噛みきれない想い の商品レビュー

鷲田清一【著】

2010/01/23

角田光代さんが書評で触れていたので、
気になって読んだ本。

するする読めるところと、
つまりながら読むところとがあったけれど、
それぞれにじわじわ効いてくる感じ。

哲学書の面白さを噛みしめることができました。

2011/09/06

冒頭の哲学的な問いにぐっと惹きつけられる。「わたしは生きてきてよかったのか」　まあ全部が全部納得して読めるわけではないけれど、読むと気持ちが落ち着く。

2009/10/27

やはり哲学書である。だから一編、一編がずしりと重く、ずきんと堪える。もちろんたった一遍の黙読では自身のなかで消化することなどかなわない。そこで、書き出したメモをなんどもなんども読み返すことになる。鷲田先生の書は、いつもそのような問いかけに満たされている。

2011/07/17

この著者の本を読むのは初めてでしたが、深くうなずける部分がありました。　阪大の総長で臨床哲学が専門だそうですが、短いエッセイをまとめたもので読みやすかったです。他の本も読んでみようと思います。