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名探偵はどこにいる の商品レビュー

3.3

7件のお客様レビュー

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2021/12/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『名探偵はどこにいる』でもラブコメ要素はかなりあったが、今回はさらにその比率が上がっているような... 正直、ミステリとしては少し弱い。「殺人」が堕胎を指しているというというのは、予想はしていなかったがそんなに驚かなかったし、名前を使ったトリックは気づいてしまった。 他の霧舎作品に使われているトリックと似ており、あまり新鮮さがない。 下田川のメディアを使った選挙戦略、三ツ池の質問の意味などなど、随所に光るものはあるのだが、メインとなる謎に対する解決がやはり貧相。 ラブコメ要素だったり、シリーズに登場するキャラクターが多数登場したりなど、楽しめる要素は十分にあるだけに、肝となる部分にも、もう少し力を入れてほしいところ。

Posted byブクログ

2017/03/31

何なのですかこの雰囲気ミステリは!!11 いえいえ、悪い意味ではないのです とっても良い意味なのです 雰囲気と言ってもミステリの世界観が……とか、そう言うのじゃないのですよ 「探偵」、この本の場合は後動さん(父)と今寺刑事なのですけど レジェンド後動父のこの存在感……!!1 ...

何なのですかこの雰囲気ミステリは!!11 いえいえ、悪い意味ではないのです とっても良い意味なのです 雰囲気と言ってもミステリの世界観が……とか、そう言うのじゃないのですよ 「探偵」、この本の場合は後動さん(父)と今寺刑事なのですけど レジェンド後動父のこの存在感……!!1 例えて言うなら、ライヘンバッハ後のワトソンがホームズを思いながら事件を解決していく感じでしょうか このレジェンド父の存在感漂う雰囲気がもの凄いのです 前作『名探偵はもういない』を読んだのは随分前なので思い出しながら読んだのですが、これは前作必須なのですよ しかも、霧舎のどのシリーズも微妙にリンクしてるとか。 ラブコメ()はほぼ未読なのでもう分からないのですが レジェンド父が息子を思うシーンとか、親子のこう、影の背負い方とか思い出して懐かしい感じがしたのです 今寺刑事がレジェンドを思いながら、レジェンドの出した結論を辿っていく過程とかとてもwkwkするのです 読んでる方も、後動さん(父)を思い浮かべながら今寺刑事と一緒に考えて行くのですよ ペンやパールやペンションや…… 色んな伏線がするすると解けて回収されて 久し振りのこの感じ!1霧舎ってそう言えばこうだった!11と思い出したのです 今寺さんとオッサン達の関係性はかなり偶然要素を含んでるのですが 後動さんの導き……と思えばまあ行けなくない。と。 本当にレジェンドはもう居ないのでしょうか……と もしかして……後動さん(悟)が探し出したりしないのかなぁ……なんて期待してしまうのです 取り敢えず、積本たくさんあるけど、もう一度<あかずの扉>シリーズを前作含め再読したくなったのですよ この読了感と、懐かしい感じ。良いのですね。大好きなのです シリーズについてなのですが しーなの好きなミステリの3大柱としてEMCとメルカトルとそして<あかずの扉>があるのですよ。 ハッ……!!1奈津川サーガもだ……! <あかずの扉>と言えば、探偵は後動さん(悟)なのですけど、しーなは鳴海さんが好きなのです大好きなのです 後動さんに及ばない永遠のNo2鳴海さん キザでイケメンでフルートな女の子に弱い鳴海さん イザという時にちゃんと頼りになる鳴海さん ヒーローと言っても過言ではなかったのです 後動さんは何と言うか……影と言うか、背負ってる何かが重い感じがして そしてやっぱり読んでいた頃は「オッサンぽい…?」と思ってしまって 最後の最後に見せ場を持ってく、然しなんか業を新たに背負うみたいな風に思っていたのでした その後の学園ラブコメミステリ()は2冊位しか読んでないのですが、自薦の傑作選()と、もどき×2。そして最後の「2時間まで」は読んだのです。 もどきの間位に『名探偵はもういない』を読んだかな……?と言う記憶。 仕事をして欲しい……!11もっと書いて欲しいのですよーー!!1 「2時間まで」なんてwikiにすら載ってなかったじゃないのですか!!1 学園モノは恐らくまだ続いてる……のでしょうけど、あと2冊くらいで終了だろうし しーなは是非<あかずの扉>欲しいのです……!!1

Posted byブクログ

2011/07/11

霧舎さんは好きです。 読んでいて「あっ、あぁ!!」というのがあちこちにあって、それをニヤニヤしながら回収していく所がたまらないと思います。 が、しかし、このシリーズはあまり好きでないかも。 他の本と比べて大人な感じがしました。

Posted byブクログ

2010/12/03

「名探偵はもういない」につづく「開かずの間」シリーズスピンオフ第二弾。 前作にも登場した双子女性による殺人計画とアリバイトリック。それによる脅迫事件を看破し解決に導いた後動警部補。 事件はそれから数年後。解決した事件のはずがまたもや脅迫状が舞い込む。行方不明となった後動警部補の代...

「名探偵はもういない」につづく「開かずの間」シリーズスピンオフ第二弾。 前作にも登場した双子女性による殺人計画とアリバイトリック。それによる脅迫事件を看破し解決に導いた後動警部補。 事件はそれから数年後。解決した事件のはずがまたもや脅迫状が舞い込む。行方不明となった後動警部補の代わりに今回事件に挑むのは「カレイドスコープ島」で登場した今寺刑事。 後動警部補の手がけた過去の事件と現在の事件を結ぶ糸とは?今寺自身の「不可思議な過去体験」の真相とは? まあそんな感じかな? 前作はスピンオフ元作品を未読だったからいまいち衝撃がうすかったんですが、今回はキチンと読みこんできたので大丈夫。 相変らず探偵役はモテ男のリア充なのが癇に障りますが、それなりにおもしろかったですw ただ前作との兼ね合いも多かったので、もう一回前作読み返そうかなあ・・・・細かいところをちょいちょい忘れてるところがあったんだよなあ・・・・・

Posted byブクログ

2010/09/16

すでに読んだ作品(だと思う。。。)なのに、非常に良かった。最後は涙腺にかなりきたね。すべてにおいて、最高。非常におもしろかった。最初から様々な伏線、引っかけ、感動のための伏線、伏線に気づかせないための餌、ばらまき方が絶妙。

Posted byブクログ

2010/08/26

『名探偵はもういない』の続編らしいが、完全に内容を忘れて読んだ。読者おいてきぼりな部分はあったけど、まぁなかなか楽しめた。「あかずの扉」研究会シリーズの外伝という事だったけど、共通点は後動警部補だけ? 別に外伝じゃなくてもいいのでは…。

Posted byブクログ

2009/10/18

名探偵はどこにいる。の続編。 どこにいる。よりも微妙だと思っていた部分が強く出てしまっていた。 残念。

Posted byブクログ