悪霊にさいなまれる世界(下) の商品レビュー
《目次》 第十三章 「事実」という仮面 第十四章 反科学 第十五章 ニュートンの眠り 第十六章 科学者が罪を知るとき 第十七章 懐疑する精神と、驚嘆する感性との結婚 第十八章 風はほこりをたてる 第十九章 くだらない質問というものはない 第二十章 火に包まれた家 第二十一章 自由...
《目次》 第十三章 「事実」という仮面 第十四章 反科学 第十五章 ニュートンの眠り 第十六章 科学者が罪を知るとき 第十七章 懐疑する精神と、驚嘆する感性との結婚 第十八章 風はほこりをたてる 第十九章 くだらない質問というものはない 第二十章 火に包まれた家 第二十一章 自由への道 第二十二章 意味の虜 第二十三章 マックスウェルと科学オタク 第二十四章 科学と魔女魔術 第二十五章 真の愛国者は問いを発する
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上巻の話に続いて、どうやって科学を普及させていくかについて書かれている。 13章 話の内容としては、11章までの話の流れと同じなので、12章よりも前でいいと思うが、上下巻に分かれる都合上、下巻にはみ出てしまった感じか? プラセボ的な効果があるように、「思い込み」は科学的にも多少の...
上巻の話に続いて、どうやって科学を普及させていくかについて書かれている。 13章 話の内容としては、11章までの話の流れと同じなので、12章よりも前でいいと思うが、上下巻に分かれる都合上、下巻にはみ出てしまった感じか? プラセボ的な効果があるように、「思い込み」は科学的にも多少の力を持っているが、元々の原因を取り除く手段としては効果的ではない。 14章 シャーマニズムや神学、そしてそれに対する量子力学について、どちらも理解できないとき、その違いはどこにあるか? その答えは、たとえ理解はできなくとも、量子力学がきちんと機能することは証明できるということだ。 著者はこう書いているが、科学に疎い私は、「その証明方法も理解できない点でエセ科学と共通しているんだけどな」と少し思った。 15章 科学によって真実が明らかになることによって生じる不都合もあるのではないか?という主張に対する反論。 真理や過去の過ちを見据えている方がずっといい。 16章 核という科学の罪について。 科学の普及に当たっては、こういった問題についても目を向けていかなければならない。 17章 結構重要な章。 懐疑的な態度はとても重要ではあるが、「はじめに懐疑的な結論ありき」になってはならない。 科学の核心は、一見すると矛盾するかにみえる二つの姿勢のバランスを取るところにある。 一つは、どれほど直観に反する奇妙なアイデアであっても、新しいアイディアに対しては心を開くという姿勢。 もう一つは、古いアイディアであれ新しいアイディアであれ、懐疑的に、かつ徹底的に吟味するという姿勢である。 19章 科学を普及する上での課題の一つとして、哲学者のジョン・パスモアの言葉を引用している。 「科学の初学者は、人文学の初学者とはちがって、天才とじかに接触することがないのである。」 ここから先はエッセイ的な面が強くなり、アメリカの政治や教育や愛国心などについてまで話が広がっているので、当初の主張に対して少しまとまりがない印象を受けた。
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いわゆる先進国であってしても宇宙の誕生であり、人類の誕生については、宗教的なバイアスを含んだ認識をしているところが多い。 そんな中でダライラマの真理への素直な態度、教義が科学的反証を試みられれば、それを受け入れる用意がある。たとえそれが教義の核心部「輪廻転生」であっても。ただしそ...
いわゆる先進国であってしても宇宙の誕生であり、人類の誕生については、宗教的なバイアスを含んだ認識をしているところが多い。 そんな中でダライラマの真理への素直な態度、教義が科学的反証を試みられれば、それを受け入れる用意がある。たとえそれが教義の核心部「輪廻転生」であっても。ただしそれは反証が難しいと付け加えられたが。 科学が人々の生活をより良くするものだという認識は持たれているが、科学に実験が重要であるということと同様に、人々の生活への改良について実験が重要であるということを認識されていることが少ない。共産主義も民主主義も実験である。よりよい未来のために実験を実験が必要なのである。もちろん個人においても。
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「悪霊にさいなまれる世界(下)」 著者 カール・セーガン 訳者 青木薫 出版 早川書房 p164より引用 “物事をとことん考え抜く習慣が必要なのだが、 それを身につけるには訓練と練習が必要だからだ” 惑星科学者である著者の生前最後の著作の文庫版。 下巻ではトンデモ話と少し離...
「悪霊にさいなまれる世界(下)」 著者 カール・セーガン 訳者 青木薫 出版 早川書房 p164より引用 “物事をとことん考え抜く習慣が必要なのだが、 それを身につけるには訓練と練習が必要だからだ” 惑星科学者である著者の生前最後の著作の文庫版。 下巻ではトンデモ話と少し離れて、 政治や文化等広範に話題を取り上げています。 上記の引用の後にさらに “懐疑する精神も不思議さに驚嘆する感性も 鍛え上げなくては使えない技術である。” と続きます。 物を考える為の訓練と言うのが、 子供のうちはイマイチピンと来なかったことを思い出しました。 今でもピンと来ているかどうか、 訓練をこなせているかどうか自分に対して疑問。 中学や高校の頃に出会いたかった一冊です。 これから科学を目指す方や懐疑的な考えを身に付けたい方に。
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上巻に比べると、疑似科学の批判よりは、科学的な思考法の大切さや、疑うことの意味を説くのにほぼ全ての章を費やしている。 アメリカ(及びヨーロッパや旧ソ連)の科学史にもふれる内容で、なかなか読み応えがある。 カテゴリは「科学・数学・物理」に分類したが、読み進めるのに特別な専門知識は...
上巻に比べると、疑似科学の批判よりは、科学的な思考法の大切さや、疑うことの意味を説くのにほぼ全ての章を費やしている。 アメリカ(及びヨーロッパや旧ソ連)の科学史にもふれる内容で、なかなか読み応えがある。 カテゴリは「科学・数学・物理」に分類したが、読み進めるのに特別な専門知識は必要ない(どちらかといえば、科学が苦手な人向けの本ともいえる)。 文章も読みやすいので、気負うことなく開ける本だ。
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科学・迷信・政治 自分は分かっているという姿勢で 世界を疑うのではなく 自分が分かっているのかという姿勢で 世界を疑う。
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