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銀しゃり の商品レビュー

3.8

24件のお客様レビュー

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2024/02/15

主人公は江戸深川で寿司屋を営む若者。馴染みの棒手振りや旗本に使える武家、いわくありげな客の女性や長屋のおばちゃんなど、様々な人たちと関わり合いながらも仕事へは真摯に向き合い正直に生きていく。江戸の町の人々が生き生きと描かれている。 これと言って考えさせられることとかはないが、読...

主人公は江戸深川で寿司屋を営む若者。馴染みの棒手振りや旗本に使える武家、いわくありげな客の女性や長屋のおばちゃんなど、様々な人たちと関わり合いながらも仕事へは真摯に向き合い正直に生きていく。江戸の町の人々が生き生きと描かれている。 これと言って考えさせられることとかはないが、読後感の良い爽やかな話。悪いやつも出てくるが、ある意味勧善懲悪な展開で安心する。 江戸の町を舞台にした話はたくさんあると思うが、実際に見てきたかのように町や人々の様子を描いているのはすごい。

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2023/07/18

2023.07.18 著者の作品は庶民がまじめに生きることを強く訴える。あと、禍福は糾える縄の如しということをいつも感じる。 良いことがあったからといって浮かれたり、悪いことがあったからといって落ち込んでいてはダメだとも思う。

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2018/11/20

"江戸深川を舞台にした時代小説。鮨職人の新吉さんを主人公にした人情話。 小説はフィクションだが、小説のモデルになった人物、お店は実在する。 三ツ木鮨は深川の富岡八幡宮そばにある。親方は新吉さんの代から変わって若返っているが、お店は健在だ。"

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2018/04/04

山本一力の真骨頂とも言える深川を舞台にした人情時代物小説でした!愚直な鮨職人の主人公新吉が、味と伝統を守るため日々精進する毎日を過ごす中、新吉の職人気質や人間性を惚れ込んだ人たちとの五分の付き合いが粋だった反面、自分さえよければ良いという人たちとの対峙だったり、女性関係の難しさだ...

山本一力の真骨頂とも言える深川を舞台にした人情時代物小説でした!愚直な鮨職人の主人公新吉が、味と伝統を守るため日々精進する毎日を過ごす中、新吉の職人気質や人間性を惚れ込んだ人たちとの五分の付き合いが粋だった反面、自分さえよければ良いという人たちとの対峙だったり、女性関係の難しさだったりがまた面白さに拍車をかけておりました。また、新吉と順平兄妹との絆のような関係性も良かったです! 読み終えて、ほっこりした気持ちになれました!

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2017/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

寿司屋さんが真摯に人と向き合って、真面目に働き、苦労を重ねて大きくなる話。 途中、似たような偉い侍と会ってアドバイスを貰ったり、竹のナイフを開発したり、シンママに失恋したり、友達が消息不明になったりいろいろあった。それで話がとっ散らかったというかライトになった感じがする。 途中、主人公とうまくいきそうだったシンママが、夫が帰って来たとたんに憎まれ口を叩きながらも元鞘に戻る描写が、みんないい人で最後はハッピーエンドなこの小説のなかで、少し残酷なスパイスになっていて良かった。 お腹すいた。

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2013/06/09

気持ちの良い人々による気持ちの良い物語。真摯に生きる人々が奮闘し幸せになる姿を観ると本当に良い気分になる。

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2013/01/22

僕は時代物小説と外国ものが苦手です。だったら読むなって話なんですが、苦手を克服したい気持ちと自分の変化を発見したい気持ちからたまに気が向くと読んだりします。 この「銀しゃり」は非常に良かったです。苦手な感じもあまりしませんでした。食(寿司屋)に関する表記なんかが粋で新鮮で、とて...

僕は時代物小説と外国ものが苦手です。だったら読むなって話なんですが、苦手を克服したい気持ちと自分の変化を発見したい気持ちからたまに気が向くと読んだりします。 この「銀しゃり」は非常に良かったです。苦手な感じもあまりしませんでした。食(寿司屋)に関する表記なんかが粋で新鮮で、とても楽しめました。 ≪文中より≫ご飯に鰹節と醤油をかけて食べる事に関して 「ひとはこの食べ方をよう、猫まんななどとひでえことを言うが、それはとんだ了見違いだ。米と鰹節と醤油の三つの美味さが揃ったら、余計な添え物はいらねえ」 うーん。わかる、わかる。日本人でよかったみたいな美味しいさです。それにしても嬉しいこと言ってくれますね。 全体を通して非常にテンポ良くキレがあっていい小説です。山本氏のほかの作品も是非読んでみたくなりました。難を言えば、ラストがきれいにまとまりすぎていて「あらら・・・」って感じです。が、失望させるほどのものではなく、全体の90%まではしっかり楽しめます。 余談 このおはなしに出てくる「柿寿司(こけらずし)」がすごくおいしそうなんですね。でも、見たことないし、ネットで検索してもお話にあるような棒状の柿寿司はなかなかないです。むむむ。 【柿寿司】薄く切った魚肉などを飯の上に並べた姿が、こけら板(屋根を葺くのに用いる杉やヒノキなどの薄い削り板)に似ていることからついた名である。

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2012/12/17

有名店で修業を積み、暖簾分けを果たしたばかりの寿司職人が主人公。 飯炊きひとつとっても、すんごい手間がかかる仕事なのですね。 うーむ。 その他、江戸のいろんなお仕事のヒトビトが登場し、どれもこれも綿密に描かれています。 お武家さんも町人さんも、大変なのだ。 江戸のお仕事小説...

有名店で修業を積み、暖簾分けを果たしたばかりの寿司職人が主人公。 飯炊きひとつとっても、すんごい手間がかかる仕事なのですね。 うーむ。 その他、江戸のいろんなお仕事のヒトビトが登場し、どれもこれも綿密に描かれています。 お武家さんも町人さんも、大変なのだ。 江戸のお仕事小説。か。

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2012/05/18

江戸深川に箱鮨「柿鮨(こけらずし)」を作る鮨職人を中心とした町人と武家の人情作品。いつもながらのシングルヒット。 杮鮨とは「四寸角の鮨型に、鮨飯を半分敷く。その上に醤油で煮たしいたけを細かく刻んで散らす。そして残り半分の飯を詰めたあと、鯛の刺身や蒸しあわびの薄切りを載せ、型の四...

江戸深川に箱鮨「柿鮨(こけらずし)」を作る鮨職人を中心とした町人と武家の人情作品。いつもながらのシングルヒット。 杮鮨とは「四寸角の鮨型に、鮨飯を半分敷く。その上に醤油で煮たしいたけを細かく刻んで散らす。そして残り半分の飯を詰めたあと、鯛の刺身や蒸しあわびの薄切りを載せ、型の四隅に錦糸卵を散らしてふたをする。それに重石をのせて型押しすれば仕上がりである。」うまそうだ。 この時代にはまだ握鮨はなく、「杮鮨(こけら鮨)」を切り売りした切り鮨を、笹の葉で包んだ「けぬき鮨」を発展させたのが「握鮨」らしい。

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2011/09/03

舞台の深川は地元でとてもなじみ深いところ。 江戸時代のさまざまな人々の仕事や生活がわかって、 とても新鮮だった。 他の作品も読んでみたいな。 取りあえず、無性にお寿司が食べたくなります。

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