火の鳥(朝日新聞出版)(8) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
乱世編には火の鳥が出てこない。火の鳥の噂と「群れ」を守ることに翻弄される生き物達の欲の歴史が、欲に支配されない1人の男を中心に描かれた傑作! 今回は寺社や森(木)の描写が大迫力。 羽衣編もどこかに繋がってくるのかな?私が分かってないだけかな?
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はじめは手塚治虫先生のご先祖が出てくるコマを見たくて手に取ったけど、乱世編全部読み切ってしまった。いつかは読まなくては、と思っていた傑作、ゴールデンウィークに読めたのは良かったなあ。
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乱世編の後編。戦国時代の終わりのない殺戮がすべての人を不幸にしていく。ここまで読んできて、どの巻もバッドエンドになっているような気がする。この巻には火の鳥そのものは出てこない。だがその欲望は一緒であった。
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乱世編、前の巻で終わったものと勝手に思ってました。まだまだ続きがあった訳で。あらためて、絵の凄さに感動しました。
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僕が初めて読んだ手塚治虫作品は、『火の鳥 異形編』でした。当時小学校低学年だった僕にとっては、『火の鳥』は怖い作品、そして大人の漫画として印象づけられ、その後、そのスケールの大きさに圧倒されながらも読み漁ったものです。 日本人はなぜこんなに漫画が好きなのか、外国人の目には異様...
僕が初めて読んだ手塚治虫作品は、『火の鳥 異形編』でした。当時小学校低学年だった僕にとっては、『火の鳥』は怖い作品、そして大人の漫画として印象づけられ、その後、そのスケールの大きさに圧倒されながらも読み漁ったものです。 日本人はなぜこんなに漫画が好きなのか、外国人の目には異様にうつるらしい。なぜ外国の人はこれまで漫画を読まずにいたのだろうか。答えの一つは、彼らの国に手塚治虫がいなかったからだ。 1989年2月10日、手塚治虫が亡くなった翌日の朝日新聞・天声人語のこの一節を、彼のライフワークであった『火の鳥』を読み返すたびに思い出します。
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