刻まれない明日 の商品レビュー
しあわせな気分になれるそれぞれの恋だがそれは『失われた町』と同じ世界ではあるもののここでは消失した3095人の住民がいるものとして街が運営されており実際どこかに存在している気配を感じる哀しい十年間を抱くゆえでもあり、その気配も薄れてきた今、恢復の絆でもある。
Posted by
「開発保留地区」は10年前に三千人以上の人が一瞬でいなくなってしまった場所。 しかし、その人々が存在するように図書館では本の貸し出し記録があり、ラジオ局には葉書が届く。 ファンタジックな内容。
Posted by
この人の本は全般的に暗ーい印象。どんよりとずーっと曇り空のような、いつまでも心が晴れないそんな本ばかりです。 鬱屈とした人だったらますます暗く落ち込むんじゃないかと思うわ。どうしてこんなに暗いのかはわからないけど、もう今にも霧の中に迷いこみそうなくらいに暗い。 前途多難、因果...
この人の本は全般的に暗ーい印象。どんよりとずーっと曇り空のような、いつまでも心が晴れないそんな本ばかりです。 鬱屈とした人だったらますます暗く落ち込むんじゃないかと思うわ。どうしてこんなに暗いのかはわからないけど、もう今にも霧の中に迷いこみそうなくらいに暗い。 前途多難、因果応報、暗雲、そんな言葉がぴったりの小説家。笑笑 内容は少しほっこり恋愛とか入ってるはずなんだけど、全体通して見て、やっぱ暗い。なんかわからんが何千人も一気に消えた街が主役なんだけど、とにかく印象が暗い。 描き方なのかな?すごい不幸とかそういうのもない、淡々とその街でそれぞれの生活を描いてるだけなのに、常に濃い霧の中のような小説です。 不思議。内容は割とハッピーエンド?っぽいんだけどな。
Posted by
147:三崎ワールドの集大成。過去作品に登場したキーワードが散りばめられていて、ずっと読んできた身としてはとても嬉しいです。失われること、つながること、新たな一歩を踏み出すこと、場所との関わり、思うことのエネルギー。三崎作品に共通するテーマが丁寧に描かれています。じんわり温かい読...
147:三崎ワールドの集大成。過去作品に登場したキーワードが散りばめられていて、ずっと読んできた身としてはとても嬉しいです。失われること、つながること、新たな一歩を踏み出すこと、場所との関わり、思うことのエネルギー。三崎作品に共通するテーマが丁寧に描かれています。じんわり温かい読後感。
Posted by
非現実の世界であるが、とてもリアル。 10年前に突然消えてしまった3,095人。 そして大切な人を失い、残された人々。 それぞれの思いを引きずりながら過ごしてきた。 章ごとに主人公が変わるが、みんな新しい出会いがある。 最後には、それまでの登場人物たちがキレイにつながっていくのが...
非現実の世界であるが、とてもリアル。 10年前に突然消えてしまった3,095人。 そして大切な人を失い、残された人々。 それぞれの思いを引きずりながら過ごしてきた。 章ごとに主人公が変わるが、みんな新しい出会いがある。 最後には、それまでの登場人物たちがキレイにつながっていくのが気持ち良い。 静かで暖かい恋愛小説でもあるが、結末はちょっとSFっぽい。 「失われた町」を読んでいないので、今度読んでみたい。
Posted by
10年前に3095人が突如消えた街 その街では未だに消えたはずの人が図書館で本を借りたり、ラジオ局に手紙が届いたり、一部の人にしか聞こえない鐘の音が聞こえる 前半の話は純粋に人の想いにひたれる 解決編というか、種明かしの話はどうなんだろうね? 一応は謎は謎のままの余地はのこして...
10年前に3095人が突如消えた街 その街では未だに消えたはずの人が図書館で本を借りたり、ラジオ局に手紙が届いたり、一部の人にしか聞こえない鐘の音が聞こえる 前半の話は純粋に人の想いにひたれる 解決編というか、種明かしの話はどうなんだろうね? 一応は謎は謎のままの余地はのこしてあるけど・・・ でも、種明かしの話なのにクオリティが高く、これもひとつのお話しとして楽しめる エピローグもこの後の展開を想像したくなるような終わり方でよい
Posted by
だいぶ前にこの人の作品を読んだ。ファンタジー要素があり、おもしろいんだけど、結論がよくわからない。 ちょっと惜しい気がする。
Posted by
『失われた町』の続編とも言える作品。 三崎さんの作る独特な世界観。 日本でもなく、どこの国でもない設定。 好きです。 三崎さんの本の世界の町に、いつか私も行ってみたい。 『失われた町』の原因は結局はっきりとは分からなかった。 もしかしたら…さらに続編も出るのか...
『失われた町』の続編とも言える作品。 三崎さんの作る独特な世界観。 日本でもなく、どこの国でもない設定。 好きです。 三崎さんの本の世界の町に、いつか私も行ってみたい。 『失われた町』の原因は結局はっきりとは分からなかった。 もしかしたら…さらに続編も出るのかな。出てほしいな。 でも、少しだけど原因というか、 要因を少し垣間見ることができた。 えぇ!人為的な要因だったの!?って思ったけど、 結局その要因も今のところいまいちあやふやなまま終わったし。 今回は恋愛要素もちょっと入ってて、 ところどころ心がほっこりした。 本の中で、気に入った一言。一文。 『一瞬で忘れられることもあれば、 何十年経っても忘れられないこともある。 人の気持ちってのはそんな単純なものじゃないさ』 『駿は、普通とか普通じゃないとか、 そんなことで人の気持ちをはかるのかな』 『それでも今、それぞれに自分の道を歩いている、 向かっている方向は同じなんだって』 『離れなければ見えないものもあれば、 近づかなければ見えないものもある。 大事なのはつながりを信じる強い想いなんだ』 『たとえ自分が失われても、誰かの思い出に残るってのは、 結構悪くないのかもしれないってね』 三崎さんの本の中の言葉は、心を打つものが多いなぁ。 20100119
Posted by
「失われた町」の世界を継ぐ、三崎ワールド。 突如町から失われた3095人。その人たちとの”想い”を抱く人たち、そんな人たちとつながるひとたち。 色んな人、色んな思いが交わりながら、決してその3095人は失われることなく、未来へ続いていくーー。 今シーズン読んだベスト。とらえどころ...
「失われた町」の世界を継ぐ、三崎ワールド。 突如町から失われた3095人。その人たちとの”想い”を抱く人たち、そんな人たちとつながるひとたち。 色んな人、色んな思いが交わりながら、決してその3095人は失われることなく、未来へ続いていくーー。 今シーズン読んだベスト。とらえどころのないストーリーが、やがて1つへ収斂されていく。一気読み。 読み終えて、あぁ恋愛小説だったなと気付く。がもはやそんなことはどうでもいい。 新たな一歩。ありがとう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『失われた町』の姉妹編。 『失われた町』では消失に抗う人々や、心の奥底に悲しみを湛えた人々の姿が描かれていたけれど、こちらでは消失から10年を経た人々の姿が描かれている。 「隔ての鐘」が特に良かったです。 鈴の古奏器が奏でる音が聴く者の心を望郷と追憶、そして希望へと導き、瞬の舞と結びついていくあの場面が印象的。 歩行技師さんのお話も好きです。 そして「紙ひこうき」で”7階撤去”という文字を見て思わずにやりとしてしまった。 象徴的に描かれる青い蝶も心に残ります。 前作よりも優しい希望にあふれ、良い読後感です。
Posted by
