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国際金融入門 の商品レビュー

3.8

13件のお客様レビュー

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2022/08/01

前作以降改定された国際収支についての説明と国際金融の重要な事件や背景などを説明した一冊です。私にはちょっと難しかったですがメモを取りつつ何とかある程度は吸収できたと思います。

Posted byブクログ

2022/03/18

国際金融の概念について知れる本。 為替は為替レートにもとづく通貨の交換のことを意味すると思っていたが、その定義は遠隔地に対する送金のことだと知った。為替は、現代だけの概念ではなく、たとえば江戸時代に大阪の商人が江戸の商品を購入するとき、現金を大阪から江戸に運ぶことなくお金を送金...

国際金融の概念について知れる本。 為替は為替レートにもとづく通貨の交換のことを意味すると思っていたが、その定義は遠隔地に対する送金のことだと知った。為替は、現代だけの概念ではなく、たとえば江戸時代に大阪の商人が江戸の商品を購入するとき、現金を大阪から江戸に運ぶことなくお金を送金する手段であった。

Posted byブクログ

2013/05/12

国際金融をわかりやすく新書にまとめている。これはよい。 外国為替の固定相場制と変動相場制って結局どっちがよいのかということが最後に結論として書かれている。変動相場制は期待したほどの効果はなかったかもしれないが、固定相場制に比べれば国際的な金融の変動に対して有効に機能したというのが...

国際金融をわかりやすく新書にまとめている。これはよい。 外国為替の固定相場制と変動相場制って結局どっちがよいのかということが最後に結論として書かれている。変動相場制は期待したほどの効果はなかったかもしれないが、固定相場制に比べれば国際的な金融の変動に対して有効に機能したというのが筆者の結論。また、固定相場制だと自国の金融政策を有効に行うことができないということをわかりやすく説明していて、ははぁなるほどと思った。 とはいえ、変動相場制も各国の(特に強国の)恣意により、あるべき姿とは乖離しているようにも思え、なんとかならんもんかなと素人的には思う。

Posted byブクログ

2012/07/06

 本書は、国際金融の基本的理解の入門書であるが、専門的内容にもかかわらずわかりやすい。   「国際金融と外国為替」や「国際収支と国際金融」などの専門的知見などを身につけることはそうそうはできるものではないと思うが、本書を読んで、その基本的構造についてはある程度はわかったように思え...

 本書は、国際金融の基本的理解の入門書であるが、専門的内容にもかかわらずわかりやすい。   「国際金融と外国為替」や「国際収支と国際金融」などの専門的知見などを身につけることはそうそうはできるものではないと思うが、本書を読んで、その基本的構造についてはある程度はわかったように思えたし、「円高」等の経済ニュースを読んでも、その構造と持つ意味が理解できるようになったと思えた。  本書は、経済について興味がある者にとっては、最良の入門書であると思う。

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2012/02/04

『201202 経済強化月間』 これは精読必須。 特にユーモアはなく著者の私見を交えることもない、淡々と国際金融の仕組みや用語の解説に終始している。今時は少なくなりつつある、教科書的な新書らしい新書。 初心者の私にはあまり語れることはないが、恐らく国際金融の初歩は網羅していると...

『201202 経済強化月間』 これは精読必須。 特にユーモアはなく著者の私見を交えることもない、淡々と国際金融の仕組みや用語の解説に終始している。今時は少なくなりつつある、教科書的な新書らしい新書。 初心者の私にはあまり語れることはないが、恐らく国際金融の初歩は網羅していると思われる。 他のいろんな経済・金融関連書籍を読んで、もう一度この一冊に戻ってこよう。

Posted byブクログ

2011/09/17

試験や研修で見かけた単語がいっぱい出てきた。なんか色々複雑。1999年初版の本なので、電子マネーとかの情報がちょいちょい古い。金融の発達には技術の発達が不可欠なんだなあと思いました。

Posted byブクログ

2011/04/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] なぜ急激で大幅な円高が起きるのか。 それでも経常収支の黒字が減らないのはなぜか。 ますます進む国際化のなかで、日本経済の実態と課題を考えるために、国際金融の理解は不可欠である。 国際収支の決定や為替レートなどの理論・仕組みを基本から明快に解説しながら、国際通貨制度の歴史もふまえた、絶好の入門書。 [ 目次 ] 第1章 国際金融と外国為替 第2章 国際収支と国際金融 第3章 為替相場制度と為替レート 第4章 為替レートと国際収支 第5章 財政金融政策と国際金融 第6章 為替リスクとデリバティブ―先物為替・オプション・スワップ 第7章 国際通貨制度(1)―固定相場制 第8章 国際通貨制度(2)―変動相場制の経験と評価 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/11/15

金融について初めての方におススメですね☆もちろん簡単な経理の仕組みを理解しているに限りますが(^^; でも判りやすく、歴史的背景から書いてくれていますし、数系的にもわかりやすく初心者向けに解説してくれています。おそらく多少知っている皆さんも自分自身の勘違いがこの本で見つけられると...

金融について初めての方におススメですね☆もちろん簡単な経理の仕組みを理解しているに限りますが(^^; でも判りやすく、歴史的背景から書いてくれていますし、数系的にもわかりやすく初心者向けに解説してくれています。おそらく多少知っている皆さんも自分自身の勘違いがこの本で見つけられるとおもいますよ!

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2010/05/09

2010.5.9 分からないとこもあったけど、とりあえず全部読んだ。 為替レートは、短期・中期的には期待実質金利差や累積経常収支残高に、長期的には、貿易財ではかった購買力平価に依存。 金本位制、固定相場制、変動相場制のメリット・デメリット。 国際金融のトリレンマ。

Posted byブクログ

2010/01/03

国際収支や為替の仕組みが分かる一冊。 冗長な面もあるが、充実しており分かりやすい。 もちろん岩田バイアスがかかっているのは事実だが、100回読んで勉強した方がいいと思う。

Posted byブクログ