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女子と鉄道 の商品レビュー

3.5

26件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2013/03/12

2013年3月10日読了。 女性の鉄道ブームの先駆者とも言える、酒井順子氏による鉄道本。 コテコテの鉄子の本かと思いきや、かなりゆるい鉄道好き! 乗った線路は忘れるし、乗車中8割くらい寝ているし(笑) そんなところにとっても共感…(笑) はじめに、を読んですぐに作者のファンに...

2013年3月10日読了。 女性の鉄道ブームの先駆者とも言える、酒井順子氏による鉄道本。 コテコテの鉄子の本かと思いきや、かなりゆるい鉄道好き! 乗った線路は忘れるし、乗車中8割くらい寝ているし(笑) そんなところにとっても共感…(笑) はじめに、を読んですぐに作者のファンになりました(^.^) 行きたいなって思う場所がたくさんあったけど、ほとんどがすでに廃線していて残念…。悲しいけど、鉄道の宿命かな…。 最中めっちゃ食べたい。 スイカペンギン可愛い。 女流阿房列車も読まねば!!

Posted byブクログ

2012/09/02

2012/09/02 21:43 酒井さんの「女流阿房列車」は乗りテツレポシリーズですが、こちらの「女子と鉄道」は、鉄道とその周辺諸事情に関する考察集、といった書物です。 この沿線の風景がどうだ、とか、この路線の特徴は、とか 車両の特徴は・・・・そんなカタいことは「男子」に任...

2012/09/02 21:43 酒井さんの「女流阿房列車」は乗りテツレポシリーズですが、こちらの「女子と鉄道」は、鉄道とその周辺諸事情に関する考察集、といった書物です。 この沿線の風景がどうだ、とか、この路線の特徴は、とか 車両の特徴は・・・・そんなカタいことは「男子」に任せておいて、「女子」は楽しく気軽に「鉄道」をたしなむ。 取り上げているテーマは鉄道でも、鋭い観察眼、寄り添っているのだか突き放しているのだかよくわからない、爽快な中辛コメントの大行進が心地よい・・・ でも明らかに、他のテーマで書かれた酒井さんのどの本よりも、冷静な語り口に思えて実はとても、熱い。熱すぎる。 そうだ。この方は「観光学部」のご卒業。きっと、このテンションは「卒論モード」での観察によるものに違いない。うんうん。 と自分勝手に理由をつけたところで、その内容ですが、テツの世界における女子と男子の微妙な壁を、ひらっと軽やかに乗り越えて、あるいは、行ったりきたりして、自然体に楽しむことを教えてくれる本です。 しかし、タイトルは「女子と鉄道」となっているように、また、表紙イラストはSuicaペンギンのイラストレーターさん、とあたかも「女子」向け鉄道入門書のような雰囲気を醸し出してはいるものの、その内容は、入門どころかかなり中級なもの含む。といった趣きもあり。 自分的には、表紙と内容のギャップがむしろ面白く、心地よかったりしたのですが。しかし、鉄道なんてよくわからないけど、ブームだし読んでみようかな・・・とうっかり手に取った文字通りの「女子」の方も、この世界に引き込まれてしまうでしょう。 そして、次には宮脇俊三先生のご著書を読んでしまうことでしょう。 するともう、以前のように丸腰では旅に出られなくなるの・・・ ぜひ、勇気を出して、一緒に「鉄道」を女子のたしなみとして身につけましょう、みなさま! (って誰に呼びかけてるのかわかりませんけど・・・)

Posted byブクログ

2012/02/08

酒井さんの独特な冷めた、それでいて以外と熱い語り口が好きだ。 最後の章では胸がきゅんとします。 私も、ひさしぶりに一人で鉄道に乗りに行こう。

Posted byブクログ

2012/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とっても面白かった。 女子の視点から、鉄道について書くとこうなるのかと思った。 時にはくすっと笑い。 時にはうんうん、とうなずいたり。 とっても楽しい時間だった。 なかでも寝台列車「さくら」については、すごく親近感を感じた。 昔、自身も「さくら」に長崎県から乗車し、東京までの旅をしたことがあるから。 「さくら」がなくなるときには、寂しさを感じていたから、この乗車記録には、嬉しかった。 女子で、鉄道が好きなひとにお勧めしたい一冊。

Posted byブクログ

2012/05/03

電車で寝てしまい絶景を見逃してしまう、そんなゆるさを持つ女子鉄・酒井順子による鉄道エッセイ。 淡々とした文章と鉄道の知識がなくても読める内容のため、読みやすさがある一方で、物足りなさを感じる読者もいるのではと思われる。 ほぼ表紙買いの私の興味をひいた内容は、やはり、スイカペンギン...

電車で寝てしまい絶景を見逃してしまう、そんなゆるさを持つ女子鉄・酒井順子による鉄道エッセイ。 淡々とした文章と鉄道の知識がなくても読める内容のため、読みやすさがある一方で、物足りなさを感じる読者もいるのではと思われる。 ほぼ表紙買いの私の興味をひいた内容は、やはり、スイカペンギンにまつわるくだり、特にスイカペンギン生みの親である坂崎さんのお話だった。

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2011/07/27

痴漢から廃線まで、著者の旅行記から鉄道に関する普通のエッセイまで、様々な角度から鉄道の事を書いてみた本。鉄に興味のない人も、鉄男女も楽しめる内容。

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2010/12/16

もんもんほるもんと並行して 昼休みにちょこちょこ読んでる 鉄道も興味ないけど面白い 自分の知らない分野 未知の領域なので面白い 一つのことに夢中になって 突き進めることがなくなった かなしいけども 新幹線って乗ったことないんだ いつか乗ってみたい田舎者 はやんだろうな(遠い目) ...

もんもんほるもんと並行して 昼休みにちょこちょこ読んでる 鉄道も興味ないけど面白い 自分の知らない分野 未知の領域なので面白い 一つのことに夢中になって 突き進めることがなくなった かなしいけども 新幹線って乗ったことないんだ いつか乗ってみたい田舎者 はやんだろうな(遠い目) だって北海道に新幹線ないんだもの

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2010/03/18

かつて「三十代以上、未婚、未出産」の女性を「負け犬」と自虐的に定義しながらも、大いに市民権を得た(?)酒井順子によるエッセイ集。といっても、内容は「負け犬」談義ではなく、タイトル通り鉄道好きな女子による鉄道に関するエッセイ。 何でもない、ゆるい女性一人の電車旅(車窓に夢中になる...

かつて「三十代以上、未婚、未出産」の女性を「負け犬」と自虐的に定義しながらも、大いに市民権を得た(?)酒井順子によるエッセイ集。といっても、内容は「負け犬」談義ではなく、タイトル通り鉄道好きな女子による鉄道に関するエッセイ。 何でもない、ゆるい女性一人の電車旅(車窓に夢中になるのもそこそこ、終点まで寝こけていたりする!)の様子が綴られている。 私にも書けそう、と思わせる平易な文章。好きな旅行をして文章を書いて、それがお仕事になるのは羨ましいなぁと思う一方。 思い出すのは、やはり鉄道文学の大御所、宮脇俊三の紀行文について同じようなことを解説で書いていらっしゃる方がいたこと。 宮脇俊三の場合、その「一見平易に見える文章」を搾り出すために相当の苦悩があったことをお嬢さんが書いておられる。或いはこの筆者もそうなのかもしれない。 平易な文章(でも実は考え抜かれた一文)というのは鉄道文学の特徴なのかしらん。 スイカ(Suica)のペンギングッズの話だとか、女性専用車の話だとか。 ところどころ鉄道好きじゃなくても共感出来る、女子っぽいトークもある。とはいえ、基本「鉄道好き女子」な話なので門外漢にはノリづらい面も。 文中、女子鉄は鉄道好き男子とは違う視点を持っていることを強調しているが。外からすればそれすらも(そんな差異を言い立てるところも)ひっくるめて「単なる鉄道オタク(同類項)」にしか見えないのだが、どうだろう(苦笑) 文庫本として発売されるくらいなのだからそれなりの部数を見込まれているわけで。逆に考えれば、それだけ「女子鉄」がいる(ニーズがある)ということなのかもしれない。

Posted byブクログ

2010/01/12

鉄道オタクという存在が世間に認知されて久しい。それはもちろん、男子だけではないのです、女子にも広まる鉄道ブーム。そんなエッセイ。とは言え、著者は行き着くところまでマニアックにこだわっている…とかそんな感じではなく、電車に乗って揺られているのが好きで、うたた寝して絶景を見逃したりし...

鉄道オタクという存在が世間に認知されて久しい。それはもちろん、男子だけではないのです、女子にも広まる鉄道ブーム。そんなエッセイ。とは言え、著者は行き着くところまでマニアックにこだわっている…とかそんな感じではなく、電車に乗って揺られているのが好きで、うたた寝して絶景を見逃したりして、割と…というか、かなり緩い感じで鉄道を愛している様子。 廃線直前の小さな路線に乗りに行ったり、リニアモーターカーの試乗に行ったり、もしくはSuicaペンギンについて書かれていたり、痴漢問題について書かれていたりと色々なテーマで楽しめます。

Posted byブクログ

2009/11/14

酒井さんはけっこうふらっと旅行に出るみたいで、うらやましいです。 ただ、せっかく鉄道で旅行に行っているのに、車中で寝てしまうなんてもったいない。 東京ステーションホテルに泊まってみたい。こんな選択肢、考えたこともなかったです。

Posted byブクログ