見えない誰かと の商品レビュー
著者、瀬尾まいこさん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 瀬尾 まいこ(せお まいこ、1974年1月16日 - )は、日本の小説家。 大阪府大阪市生まれ。奈良県奈良市在住。大谷女子大学文学部国文学科を卒業する。中学校国語講師を9年務めた後、20...
著者、瀬尾まいこさん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 瀬尾 まいこ(せお まいこ、1974年1月16日 - )は、日本の小説家。 大阪府大阪市生まれ。奈良県奈良市在住。大谷女子大学文学部国文学科を卒業する。中学校国語講師を9年務めた後、2004年に教員採用試験に合格。2005年から2011年に退職するまでは中学校で国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を行なっていた。本名は瀬尾麻衣子。自身の中学校勤務をもとにしたエッセイも執筆している。 著者は、教員採用試験に9回連続で落ち続けていたという。 それでも諦めずに、正教員を目指していたというのだから、すごいですね。 こちらの本は、18ページまで読んで、終了。
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瀬尾まいこさんの教員時代の話。瀬尾さんの物語の原点はここにあったのだろうと思った。色々なエピソードが面白く今までの本と重なった。
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「私は小さい頃からずっと早く子どもが欲しいと思っていた。」 この想いが『ファミリーディズ』につながり、エッセイも抜群に面白くなっていて、2冊を読むと瀬尾さんの時を感じる。
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せおまいこさんの普段の生活エピソード 学校の先生に見せてあげたい つづいたバイトは4年続いたケーキ屋さん成人の時に20歳のアルバイトさんにはブーケでお祝いしてあげるのがこのお店の習わしと こういう雰囲気の人が集まっているから何気ないバイトでも続いたんだなぁ
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著者の紡ぎ出すほっこりとする日常の原点を垣間見た感じ。どこか牧歌的な雰囲気が漂っているのは、故郷への憧憬の念のような、過去を懐かしむような自分の心根と共振するからなのだろう。 「秋でも探しに行きませんか?」なんてさらりと言える高校生ってすごい!
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特別何かすごい事が起きるわけでも無いけど、日々の生活で良い事もそうでない事もある中で、小さな幸せを大事に感謝して過ごしている。
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瀬尾さんのエッセイは初でした。 瀬尾さんの世界はどうしてこんなに優しいんだろう。 言葉が心地よくスッと心になじむのが良い。 教師をされていた頃の先輩、後輩、生徒さんとの数々のエピソードに心が温かくなりました。 お菓子好きな妹さんとの交流も微笑ましい。 自分がお世話になったこと。...
瀬尾さんのエッセイは初でした。 瀬尾さんの世界はどうしてこんなに優しいんだろう。 言葉が心地よくスッと心になじむのが良い。 教師をされていた頃の先輩、後輩、生徒さんとの数々のエピソードに心が温かくなりました。 お菓子好きな妹さんとの交流も微笑ましい。 自分がお世話になったこと。人にもらった優しさを別の誰かに返していくという考え方、とても好きです。 優しさのバトン♪
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そしてバトンを渡されたを読んで、瀬尾さんがどんな方なのか気になったので読んでみたエッセイ。彼女は中学校の教師をやっていて、主に学校で出会った人の話。どんな人との出会いも自分の糧に繋げてるんだなと感じて、ここからこの人の作品は出来上がるんだろうなと感じた。 先生って大変そうやけど、...
そしてバトンを渡されたを読んで、瀬尾さんがどんな方なのか気になったので読んでみたエッセイ。彼女は中学校の教師をやっていて、主に学校で出会った人の話。どんな人との出会いも自分の糧に繋げてるんだなと感じて、ここからこの人の作品は出来上がるんだろうなと感じた。 先生って大変そうやけど、好きな人にはやりがいがあるんやろうなと思った作品。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
さらっと読めるエッセイ。 教師時代のことが書かれている。 正直なところ、小説の凄さに比べて、エッセイはあまり強く印象に残る感じではない。2006年出版の古い作品なので、今の瀬尾さんに成長する前の作品なのかな。 ただ、生徒への温かい目線があって、この子はあの小説のあの登場人物に影響してるかも、とか、作家としての瀬尾さんをつくる素地がちょっと見えるのが楽しめる。 いちばん好きなのは、「ストーカー」という作品。荒れた中学で働いていたときに、毎日瀬尾さんに嫌がらせをしてくるAさんという女子生徒がいた。卒業式の日、Aさんが、手作りのぬいぐるみをプレゼントしてくれた。「はじまりやきっかけははちゃめちゃであっても、いくつかの時間を一緒に過ごすと、何らかの気持ちが芽生える」「いい方向に動くとは限らないけど、接した分、やっぱり何かは変わっていく」 私も仕事で非行少年と関わっていたとき、回数を重ねると、行動化の裏にあるその子の思考回路が見えてきたり、ちょっとずつ関係が変わっていくのを実感したから、共感できた。
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教師の仕事、好きなんだな。 人間が好きなんだな。 出会いの豊かさを、惜しげなく自慢できるひとなんだな。
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