幸福を見つめるコピー の商品レビュー
「大人の迷子たち」というコラムがきっかけで、岩崎さんの紡ぎ出す、生命力持った言葉のファンになりました。 言葉の持つ力、温もりを感じる珠玉の一冊です。手元に置き、何度も読み返したい、そんな稀有な本です。
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久々に読んでみたけど、やっぱりすごいなあ。奇をてらわず本質を突こうとしている感じが強い。「幸福を見つめるコピー」とはまさに。昔はこういうコピーが書きたい、と思っていた。今もその気持ちはあるけれど、どちらかというと、こういうコピーを考える思考でありたい、と思う。書くのは、もはや自分...
久々に読んでみたけど、やっぱりすごいなあ。奇をてらわず本質を突こうとしている感じが強い。「幸福を見つめるコピー」とはまさに。昔はこういうコピーが書きたい、と思っていた。今もその気持ちはあるけれど、どちらかというと、こういうコピーを考える思考でありたい、と思う。書くのは、もはや自分じゃなくてもいいのかもなあ。
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「どのコピーライターが好き?」と聞かれて、うちの会社のコピーライター5人中3人が声をそろえて、同じ人を挙げた。それが、岩崎俊一さん。日本郵政「年賀状は、贈り物だと思う。」ミツカン「やがて、いのちに変わるもの。」トンボ鉛筆「人は、書くことと、消すことで、書いている。」など輩出した名...
「どのコピーライターが好き?」と聞かれて、うちの会社のコピーライター5人中3人が声をそろえて、同じ人を挙げた。それが、岩崎俊一さん。日本郵政「年賀状は、贈り物だと思う。」ミツカン「やがて、いのちに変わるもの。」トンボ鉛筆「人は、書くことと、消すことで、書いている。」など輩出した名コピーは数知れない。頭から血が出るほど考えるんだよ、と娘に諭したという俊一さんの姿勢を見習って、明日もがんばります。
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「年賀状は、贈り物だと思う。」「やがて、いのちに変わるもの。」などのコピーを書かれたコピーライター岩崎さんのコピー集。
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コピーライターである岩崎俊一氏の作品集です。 コピー作品だけでなく、エッセイも味わい深い作品になっています。 何のためのコピーなのか、誰のためのコピーなのか、作品には目的があり、そこには人の幸せが表現されています。 短いコピーという作品の中に、物語を想像させてくれます。
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知ってるコピーも、知らないコピーも、そのフレーズが生まれる背景のエッセイもとても楽しく読めた。ちょっと感動したり、買う気になったり…短い言葉に動く感情が面白かった♪
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お亡くなりになられたので、ひっぱり出して読んでみた。ここに書かれているコピーのほとんどは、自分の大切な人のことを思わせるものばかり。読んでいる間中、ずっとその人のことについて考えていた。まさに「幸福を見つめるコピー」だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「コピーはつくるのものではなく、見つけ出すものである。」 それを実感するコピーの数々。 経験からしかコピーは生まれないということを実感するとともに、日々の生活の中でなんとなく流し見ていく風景や人の行動に対し自分の中で解をだすことがいかに重要かを実感する。 自分の考えを文章にしたためるということは、その解を導くことであるのかもしれない。 岩崎さんにとってのコピーとは。 「~この空中のそこここに、人知れずひっそりと浮遊している「ほんとうのことたち」をひょいとつかまえ、誰の心にも入りやすいカタチにして人々の前に呈示する。それが、僕の考えるコピーライターの仕事である。」 Checkコピー ・あなたに会えたお礼です。サントリー ・幸福は、ごはんが炊かれる場所にある。ホットモット ・父は、君が好きです。ただ、それだけです。ミキハウス ・雨の日の記憶は濃い。積水ハウス ・服は、肌より先に抱きしめられる。西武百貨店 ・少女は無口になった。夏の終わりだった。パルコ ・仕事に追われ、生活に疲れる。日本では大人の話です。日本フォスタープラン協会 ・人は、書くことと、消すことで、書いている。トンボ ・出会いという美しい言葉を汚したのは、私たちがつくり出したネット社会です。イオレらくらく連絡網 ・朝目覚めたら、疲れていた。何の為の睡眠だったのだろう。新アリナミンA武田 ・都心さえあこがれる街。二子玉川 二子玉川らいず (多摩川があるという価値の発見) ・ブランドショップがならぶ街は他にもある。しかし、そこに川はない。 ・あなたのそばが、いちばん遠い。サントリーリザーブ ・きゅうくつは、うまい。世界コミュニケーション年 ・気がつけば、大きなテレビをひとりで見る国になっていた。谷内六郎シリーズ ・人間という肩書で、生きようと思う。Club will be ・花を育てるようになると雨が好きになる。積水ハウス ・人が少ない場所に住むと、人を想う時間が長くなる。フジテレビどらま「やさしい時間」
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名コピーの数々。 コピーはつくるのではなく、見つける。なるほど。 エッセイは数段、面白い。 さっと読める本、ということが文章のうまさの証なのでしょう。 「消しゴムの人生は、後半がボロボロでした。」は一番ぐっと来ました。
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岩崎俊一さんのコピー集。 コピーも素敵だが、途中途中の、岩崎さんの人間味あふれるコラムもステキだった。 やっぱり、人生とか、人柄だったりとかが、スゴイ出ているコピーが多い。 好きだったコピーもたくさんあるが、岩崎さんの考える思考に触れられたことがよかったかな。 あなたに会えたおか...
岩崎俊一さんのコピー集。 コピーも素敵だが、途中途中の、岩崎さんの人間味あふれるコラムもステキだった。 やっぱり、人生とか、人柄だったりとかが、スゴイ出ているコピーが多い。 好きだったコピーもたくさんあるが、岩崎さんの考える思考に触れられたことがよかったかな。 あなたに会えたおかげです。
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