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司書はなにゆえ魔女になる の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2015/02/05

タイトルに惹かれて。 最初は著者の経験に基づく図書館関連の話。 司書の面接を受ける際にちらっと読んでいて心が揺さぶられる思いがした。やっぱり図書館、本はいいなあ、という思いと世間のその存在に対する扱いに著者と同様、少し思うところがある。 後半の2章は本や映画に関して。 読みた...

タイトルに惹かれて。 最初は著者の経験に基づく図書館関連の話。 司書の面接を受ける際にちらっと読んでいて心が揺さぶられる思いがした。やっぱり図書館、本はいいなあ、という思いと世間のその存在に対する扱いに著者と同様、少し思うところがある。 後半の2章は本や映画に関して。 読みたい、観たい、がたくさん出てきた。 また、それらの作品を紹介するとともに類似するものや著者がそれらを観て思い浮かべた他の作品もあるので一緒に観たいと思った。

Posted byブクログ

2015/03/18

『司書はひそかに魔女になる』のレビュー 魔女という言葉に惹かれて借りて来た。 三部に分かれ、パート1では図書館という存在そのものについて語る。 パート2は本、パート3では映画についてそれぞれ感想を述べている。 図書館、あるいは本についてのエッセイは、主に東北地方のものをあげてい...

『司書はひそかに魔女になる』のレビュー 魔女という言葉に惹かれて借りて来た。 三部に分かれ、パート1では図書館という存在そのものについて語る。 パート2は本、パート3では映画についてそれぞれ感想を述べている。 図書館、あるいは本についてのエッセイは、主に東北地方のものをあげている。 本書執筆時期が震災後ということもあるようだ。 読みながら、大事にしていた児童書を各地の図書館に寄付したことを思い出した。 笑ってしまったのが、足羽某の「某」を名前だと勘違いした学生の話。 冗談だろうと思ったが、文中にでてくる「黒山羊さん」を「くろやま・ひつじ」と読んでしまった 自分も、たいして頭の中身が変わらない。 苦笑。 第二部の本は『赤ちゃんは魔女』という話が面白そうだ。 児童書も、ルポもあり、バランスの良い選になっている。 どれから読もうかな。 第三部の映画に関しては、「ミケランジェロの暗号」「ヘルプ」が面白そうだ。 前者はナチス時代の話、暗号、と好きなキーワードがある。 後者は黒人奴隷解放期のアメリカの話で、「風と共に去りぬ」の要素を含んでいそうだ。 主にレビュー、紹介なのでそれの更にレビューとなると難しい。 特に難解な言葉を使っているわけでもなく、司書とはということについて詳しく語るものでもない。 面白いとか面白くないとかそういう評をする類いの本ではない。

Posted byブクログ

2013/05/21

図書館司書さんの書いたエッセイ。黒子役というイメージが強いせいか、あまりパッとしない(失礼!)のんびりイメージの強い職業だったのだけれど、読んでいて本や図書館に対する秘めた熱い情熱が伝わって来ました。単に表に出てなかっただけなのね。普段あまり考えることのない図書館運営についても書...

図書館司書さんの書いたエッセイ。黒子役というイメージが強いせいか、あまりパッとしない(失礼!)のんびりイメージの強い職業だったのだけれど、読んでいて本や図書館に対する秘めた熱い情熱が伝わって来ました。単に表に出てなかっただけなのね。普段あまり考えることのない図書館運営についても書かれていて興味深い。知の殿堂として、表現の自由を守る砦としての役割もあるんだなぁと改めて思いました。

Posted byブクログ

2013/04/03

自身の趣味趣向を図書館事情と絡めながら綴られている。 観てみたくなる映画や読んでみたい本がたくさん書かれていており、著者の教養が垣間みれる。何よりきっとご本人も楽しみながら書かれたんじゃないでしょうか。

Posted byブクログ

2011/10/29

【感想MEMO】   ひとつひとつのお話が短く、簡潔な文章がとても読みやすかった。 それから、世界の図書館事情の内容は特に興味深かった。

Posted byブクログ

2010/12/29

誤って一番古い物ではなく一番新しい物を借りてしまった; 故に繋がりというか、どういったテーマでずっと書かれている本なのかわかんないけど、熱意は伝わってくる。 司書と言う中立的に人に本を勧める職業から見る本の紹介には思わず読んでみたいと思わせられる。 そこは流石! また司書の過去...

誤って一番古い物ではなく一番新しい物を借りてしまった; 故に繋がりというか、どういったテーマでずっと書かれている本なのかわかんないけど、熱意は伝わってくる。 司書と言う中立的に人に本を勧める職業から見る本の紹介には思わず読んでみたいと思わせられる。 そこは流石! また司書の過去の姿、というか戦時中は敵国の情報・文化・言葉を知るために本を仕入れ解析する、そんな仕事だったと言う話。 むしろ図書館離れが進む現代の方が意義を求めるのに難しいとか。 安定=公務員という固定観念がまだあるので司書もなんか安定しているとか思ってたけど現状そんな優しい物でもないとか以外な司書ネタも詰っていて、ページ数の割に読めた内容。 しかし表題の司書と魔女については・・・なんだったんだろ?

Posted byブクログ

2009/10/04

 毎回このシリーズを読むと、自分の司書としての未熟さが身にしみる……。  学校にも蔵書に加えたい本や、読みたくなる本の紹介のほかにも、映画のはなしなどもエッセイとして載っている。  どのエッセイも本につながっているところはさすが。

Posted byブクログ