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堀内誠一 旅と絵本とデザインと の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2023/06/15

才能豊かというか、溢れる才能というか、凄い人。関わった童話作品の幾つかは、私が確かに読んだことのあるものだった。作品ごとに画風を変えるということで、ここで読んで初めて「あら、この本もあの本も読んだけど」という感じで。早くに亡くなったのが残念。

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2014/03/23

絵本作家としての堀内誠一さんに興味を持って、ちょっと前に図書館で借りてたもの。 広告→雑誌→絵本/挿絵画家として活躍された堀内さん。 絵本作家としてよりも、デザイナーとしての仕事のほうがやっぱり凄いんだけども。。 植松国臣さんが語る伊勢丹時代の堀内さんがいいなぁ…と思って、涙が...

絵本作家としての堀内誠一さんに興味を持って、ちょっと前に図書館で借りてたもの。 広告→雑誌→絵本/挿絵画家として活躍された堀内さん。 絵本作家としてよりも、デザイナーとしての仕事のほうがやっぱり凄いんだけども。。 植松国臣さんが語る伊勢丹時代の堀内さんがいいなぁ…と思って、涙が出てしまった。『堀内さん』も読んでみたい。 新谷さんに言った言葉メモ。 「クレーは頭の中で描くことが好きだから、この世に出したものはその一部でしかないと思ってたんじゃない」 ブルーナさんも堀内さんも最後に絵本に辿り着くことが、絵本はグラフィックデザインの最終形なのかなぁと思わせた。 ーーー 自分は『ふらいぱんじいさん』を母が買ってくれたのを覚えています。絵がかわいいと思ったのか、話がユニークと思ったのか。

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2013/07/09

デザイナーの名前というのは、殆ど表には出てこない。 故に「このポスター素敵だな」と思っても、それをどんな人たちが作ったのかは、知らないまま終わることが多い。 私は、デザイナーの堀内氏については、制作物は知っていたが、それを手がけた人という認識は薄く、どちらかというと絵本を手がけた...

デザイナーの名前というのは、殆ど表には出てこない。 故に「このポスター素敵だな」と思っても、それをどんな人たちが作ったのかは、知らないまま終わることが多い。 私は、デザイナーの堀内氏については、制作物は知っていたが、それを手がけた人という認識は薄く、どちらかというと絵本を手がけた人というイメージが強かった。 前半は、堀内氏の手がけた広告や雑誌の数々。 「ああ、この本もこの広告もそうだったのか。」恐らくは、リアルタイムで見ていた人だったら「そんなことも知らなかったの?」という位に有名な方だったのかもしれないのだが…。 後半は、世界を旅した記録(今はよく見かける絵と文章で綴るタイプ)や絵本の仕事。 自分も旅をするが、こうやって記録が残せたら、後から見たらさぞかし楽しいだろう…と思う。 もしかしたら、デザインなどに興味の無い人にとってはつまらない本かもしれない。 しかし「あ、これは見たことある」というちょっと懐かしい気分にさせてくれることは間違いない。 しかし、堀内氏の仕事についての話を読むと「天才というのはこういう人のことなのかな…」と思ってしまうのである。

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2012/02/25

あまりにも作風の異なる、綺麗な絵本がたくさん紹介されているのをぼ~っと眺めながら、 (一体、どんな人(達)が、これらの絵本を描いたのだろう?) などと、バカな事を思ってしまった。 『堀内誠一』と言う人の本を読んでいると言うのに… 旅好きで知られる彼の絵からは、見る者も捉えらき...

あまりにも作風の異なる、綺麗な絵本がたくさん紹介されているのをぼ~っと眺めながら、 (一体、どんな人(達)が、これらの絵本を描いたのだろう?) などと、バカな事を思ってしまった。 『堀内誠一』と言う人の本を読んでいると言うのに… 旅好きで知られる彼の絵からは、見る者も捉えらきれない程、羨ましい自由を感じた。

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2012/01/26

1960年から、大いに旅をした著者は、国外への出入りの難しいときから、一人旅をして、その虜になっていく。 その作品はノスタルジックで可愛く見えて、 この小さい本ではなく、大きな会場で、ゆっくりと触れてみたいものです。 また、ゆっくり見ていきます。

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2010/05/17

『パリからの旅』に出会って、 こんな本が作りたいと思った。 にぎやかでチャーミングな挿絵と、 地図に描かれた土地の名物。 楽しい旅のエピソードも豊富で、 あこがれの指南書になった。 職業=旅人。それが著者の印象。 でも、その人は、デザイナー、 アートディレクター、絵本作家など、...

『パリからの旅』に出会って、 こんな本が作りたいと思った。 にぎやかでチャーミングな挿絵と、 地図に描かれた土地の名物。 楽しい旅のエピソードも豊富で、 あこがれの指南書になった。 職業=旅人。それが著者の印象。 でも、その人は、デザイナー、 アートディレクター、絵本作家など、 多彩な顔をもち、引き出しも多く、 はるか彼方の人だった。 世田谷文学館で開催された展覧会、 「堀内誠一 旅と絵本とデザインと」。 没後、二十年を経て、多くの人が訪れた。 解説よりも、原稿などの実物に集中し、 大切な何かを受け流さないように、 感覚を研ぎ澄ませて見学した。 あれから半年が過ぎ、本書を読んだ。 ゆかりの人々の思い出にもたすけられ、 人物像を深めることができた。 たしかに、環境に恵まれていた。 何事も器用に、こなしてしまう、 しなやかでスマートな感じがした。 でも、常時、アンテナを張りめぐらせ、 苦悩や葛藤があったかもしれない。 『ぼくの絵本美術館』より引用された一文。 「ストーリーをぐいぐい引っぱっている要因を確実につかめば、 絵本は自然に出来上がってしまうものなのかも知れません」 パラドックス。

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2009/10/04

アンアン、ポパイ、ブルータスなど誰もが知っている伝説の仕事たち、小さいころから馴染みのある絵本たち、そんな作品の舞台裏が豊富な図版とともに紹介されていてオススメです。14歳から仕事をしていたなんてオドロキ。

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2009/10/07

本日発見して即買い。旅・絵本・デザインと内容充実。 展覧会見たい!世田谷文学館で開催中だが2010年全国巡回を待つ。関西には来るのだろうか?

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2009/10/07

http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/viewer.cgi?page=browse&code=634044

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