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同期 の商品レビュー

3.9

82件のお客様レビュー

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    21

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

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  4. 2つ

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2015/09/26

警視庁捜査一課の若手刑事宇田川亮太が、その同期で公安総務課に配属になっていたが突然懲戒免職になり行方知れずとなってしまった蘇我和彦の謎を探りつつ、暴力団抗争事件と思われていた殺人事件の裏にも迫っていくという展開。 先輩刑事にもまれながら成長する宇田川、また宇田川と蘇我の同期として...

警視庁捜査一課の若手刑事宇田川亮太が、その同期で公安総務課に配属になっていたが突然懲戒免職になり行方知れずとなってしまった蘇我和彦の謎を探りつつ、暴力団抗争事件と思われていた殺人事件の裏にも迫っていくという展開。 先輩刑事にもまれながら成長する宇田川、また宇田川と蘇我の同期としての絶妙な関係がよく書けていると思う。ただ、右翼の大物や警察庁の公安幹部と若手刑事が簡単に接触できてしまうなど、ご都合主義的な転換が目立ったのには少し興ざめしてしまった。

Posted byブクログ

2014/10/23

かけだし刑事の主人公 宇田川が、ある事件の捜査中に同期に命を救われ、するとその直後に、その同期が失踪したことを機会に宇田川が同期の行方を探し出したところ、さまざまな警察内部の圧力がかかり、しまいには同期の失踪と自分が追いかけていた事件との関係性が明らかになり、真相にたどりついてい...

かけだし刑事の主人公 宇田川が、ある事件の捜査中に同期に命を救われ、するとその直後に、その同期が失踪したことを機会に宇田川が同期の行方を探し出したところ、さまざまな警察内部の圧力がかかり、しまいには同期の失踪と自分が追いかけていた事件との関係性が明らかになり、真相にたどりついていくという展開です。 宇田川の刑事として成長していく過程やそれを支える個性あるまわりの同僚、そして同期の繋がりの良さがよく表現されていて、また今野敏らしい警察組織に関してのディテールが物語をより面白くさせています。事件のスケールのデカさも良かったですね。

Posted byブクログ

2014/08/31

警察小説にはまっています 今野敏にはまっています 同期が意識しあって自ずと助け合う テーマがうまく扱われていて、謎も スッキリ収まって気持ち良い

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2014/03/29

今野さんの警察物は本当に面白い。ハッピーエンドも好きです。 いやあ、同期で仲のいい関係って確かに特別だよね~ これも、ドラマ化しない?

Posted byブクログ

2013/10/27

今野さんの。 今まで読んだものは40代のそこそこベテランが主人公なものを読んでた。だけど、今回はまだまだこれからで少々荒い、いまどきな考えも持ち合わせるまだまだ若造が主役。 また扱うのが、裏で公安や組対が絡んだ複雑な事件。 そんなとき、ひそかにライバル視していた同期が懲戒免職され...

今野さんの。 今まで読んだものは40代のそこそこベテランが主人公なものを読んでた。だけど、今回はまだまだこれからで少々荒い、いまどきな考えも持ち合わせるまだまだ若造が主役。 また扱うのが、裏で公安や組対が絡んだ複雑な事件。 そんなとき、ひそかにライバル視していた同期が懲戒免職され行方知れずに。 もう、ひやひやするし、危なっかしくて、それ大丈夫なん?って やらかすんじゃないかと心配で心配で。 若さと勢いと無鉄砲の主人公と、脇を固める渋いベテランと。 「同期」ってよいですねぇ^^

Posted byブクログ

2013/10/26

警察の場合の同期はサラリーマンと比べてキズナが強いのだろう。明治から始まった警察と言う組織が、色々な時代を経て成熟し、時には一部腐蝕したり、暗部にはまり込んだりするが、警察学校で同じ釜のめしを食った仲間の連帯意識や、国民の治安を守るという目的の下に繋がる意識を同期というキズナが結...

警察の場合の同期はサラリーマンと比べてキズナが強いのだろう。明治から始まった警察と言う組織が、色々な時代を経て成熟し、時には一部腐蝕したり、暗部にはまり込んだりするが、警察学校で同じ釜のめしを食った仲間の連帯意識や、国民の治安を守るという目的の下に繋がる意識を同期というキズナが結びつける。続編も出たし楽しみ。

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2013/06/29

警視庁捜査一課の刑事宇田川亮太30代の部長刑事だ。同期入庁で公安部総務課所属の蘇我和彦は気になる存在。ある暴力団抗争事件の捜査中、容疑者に撃たれそうになった宇田川は蘇我に命を救われる。そして、その蘇我が懲戒免職になり、行方も不明となる。担当事件の捜査本部には公安上層部からの不可解...

警視庁捜査一課の刑事宇田川亮太30代の部長刑事だ。同期入庁で公安部総務課所属の蘇我和彦は気になる存在。ある暴力団抗争事件の捜査中、容疑者に撃たれそうになった宇田川は蘇我に命を救われる。そして、その蘇我が懲戒免職になり、行方も不明となる。担当事件の捜査本部には公安上層部からの不可解な圧力がかかり、蘇我の行方を探す宇田川個人にも圧力がかかった。事件の真相は? 蘇我はまだ生きているのか? 今野らしい淡々とした文章と人間臭さが味わい深い作品。面白かった。

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2013/05/24

今野敏が時折陥るリアリティのなさが横溢してゐます(^_^;。 面白くないわけではないんだけど、なんか不自然なんだよなあ。

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2013/04/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

刑事部捜査一課に所属している宇田川。 家宅捜索中に逃走した暴力団組員に撃たれるところを公安部の蘇我に助けられた。 数日後、蘇我は理由不明の懲戒免職となり、姿を消した。 宇田川は同期である蘇我の行方を追っていたが・・・。 権力に屈してしまっていいのか、自分は後悔するか。 宇田川は自問して、後悔しない道を進んだ。 宇田川は頭が切れるほうではないし、けっこう単純な思考っぽかったので感情移入しやすかったのかも。 天才ではないと。 公安の機密といいながら結構だだ漏れ感が半端ない。 タクシーではしゃべらんのはちゃんとしてるとは思うけど、蘇我と電話してるときとか盗聴されたら終わってる気がする。 まぁ、隠していても八十島にはバレバレなんだろうけど。 こんな同期っていいなとは思うけど。 実はあまり期待していなかったのですが、結構面白かった。 次回作もあるので楽しみ。

Posted byブクログ

2013/04/07

今野敏の警察小説で警察小説には、いかなる種類の警察官が出てくるかを学ぶ。なかなかの広がりと面白いキャラクターが出てくる。出せるだけだしてやれるだけやろうぜってゆうスペシャルドラマっぽかった。でも今野敏ですから、広くおすすめできます。

Posted byブクログ