なみ の商品レビュー
言葉のない本。波とたわむれる子供のちいさな物語が、絵だけで語られます。海の波の音や泡の感触、カモメたちの声や風の音が、柔らかな絵からリアルに感じられそう…。 表紙の波の絵がとてもすてきで、机の上にそのまま飾ってあります。珠玉の一冊。
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※このレビューにはネタバレを含みます
絵のタッチが素晴らしい!波と女の子のストーリーが勝手に動き出します。躍動感あふれる、波と、子どもの表情、しぐさ。絵本のなかでお話がどんどん広がります。迎えに来るのはだぁれ?やっぱり・・・大好きな、大好きな人。いっぱいあそんでくれて、ありがとう、なみ。
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色の無い浜辺に映える、波の青や白い光が美しかった。自然はいつだって予測不能だ。一つとして同じものは無く、それぞれに個性を放つ。子供はそれを本能的に知っているのだと思う。この絵本の少女も例外ではなく、波が見せる動きのある表情を発見し、嬉々として戯れていた。見ているこちらも、少女の楽...
色の無い浜辺に映える、波の青や白い光が美しかった。自然はいつだって予測不能だ。一つとして同じものは無く、それぞれに個性を放つ。子供はそれを本能的に知っているのだと思う。この絵本の少女も例外ではなく、波が見せる動きのある表情を発見し、嬉々として戯れていた。見ているこちらも、少女の楽しそうな目線にほっこりしてくる。でも自然は怖さもあることをいつか知ることになる。それがほっこりする分だけ少し悲しい。
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波打ち際の子どもと風景が、波が寄せる度に変わっていく。言葉が添えられていない連続性のある絵から読み取る<意味>(意味生成)が新鮮である。大人には子ども時代の懐かしさも湧いてくる。
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音を感じます。 風を感じます。 水を感じます。 自然の力強さ、美しさ。 生きる喜び。 文章が無いから全て感じるんですよね。 これがアニメーションの原点だと思います。
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