1,800円以上の注文で送料無料

虫とりのうた の商品レビュー

3.2

23件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小説家を目指す赤井は、ある日河川敷で必死に助けを求める少女と出会う。 知らない男に追いかけられていると訴える少女。 だが、男は少女の父親だと言いはる。 助けようとする赤井だったが、居合わせた大人たちに少女を男に返せと言い含められ、その場をやり過ごしてしまう。 そして後日、少女がその男性に殺害されたということを知り、罪の意識に苛まれて、彼女の葬儀に参列。 そこで「虫とりのうた」という奇妙な唄に纏わる都市伝説を聞くことになる……。(アマゾン紹介文) 題材は好み。 ただ、展開にあまり捻りを感じず、ある程度思っていた通りに進むのはいいのか悪いのか。

Posted byブクログ

2023/11/27

(・д・)チッ はめられた気しかしない まさに呪いの一冊 それにしてもびっくりしました! とある呪術士が★4を付けていたメフィスト賞だったので否応なく図書館で借りてきたんですが とてもびっくりしました 本作2009年の発刊で、初版本だったので、配架されてから10年以上たってる...

(・д・)チッ はめられた気しかしない まさに呪いの一冊 それにしてもびっくりしました! とある呪術士が★4を付けていたメフィスト賞だったので否応なく図書館で借りてきたんですが とてもびっくりしました 本作2009年の発刊で、初版本だったので、配架されてから10年以上たってるはずなんですが、めちゃめちゃ奇麗なのよ 汚損が全くなし たぶん二人くらいしか借りてないん違うかな はい、ホラーです もう僕なんかあれですよ ホラーも結構読んでますからね ホラー小説6級くらいはあると思うんですよね そのワタクシから言わせてもらえば まずあんまり怖くなかった なぜなら文章がたどたどし過ぎて物語に入り込めなかった 片桐はいり込めなかった そしてなんか浅い こうなんかもっと深くえぐってくるとこが一つか二つでいいからあるともっと怖かったん違うかなと思うんですよね でこの浅さって全体に漂う「いいとこ取り感」が原因だと思うんよね もっとぎゅっと絞って深くえぐるのだよ

Posted byブクログ

2023/11/17

小説家を目指して、安定した優良企業を退職した男。1年を過ぎても、成果は見られない。 そんな時、河川敷の散歩の途中で、助けを求める少女に出会う。しかし、少女を助けることはできず、殺されてしまう。 都市伝説的「虫とりのうた」連続殺人の始まりだった。男は、この童謡らしき歌に従って、起こ...

小説家を目指して、安定した優良企業を退職した男。1年を過ぎても、成果は見られない。 そんな時、河川敷の散歩の途中で、助けを求める少女に出会う。しかし、少女を助けることはできず、殺されてしまう。 都市伝説的「虫とりのうた」連続殺人の始まりだった。男は、この童謡らしき歌に従って、起こるらしい殺人事件に巻き込まれていく。 妻は著名な占い師の孫で、実家も怪しい、本人も怪しい、二人の幼稚園の息子も怪しい。 道尾さんの「向日葵の咲かない夏」と似たような感覚のホラー。 語り部が作家なので、作中作となるのかと思っていたが、最後までホラー。 殺人というテーマを変えれば、児童用のホラー小説にも良さそうです。 ⭐︎4はひまわりめろんさん用です。 ⭐︎3.5くらいでよろしくどうぞ。

Posted byブクログ

2022/06/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2009年。第41回。 ホラー。 主人公は作家志望の男。そのため安定した職場を辞め、妻からイヤミを言われる毎日。 助けを求める少女、うさんくさい自称父親の味方をする大人たち。始まりからなんか怪しい。 由貴子がこわい。そして死んでしまう。息子の真喜男もこわい。結婚も策略だったんだね。 そして広まっていく呪い。

Posted byブクログ

2016/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館の「文学賞受賞作品コーナー」からお借りしました。 怖いことは怖いんですが、読みながら「ああ、怖がらせようとしてるんだな(だから怖いんだな)」みたいに素に戻ってしまう事が度々あって、どうにも没頭しきれなかったというか。 例えるなら、“手の込んだお化け屋敷”という感じ?セットを組んで、暗くして、BGM流して、おどろおどろしいキャプションつけて、お化け役も配置してあってっていう。 ストーリーのキモになっている「予言の詩」「童謡の歌詞」「謎の呪文」「子どもの間で流布する都市伝説」全てが人工物っぽいので、怖がり方まで誘導されているように感じました(そしてやっぱり想像通りの地点に着地する)。  新・都市伝説!  ホラー?ミステリー?得体の知れないこの恐怖は一体?!  かしでえんまなおえましん――  不気味な呪文に隠された秘密。それは……。(帯より) これ↑に煽られ過ぎて、読む前にハードルを上げすぎたのかも。 なんなの?結局どういうことなの?「作中で解明されていない秘密」ってどれのことなの? 余りにも色々腑に落ちないので、他の皆さんのレビューで補完させてもらおう……って思ったら、みんなやっぱり「わかんねえ」とおっしゃっていたのでちょっと笑いました。ありがとうございます。

Posted byブクログ

2015/10/29

怖かった。。ことひと言に尽きます。 真樹男くんがなんとも悲しすぎる。。 かなりホラーの要素ふんだんに盛り込んでここまで驚かせてどうするんだ、と思いつつも最後まで読み切ってしまいました。読後感もあんまりよくないけど、なぜか惹きつけるものがあるんだなぁって。

Posted byブクログ

2015/09/28

『シンクロニシティとは「意味のある偶然の一致」のことで、スイスの心理学者カール・グスタフ・ユングが1920年ごろから本格的に研究を始めた。 生きていれば、さまざまな出来事に遭遇する。それらのほとんどは、なんらかの原因があっての結果で、因果関係がはっきりしている。 ところがとき...

『シンクロニシティとは「意味のある偶然の一致」のことで、スイスの心理学者カール・グスタフ・ユングが1920年ごろから本格的に研究を始めた。 生きていれば、さまざまな出来事に遭遇する。それらのほとんどは、なんらかの原因があっての結果で、因果関係がはっきりしている。 ところがときとして、まったく無関係のものが一致した状況を見せることがある。』 メフィスト賞の中でいうと、乾くるみの『Jの神話』や真梨幸子の『孤虫症』に近いジャンルかな。それなりのホラー。 “作中で解明されてない秘密”があるとか帯にあって、その秘密が何なのか全然分からないもどかしさなんかもいいとこなのかな。かなりもやもやするけど。

Posted byブクログ

2015/08/26

好きな作家の一人なので読んでみる。横溝正史風の、ホラーとミステリーをミックスした作風は、読み始めると止まらなくなる魅力がある。 「赤い蟷螂」や「幼虫旅館」と同じく赤井雅彦が主人公で、時世は「虫とりのうた」が一番新しい。「幼虫旅館」の最初の方で、真樹男に関する不気味な描写が出てく...

好きな作家の一人なので読んでみる。横溝正史風の、ホラーとミステリーをミックスした作風は、読み始めると止まらなくなる魅力がある。 「赤い蟷螂」や「幼虫旅館」と同じく赤井雅彦が主人公で、時世は「虫とりのうた」が一番新しい。「幼虫旅館」の最初の方で、真樹男に関する不気味な描写が出てくるが、ここにつながっているとは……。 後味はあまりよくないが、純粋に楽しむことができた。この作家は2011年以降、新作を出していないようだが、求む!赤星氏の次作!!

Posted byブクログ

2014/08/28

「虫とりのうた」の見立て通りに殺人事件が起こり犯人探しをするというお話ですが、犯人はほぼ確定しているのでミステリー的な面白さはありませんでした。 主人公が狂気に囚われていく過程はそれなりに読み応えがありしたが、やや迫力不足な感じがしました。先の展開も読めてしまい、これと言ったイン...

「虫とりのうた」の見立て通りに殺人事件が起こり犯人探しをするというお話ですが、犯人はほぼ確定しているのでミステリー的な面白さはありませんでした。 主人公が狂気に囚われていく過程はそれなりに読み応えがありしたが、やや迫力不足な感じがしました。先の展開も読めてしまい、これと言ったインパクトがなく読了。何か突き抜けたモノが欲しかったです。 また、著者がコメントしていた「解明されていない秘密」は、思わせ過ぎな文章が多く、結局解からず終い。有耶無耶な読後感でした。

Posted byブクログ

2013/11/22

読みやすかったけどオチが解ってるのにグダグダしてるからモヤモヤした。 ミステリというよりホラー寄り。 かしで〜は速攻わかるだろうに終盤まで言及しないとか。

Posted byブクログ