 結果的には、自分自身にも発想力がまだまだ足りないことを 実感できたので非常に有益なセミナーとなった。 さて、本の話。 セミナーを終えての再読。 発送を飛ばす3つの視点 1.比べる 2.ハカる 3.深掘る 1.比べる  比べることの重要性、いや「ちゃんと」比べることの重要性  何と比べるのか、比べて何を探すのか  これって結構当たり前の様に感じられるが、出来ていないことが多いと思う。  なんとなく比べて、そこから見えてくるものをなんとなく分かった気になっている  ことって結構あるなと感じた。  比べる4つの視点  1.矛盾を探す、2.不変・変化を探す、3.例外と比べる、4.周縁・その他と比べる  この4つができるためには、範囲を見抜く力が必要だと思う。  どの部分を範囲と捉えるかが定かではないと、4つの視点も持てない。  重要なことだと思う。 2.ハカる  比べると同じく「ちゃんと」ハカる  TTYという考え方は初めて知った「TTY=What then Why」  日本は「否定の文化」というのがある様に感じる。  TTYを意識する/させないと否定が先に来てしまうだろう。  エスノグラフィー手法  これを起業前に行えたらいいよなって思った。  いいなで終わらせないでどうやったらできるのかを考えてみよう。 3.深掘る  セミナーでも話が出ていたが、AHA!だけじゃダメでそこから考えることが  重要というのは言われてみたらそうかもって思った。  JAH法(軸・値・巾)は難しい。  セミナーでも手を動かしてみたが、すぐに使いこなすのは難しそう。  トレーニングが必要だ。  最も難しいのは「軸」をどう設定するかだろう。  まったくもって新しい視点を考えることもアリだが、目の前にあるのに  誰も見えていない、見ていないものを見つけることも重要だ。 最後に、、、  教育での起業を考えている自分にとっては、以下の2つがドンときた  ・大学を選ぶ際の「真実の瞬間」はたった30分以下。たった一言で決まることもある  ・マインドセット式「着想ゲーム」

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2010/03/29

自身の発想力の乏しさを感じたときに手に取った1冊 発想力って、経験の多さ、天性のモノって思っていたが、 著者曰く、 発想力は鍛えられるそう。 比べる・ハカる・空間で観るの3つの視点から着想・拡大する方法を学べます。 ああ、そうか。なるほど。 で終わってしまう人に是非。

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2009/12/12

著者は、有名な三谷氏である。氏の説明はもう必要ないかもしれないが、簡単に言うと 東大—BCG—アクセンチュア戦略統括エグゼクティブパートナーというキャリア。 要は、出来る人って事だ。 内容は、タイトルにある通り“多くの発想”をするための“どのような視点”を 持てばいいのか。それ...

著者は、有名な三谷氏である。氏の説明はもう必要ないかもしれないが、簡単に言うと 東大—BCG—アクセンチュア戦略統括エグゼクティブパートナーというキャリア。 要は、出来る人って事だ。 内容は、タイトルにある通り“多くの発想”をするための“どのような視点”を 持てばいいのか。それについて述べてある。そして、本書が述べていることを 文字通り説明すると、 1例外と比べる 2当たり前をハカる 3要素を深掘る 以上の三点が必要となる。 これは、言い方を変えると1に関しては、例外って実は重要な事が隠されているため、 深く分析する必要があるって事。例えばあるデータの相関を取る時に、大体分布は 楕円状になっているはずだ。その時に、上位方向にずれている値を深く丹念に分析 することで、インサイトが得られるって事。 2は、当たり前と思っていることをちゃんと図る。つまりファクトに仕上げるって事だ。 あいまいにしない。ちゃんと見る、調べる、考えるってこと。 3は、まぁそのまんま。 しかし、そもそもその対象をどのように見つけるのか。なにを不思議に思うのか。 このような着眼点は、一体どのように得られるものなのか。 残念ながらそこまでは、述べられていない。 ただ、ヒントとなるものはあると思う。 それは、筆者の言うπ型人間を目指そうという事だ。これは専門分野が2つある人の 事を言う(T型ではない)。つまり、色々な興味を持つ。かつ、専門分野とはかけ離れた ものに興味を持とうということ。そういったことの積み重ねで、着眼点力なるものに、 磨きがかかると思う。 果たして、私は出来ているだろうか。甚だ疑わしい。 以上

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2012/10/25

いまは見えないものを見つけ出す 発想の視点力 発想力を鍛えるために「比べる」「ハカる」「空間で観る」という三つの方法について書かれた本。比較するものは例外のみにしぼるなど、確かに他の本とは違う視点で書かれていたように思う http://is.gd/2bvpK

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2009/10/18

この本を更新するのを忘れてた! この前、著者の三谷さんのセミナーを受けてきた(09/10/02)。 やっぱり、ライブだと迫力がある。 3時間があっという間に過ぎ去っていった。 セミナーでは、発想力に関するワークがいくつも 用意されていた。 やはり、本で読んで知っているのと、 ...

この本を更新するのを忘れてた! この前、著者の三谷さんのセミナーを受けてきた(09/10/02)。 やっぱり、ライブだと迫力がある。 3時間があっという間に過ぎ去っていった。 セミナーでは、発想力に関するワークがいくつも 用意されていた。 やはり、本で読んで知っているのと、 実際に使いこなせるのとでは、大きなギャップがある。 この本と、姉妹本の「正しく決める力」は何度も読み返したい。

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2009/10/14

■目次 はじめに 問いも答えもそこにある 第1章に進む前に ミューラー・リヤの逆襲 第1章 隠れた問題や答えを発見する「比べる」視点 01 ちゃんと比べることから大発見 割り箸から見えたビジネスチャンス 02 比べる視点1 全体を比べ「矛盾」を発見する 03 比べる視点2 広...

■目次 はじめに 問いも答えもそこにある 第1章に進む前に ミューラー・リヤの逆襲 第1章 隠れた問題や答えを発見する「比べる」視点 01 ちゃんと比べることから大発見 割り箸から見えたビジネスチャンス 02 比べる視点1 全体を比べ「矛盾」を発見する 03 比べる視点2 広く遠く比べて「不変」「変化」を発見する 04 比べる視点3 「例外」と比べて差を探る 05 比べる視点4 「周縁・その他」を探って比べる 06 比べる視点の使い方:顧客分析 07 比べる視点の使い方:自己分析 08 比べる視点を育てるミニトレーニング 第2章に進む前に デルブフの必然 第2章 事実をちゃんと見る「ハカる」視点 09 ちゃんとハカることから大発見 ミッシング・マーケット 10 ハカる視点1 人は行動を観てハカる 11 ハカる視点2 未来はカンを定量化する 12 ハカる視点3 バラしてつなぎ直す 13 ハカる視点の使い方:トヨタと高級腕時計 14 ハカる視点を育てるミニトレーニング 第3章に進む前に フシギの真の姿 第3章 本質を見抜きアイデアを再創造する「空間で観る」視点 15 アイデアを普遍化する 「コップ問題」の本当の答え 16 空間で観る視点の使い方:商品コンセプト展開 17 空間視点を育てるミニトレーニング 終章 「発見する目」の育て方 18 職場で パス・サッカーと人類学者 19 研修・学校・学ぶ場で あえて曖昧な問題を出す 20 家庭から学ぶ 発想の原点「自ら問う姿勢」を作る おわりに ■レビュー ・

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2009/10/07

この人の本は、初めて読みました。 元BCG⇒Accenture⇒PTA会長⇒KIT虎ノ門の教授 と、まあすばらしい経歴ですが、中身読んで納得。書かれている内容もすばらしい本でした。 発想って、ばくとしていてどうしたら身につくのか分からないけど、著者のスタイルはとにかく鍛えろと。 ...

この人の本は、初めて読みました。 元BCG⇒Accenture⇒PTA会長⇒KIT虎ノ門の教授 と、まあすばらしい経歴ですが、中身読んで納得。書かれている内容もすばらしい本でした。 発想って、ばくとしていてどうしたら身につくのか分からないけど、著者のスタイルはとにかく鍛えろと。 でもがむしゃらに鍛えるだけでなく、そのための視点をちゃんと持つことが大事。 よくコンサルの本にあるフレームワークみたいのがなくて、その点も好感でした。 明日からは、ぼくも比べる、ハカる、空間で観る(軸でみる)だ。

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2009/10/07

同じ事象を目の前にしても、それをどうとらえ、どう判断するかによってチャンスが生まれもするし、大切なことを見過ごしたりもしてしまう。そこまでは分かっていても、大事なことをちゃんと見つけられる力がなければ、見過ごしていることすら気づかない。 この本では、発見するための視点や、発見した...

同じ事象を目の前にしても、それをどうとらえ、どう判断するかによってチャンスが生まれもするし、大切なことを見過ごしたりもしてしまう。そこまでは分かっていても、大事なことをちゃんと見つけられる力がなければ、見過ごしていることすら気づかない。 この本では、発見するための視点や、発見したものを掘り下げていく方法を、具体的で、かつ、とても興味深い事例を交えて、教えてくれる。1回目に読んだ時は、実際に三谷さんが関わったであろう事例が面白くて、少し客観的に読んでしまったかもしれない。でも、改めて丁寧に読み返して、日々経験する色々な事象に対して、「比べ」、「ハカり」、「深掘る」ことで、もっともっと発想力を鍛えたい気持ちがおこった。

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2009/10/07

多くの人は答えを見つけると、そこで安心してしまい、考える事をやめてしまう。 非常にもったいないことである。 答えには様々な本質や真実が隠されているはずだからである。 発想力は鍛えられるものらしい。 そのための3つの方法、「比べる」「ハカる」「空間で観る」につてい、著者の視点から鋭...

多くの人は答えを見つけると、そこで安心してしまい、考える事をやめてしまう。 非常にもったいないことである。 答えには様々な本質や真実が隠されているはずだからである。 発想力は鍛えられるものらしい。 そのための3つの方法、「比べる」「ハカる」「空間で観る」につてい、著者の視点から鋭い提言を投げかけている。 考え方が実にユニークで興味深い。 いかに見えない部分から、十分な答えを引き出せるか。この本はハカれる人になるための必需品である。

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2009/10/07

 オレンジ色の冊子に目を見張り、同僚に借りた1冊。  この本の中で注目した点は、調査の方法であった。単なるマーケティング調査ではなく、個別調査。ほんと、個々について、かなり深いヒヤリングを行う。極端な場合は、一緒に生活を送るというものである。そのことによって、本当が見えてくる。...

 オレンジ色の冊子に目を見張り、同僚に借りた1冊。  この本の中で注目した点は、調査の方法であった。単なるマーケティング調査ではなく、個別調査。ほんと、個々について、かなり深いヒヤリングを行う。極端な場合は、一緒に生活を送るというものである。そのことによって、本当が見えてくる。アンケートや、ヒヤリングでは聞こえてこない声、実際がわかってくるというものである。なるほど、アンケート調査などを見ていると、調査によって答えが違ったり、自分が答える立場であれば、気分や、質問内容によって左右されることがあるが、実際の行動を第三者が見るということで、事実分析ができるというのは良く分かる。  選択肢が非常に広がり、マーケットを特定できない現在、上記の調査方法は非常に意味があると思われる。行動経済学であったり、ニューロン経済学というものも、これに近いものであったりするのであろう。  また、それぞれの章を終えるときにあるクイズは、この本のひとつのテーマである、きちんと計るということを徹底させるべく課題が提供されてある。ふっと息を抜くことができるが、ついつい足元をすくわれる課題であった。果たして、もう一度問題を計ってみる必要があると思ったのは、私だけであろうか?  もうひとつ面白かったのは、コラムで科学者の仮説に基づく実験で、仮説とまったく違った数値が出てしまい、仮説が打ち崩されたものの、その数字をしっかりと分析していくことで、まったく新しい事実を発見することができたということである。これは、すばらしく面白いことであった。  新しい発想が多く書かれてあり、私はまだ充分に理解でききれていないと実感している。特に「JAH法」については、時が経てばもう一度読み返す必要が出てくるだろう。

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