ミレニアム3(下) の商品レビュー
ミレニアムの3作目。 2作目の続きから始まり、瀕死の状態のサランデルの復活、そして解放。気持ちがスッキリした。上巻のザラチェンコが殺された時は衝撃だった。下巻の最後ニーダーマンも仕留めることができてホッとした。 下巻は国家の組織の裏の秘密や裁判など、スピード感があって楽しめた。 ...
ミレニアムの3作目。 2作目の続きから始まり、瀕死の状態のサランデルの復活、そして解放。気持ちがスッキリした。上巻のザラチェンコが殺された時は衝撃だった。下巻の最後ニーダーマンも仕留めることができてホッとした。 下巻は国家の組織の裏の秘密や裁判など、スピード感があって楽しめた。 登場人物が多く、紹介のページを参照にしながら読んだ。
Posted by
国家の機密を含んだ大きな陰謀が、段々と解き明かされてゆくあたりは読んでいて爽快。ただ読者には割と最初の方から舞台裏も既に見えてしまっていて、後半に新たなどんでん返しや真相が待っているわけではないのは、前作とほぼ同様。でも楽しめる小説だった。作者はもう少し続編まで考えていたのにこ...
国家の機密を含んだ大きな陰謀が、段々と解き明かされてゆくあたりは読んでいて爽快。ただ読者には割と最初の方から舞台裏も既に見えてしまっていて、後半に新たなどんでん返しや真相が待っているわけではないのは、前作とほぼ同様。でも楽しめる小説だった。作者はもう少し続編まで考えていたのにこの巻を書き終えてから急死してしまったらしい。それでも物語は中途半端ではなくて、3部作もこれで十分に完結しているような感じだった。
Posted by
下巻も次々展開していきますが、主線は割と予定通りといった印象 裁判への展開、その後と作者はサービス旺盛ですね 登場人物は、極端に白と黒、 敵がちょっと間抜け、 違法に入手した証拠が簡単に認められたり、 女性への暴力を一つのテーマにしているにも関わらず、男に都合の良い女性ばかりが...
下巻も次々展開していきますが、主線は割と予定通りといった印象 裁判への展開、その後と作者はサービス旺盛ですね 登場人物は、極端に白と黒、 敵がちょっと間抜け、 違法に入手した証拠が簡単に認められたり、 女性への暴力を一つのテーマにしているにも関わらず、男に都合の良い女性ばかりが登場するところは、なんだかですね しかし総じて、読みやすいエンターテインメント作品でした
Posted by
3部作の中では一番おもしろかった。全部読んだから言えることだが。休日に一気に読むのに絶好の作品。色々な希望が見える方向で終わりになって、読後感よし。
Posted by
【上下巻のレビュー】 シリーズ完結に相応しい出来 前作の直後から始まるが、リスベットを取り巻く巨大な陰謀を巡って繰り広げられる情報戦とコンゲーム。そして手に汗を握る裁判の行方。憎い奴等が本当に憎々しく書かれて、誰もがリスベットを応援したくなるはず! でも、それらをくぐり抜けて...
【上下巻のレビュー】 シリーズ完結に相応しい出来 前作の直後から始まるが、リスベットを取り巻く巨大な陰謀を巡って繰り広げられる情報戦とコンゲーム。そして手に汗を握る裁判の行方。憎い奴等が本当に憎々しく書かれて、誰もがリスベットを応援したくなるはず! でも、それらをくぐり抜けてもなお、リスベットは相変わらずリスベットのままでニヤリ。本当は4部作で考えられていたそうだが、筆者の早逝によりもう続編が読めないと思うと残念(と以前読み終わった後に思ったのですが、まさかの続編が作られましたね。しかも映画化まで。どちらも楽しみです)。
Posted by
とても面白い。ミレニアム3では法廷での戦いが面白い。次のページをくる間も惜しいほどである。作者が亡くなり第四部が読めないことが残念である。
Posted by
これまでの伏線がきれいに回収されてほっとした。あとは双子の妹だけだなあ。裁判のシーンはじーんときます。 リスベットが周囲の人との関係を少しずつ作れるようになってうれしい。シリーズを通してすっかり彼女が好きになってしまいました。まだまだ続きが読みたかった。残念です。
Posted by
リスベットは回復しつつあった。 ミカエルは様々な罪を着せられた彼女を救うため、仲間を集めて行動を開始する。 だが、特別分析班は、班の秘密に関わる者たちの抹殺を始めた。 一方ミカエルは病院内のリスベットと密かに連絡を取り、有益な情報を得ようとする。 そして、特別分析班の実態を調べる...
リスベットは回復しつつあった。 ミカエルは様々な罪を着せられた彼女を救うため、仲間を集めて行動を開始する。 だが、特別分析班は、班の秘密に関わる者たちの抹殺を始めた。 一方ミカエルは病院内のリスベットと密かに連絡を取り、有益な情報を得ようとする。 そして、特別分析班の実態を調べる公安警察と手を組み、巨大な陰謀の解明に挑む。やがて始まるリスベットの裁判の行方は? 驚異のミステリ三部作、ついに完結! あぁ、おもしろかったーーー!!
Posted by
2から3は一つの作品。 ただその長さを感じさせない程よく出来てるし、面白い! ありがちな『あれ?あいつどこ行った?』という伏線を膨らますだけのオマケキャラも見当たらないし、正に『大団円』と言う感じでした。 村上春樹氏の『回転木馬のデッドヒート』の中に、人生って本当はメリーゴー...
2から3は一つの作品。 ただその長さを感じさせない程よく出来てるし、面白い! ありがちな『あれ?あいつどこ行った?』という伏線を膨らますだけのオマケキャラも見当たらないし、正に『大団円』と言う感じでした。 村上春樹氏の『回転木馬のデッドヒート』の中に、人生って本当はメリーゴーランドの様にただただ同じ所を回っているだけなのに、その凡庸さを認めらない人々はそれをあたかも命懸けの競争に見立てて…云々というくだりがあったけど、作品中の老人達にまさしくそれを見た様に思いました。掻い摘んじゃうと老害に迷惑を被る人達の話。 最近、早逝した原作者のプロットを受け継いで、別の作者が4を出版し、評価もまずまずと言う事らしく非常に楽しみ。 でも、コナリーや姫川さんや探偵を鑑定する人まで現れて、さてどこから手をつけましょう(笑)。
Posted by
久々の海外ミステリーでこの面白さ!幸せでした。 それにしても、名前がややこしすぎ。 なじみがなさすぎて混乱しましたわ。
Posted by