9の扉 の商品レビュー
贅沢な一冊でした 9人の作家による リレー短編集 次の作家さんへお題を出す って時点でワクワク 全く違う短編だっり 前のストーリーと繋がっていたり 前のストーリーの続編を書いていたり 本当に ワクワクが止まらない あとがきも 面白くて 最後まで楽しめました
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アンソロジー作品を初めて読みました。 作家さんが豪華で、リレー形式ということで話がつながっている部分があるところも楽しめました。 作者さんが違って異なる雰囲気なのに、同じ世界線の話が読めるのは、新鮮で不思議な気分でした。
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別々の作家さんの短編集なのに、ちょっとずつ話が繋がってたり、ある話の登場人物が別のにも出てきたりするのが、面白かった!
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☆R020606世界一受けたい授業有田殊能ハサミ男推薦→県図書になし→作者名検索ヒット 1くしゅん(北村薫) 猫 2迷い猫(法月倫太郎) 猫と飼い主の入れ替え 3キラキラコウモリ(殊能将之) お笑いの動画サイト・売れない芸人が出てくる コウモリのカチュウシャ 4ブラックジ...
☆R020606世界一受けたい授業有田殊能ハサミ男推薦→県図書になし→作者名検索ヒット 1くしゅん(北村薫) 猫 2迷い猫(法月倫太郎) 猫と飼い主の入れ替え 3キラキラコウモリ(殊能将之) お笑いの動画サイト・売れない芸人が出てくる コウモリのカチュウシャ 4ブラックジョーク(鳥飼否宇) 芸人 5バッド・テイスト(麻耶雄嵩) スコッチ ロングモーン16年☆スコットランド北部スペイサイド地方/スコットランドのモルトウイスキー蒸留所の半数以上が位置/ロングモーン1894年の創業 〈ユキムラ〉はカウンターとテーブルが二脚あるだけのこぢんまりしたバーだ。 芸人 アンティークカーのディーラー「…も程よく熟成させたほうが旨いんです。このスコッチと同じで」 6依存のお茶会(竹本健治) 蜻蛉(かげろう) 人気の先輩2人、後輩女子お茶会 源氏物語☆源氏物語54帖(じょう)折らずに折り込む本のカウント法の名残/おおむね100万文字・22万文節400字詰め原稿用紙で約2,400枚・500名近くの人物が登場・70年あまりの出来事が描かれた長編800首弱の和歌を含む典型的な王朝物語 ☆バックグラウンドに教養があれば面白い 7帳尻(貫井徳郎) 飛び石☆車の石はね 「禍福はあざなえる縄のごとし」 8母ちゃん、おれだよ、おれおれ(歌野晶午) おれおれ詐欺☆子供と母、母と障害者施設運営者 9さくら日和(辻村深月) たいやき ☆R021025コメダ珈琲店 塩ビンの中にコーヒー豆のオブジェ・虫のオブジェ(テントウ虫・ソーラーで足が動く…)面白い・オシャレ・遊び心あり
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短すぎて物足りないけど、いろいろな作風があり、別の作者が続きを書いていたりと面白かった。 「帳尻」が一番良かったかな。
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(収録作品)くしゅん(北村薫)/まよい猫(法月綸太郎)/キラキラコウモリ(殊能将之)/ブラックジョーク(鳥飼否宇)/バッド・テイスト(麻耶雄嵩)/依存のお茶会(竹本健治)/帳尻(貫井徳郎)/母ちゃん、おれだよ、おれおれ(歌野晶午)/さくら日和(辻村深月)
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※このレビューにはネタバレを含みます
9人の作家がリレー方式でお題を出し合うアンソロジー。 殊能将之、貫井徳郎位しか読んだことないけれど、気になったので読んでみた。 1くしゅん(北村薫) 猫のはなし。 ミステリでもないな。 2迷い猫(法月倫太郎) 猫と飼い主の入れ替えばや物語 3キラキラコウモリ(殊能将之) 自殺幇助請負人 4ブラックジョーク(鳥飼否宇) ここらになってくるとお題以外にも登場人物までザッピングするようになってくる。 芸人がコンビを失って、返り咲く話。 世にも奇妙な話ちっく。 5バッド・テイスト(麻耶雄嵩) 相方を殺してしまった芸人の話。 意外な結末は面白かった。 他の作品も読んでみたい。 6依存のお茶会(竹本健治) 依存の関係が、どういうものか。 依存といっても一方的に見えて、裏では歪んだ共依存だったりするという話。 狂ったお茶会(マッドティーパーティー)は、一つの面だけ見ていればつまらない話が、実は色々な思惑が錯綜して面白かった。 7帳尻(貫井徳郎) 先の話の方が貫井徳郎プリズムらしかったが、この話も面白い。 「禍福はあざなえる縄のごとし」を引用した、幸不幸のスパイラルでどんでん返しが待っている と思ったが思ったよりストレートだった。 帳尻あってる...のか? 8母ちゃん、おれだよ、おれおれ 歌野晶午 おれおれ詐欺の狂言というか、詐欺は詐欺と認識しなければいいってことか。 9さくら日和 辻村深月 さくら日和。 そっちのサクラか。 はじまりへの繋がりもいい。 ミステリ色が強いわけでもなかったけれど面白かった。
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タイトルだけでなく、話もリレー形式になっているものがあって面白かったです。こういう形の短編集ってあまりないですよね(違ってたらすみません)作家ってすごい!と今さらながら実感しました。
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作家の創作過程を想像、類推して楽しむ本なのかも。 時々行われるこの手の企画本としてはまずまず成功しているのではないだろうか。
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※このレビューにはネタバレを含みます
9人の作家さんが、それぞれ前の作家さんからいただいたお題で短編を繋げる、という面白い設定。本人も知らないうちに、続編になっていたり、登場人物がリンクしていたり。 読む方も楽しいけど、作家さんたちも楽しかっただろうなあと想像してしまう本。 そこでそうきたか!と思わぬ展開に読みながら驚いたり。 一人の作家さんが描く話ももちろん素敵だけれど、複数の人で作り上げる物語もなかなか良い。こういうの、また読んでみたい。
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