ゴミ分別の異常な世界 の商品レビュー
表題から想像できるような際物(きわもの)の本というわけでも、思ったほどはなかった。でも、やっぱりその類だろうか。ちなみに、私は、このような際物(奇を衒ったものと言ってもいいかもしれない)は基本的には読まない。そんなに暇でないからだ。これは、ホントにたまたまどういうわけか手にした...
表題から想像できるような際物(きわもの)の本というわけでも、思ったほどはなかった。でも、やっぱりその類だろうか。ちなみに、私は、このような際物(奇を衒ったものと言ってもいいかもしれない)は基本的には読まない。そんなに暇でないからだ。これは、ホントにたまたまどういうわけか手にしたが・・・。 ゴミの分別はある程度以上は、ゴミの減量にはほとんど効果がないということは、何となく誰でも感づいていよう。もちろん、私も。 ただ、私は、ゴミの分別はそのこと以上に、そういう行為にともなう心掛けというものが意味あることだと信じている。ゴミの分別をしようという試みが、ゴミを減らそう、環境にいくらかでも貢献できているのではという自覚に繋がればよい。 そういう意味では、やはり、この手の際物(また、書いてしまった)は、純粋な人ほど、素直にゴミ分別に取り組んでいる人ほど、読まないほうがよい。 大体、こんな意見をあえて声に出そうっていう人っているもんだ。 喫煙者が肺ガンになる確率は、非喫煙者に比べれば、格段に高いというものは統計上は明らかだ。それなのに、タバコを吸わなくても肺ガンになる人がいるとか、逆に、タバコを吸っていたけど長生きした人は多いなんて声高に言う。 そんな意見を、際物という。 知識の一つとして読んでおいてもよいかもしれない。しかし、ある程度、しっかりと自分の考えを持ってからでないと、引っ張られるぞ。
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