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夏の子供 の商品レビュー

4.7

28件のお客様レビュー

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2022/12/30

BL小説という一つの括りに置いておくには惜しすぎる。 別作品出すのも何だけど、映画「インターステラー」を見た後と似た感情を抱いた。言葉に書くと陳腐になってしまうので書かないけど。 語彙力無くしたまま本作の感想述べるなら「人生じゃん...」ですね。 また大切な作品が増えちまった.....

BL小説という一つの括りに置いておくには惜しすぎる。 別作品出すのも何だけど、映画「インターステラー」を見た後と似た感情を抱いた。言葉に書くと陳腐になってしまうので書かないけど。 語彙力無くしたまま本作の感想述べるなら「人生じゃん...」ですね。 また大切な作品が増えちまった...

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2021/12/30

しまった、塩の方が先だったか・・・ なんだかこういう関係と距離感が素敵だなあと思ってしまった。 魚住くんの過去も今も包み込んでくれたり、見守ってくれる周りの友人達が温かくて好きです。 太一くんの話にちょっと涙腺緩んだ

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2017/02/24

大好きな本が、またひとつ増えました。 とても、よかった。 人は産まれて、生きて、死ぬんだっていう、当たり前だけど普段意識していないことを、改めて感じさせてくれるお話でした。 悲しかったり、苦しかったり、切なかったり、幸せだったり、甘かったり、懐かしかったり、とにかく色んな気持...

大好きな本が、またひとつ増えました。 とても、よかった。 人は産まれて、生きて、死ぬんだっていう、当たり前だけど普段意識していないことを、改めて感じさせてくれるお話でした。 悲しかったり、苦しかったり、切なかったり、幸せだったり、甘かったり、懐かしかったり、とにかく色んな気持ちが湧き上がって、心がいっぱいになりました。感想として言いたいことがたくさんあるのに、ひとつとしてうまく言葉にできません。 小説だから当然作られたお話だし、感動させようとしてるだとか、こんなので泣くなんて安っぽいだとか、そんな風に思う人もいるのかもしれない。だけどわたしはこのお話に出会えてよかったと思います。たくさんの人に読んでほしいなぁ。

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2016/03/08

傷ついたり泣いたり、泣けなかったりパニックになったり、生きたり、死んだり、愛したり。 様々な感情がぎゅうっと詰め込まれてて。 感じたそれらを言葉にするのはとても難しい。それぞれがそれぞれに抱くもの。そのどれもが私とは違うものなのに、どこかに共感させられる。 夏の子供とハッピー...

傷ついたり泣いたり、泣けなかったりパニックになったり、生きたり、死んだり、愛したり。 様々な感情がぎゅうっと詰め込まれてて。 感じたそれらを言葉にするのはとても難しい。それぞれがそれぞれに抱くもの。そのどれもが私とは違うものなのに、どこかに共感させられる。 夏の子供とハッピーバースデーに今までの彼らが歩んできて得たもの感じたものがぎゅうっと集められて解放された感じだった。

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2015/02/20

マスカラの距離、アイワナビーアフイッシュ 2つのお話が好きだ。 ずたぼろでも進んでいく。癒やしや決意が付随して。

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2014/11/16

 苦しくなる。死んだり生きたりすることに対して何も言えない、干渉できないけれど、魚住が不運から一転していくのを喜べるのが幸せだと思う。あと久留米は幸せすぎだからキレそう。生きるのは難しいしいつかは死んじゃうけれど、こんなすてきな本を読んで、幸福で苦しい二人のことを見ていられるんだ...

 苦しくなる。死んだり生きたりすることに対して何も言えない、干渉できないけれど、魚住が不運から一転していくのを喜べるのが幸せだと思う。あと久留米は幸せすぎだからキレそう。生きるのは難しいしいつかは死んじゃうけれど、こんなすてきな本を読んで、幸福で苦しい二人のことを見ていられるんだから、うちは仕合せだなあと思う。  魚住のリストカットが、精神疾患が、不幸が、不謹慎にもじわじわ可愛くてこころに萌えが滲むみたいで、ずるい。

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2014/11/13

「夏の塩」に続いて読了。魚住が感情や感覚の欠落を取り戻す過程が2冊にわたりとても丁寧に書き込まれています。魚住と久留米がお互い惹かれあいつつも、距離を保つ様子がもどかしくもあり、愛しくもありました。表題の「夏の子供」、「ハッピーバースデイ2」は最近読んだ物語のなかでも特にお気に入...

「夏の塩」に続いて読了。魚住が感情や感覚の欠落を取り戻す過程が2冊にわたりとても丁寧に書き込まれています。魚住と久留米がお互い惹かれあいつつも、距離を保つ様子がもどかしくもあり、愛しくもありました。表題の「夏の子供」、「ハッピーバースデイ2」は最近読んだ物語のなかでも特にお気に入りになりそうです。2冊にわたって常に「死」というテーマを匂わせながら進んできたラストに、溢れる「生」がぽーんと飛び込んでくるラストは圧巻でもあり、胸が熱くなりました。きっとどんな子供も幸せでもなければ、不幸でもないんだなと思います。男の人でも女の人でもなくこの人が好きっていうのがいいです。それに何よりいつもみんなで食べる美味しそうなごはんたちが魅力的でした。 もっとこの人たちの物語を読みたい!

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2013/08/29

夏の塩の完結編。 自殺未遂を起こした魚住から気持ちを伝えられたものの、そのままだった久留米だが、久留米が再会した後輩の片思いの相手が魚住に言い寄っていることを知って、やっと焦りだし。 長かった〜。 もちろん魚住の再生の物語なんだけどあまりにも過去が悲惨過ぎて辛かった。 し...

夏の塩の完結編。 自殺未遂を起こした魚住から気持ちを伝えられたものの、そのままだった久留米だが、久留米が再会した後輩の片思いの相手が魚住に言い寄っていることを知って、やっと焦りだし。 長かった〜。 もちろん魚住の再生の物語なんだけどあまりにも過去が悲惨過ぎて辛かった。 しかも心が通いあったあとにはPTSDに見舞われるし。どんだけ作者は鬼畜なんだと思いました。 魚住くんをいじめすぎ。 それでそれだけツラい思いを読ませたんなら読者サービスとしてエチ増量して欲しかったですよ。 アメリカ行ったあとの二人の行き来とか、一時帰国した時の二人とか、もっと書きようはあったろうに、と思うと消化不良。 単行本だったので絵がなかったけど、私的には絵は無くてもいいんだなと感じた作品でした。

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2013/04/11

「夏の塩」と合わせて。初めて読んでからもう2年ほどになりますが、今もずっと心の奥にストーリーや登場人物達が残っています。すごく印象的で、ずっと大切にしたい本。 BLだし、そういうシーンも随所にあるけれど、何故か他の作品に比べ、BLっぽさを感じないです。個人的には、この小説は主人公...

「夏の塩」と合わせて。初めて読んでからもう2年ほどになりますが、今もずっと心の奥にストーリーや登場人物達が残っています。すごく印象的で、ずっと大切にしたい本。 BLだし、そういうシーンも随所にあるけれど、何故か他の作品に比べ、BLっぽさを感じないです。個人的には、この小説は主人公「魚住」の人生の一部分と、それを取り巻く人々を描いた作品、というイメージ。魚住以外の複数の人物にも焦点が当たりつつ、話の軸がぶれないところに作者の圧倒的な文章力を感じます。 魚住の成長を通じて、私自身色々学んだように思います。

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2012/10/24

大切な人を事故で失った魚住は、自分にとって久留米がどれほど特別な存在かを知る。出逢いと別れをくり返し、人は生きていく。自分の居場所を探しながら。誰かの幸福を願いながら。大切な人を得た時、世界が広がる―。 なんだかけっこう、人間の痛いところにくる話でした。それでいて懐かしくもなる...

大切な人を事故で失った魚住は、自分にとって久留米がどれほど特別な存在かを知る。出逢いと別れをくり返し、人は生きていく。自分の居場所を探しながら。誰かの幸福を願いながら。大切な人を得た時、世界が広がる―。 なんだかけっこう、人間の痛いところにくる話でした。それでいて懐かしくもなる物語。 甘くはないのですが、優しくはある。 最後にマリちゃん、安岐さんはどうした!?

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