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音楽の聴き方 の商品レビュー

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69件のお客様レビュー

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2026/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

音楽を単に音の集まりとしてとらえず、つくられた背景や意図を知って聴く、つまりは言語化して聴くことで理解が深まるという本なのだが、それって関ジャムのやってることだわね。

Posted byブクログ

2026/01/23

 通学中に何気なく流している音楽。なぜか分からないけれど,何度も同じ曲を聴いてしまう。たぶん自分はこの曲に魅力を感じているのに,どこが良いのかは言語化しづらい。強いて言うなら「このアーティストの作るメロディが好き」とかそのくらい。でもなぜ,自分はそのメロディを好きになったのだろう...

 通学中に何気なく流している音楽。なぜか分からないけれど,何度も同じ曲を聴いてしまう。たぶん自分はこの曲に魅力を感じているのに,どこが良いのかは言語化しづらい。強いて言うなら「このアーティストの作るメロディが好き」とかそのくらい。でもなぜ,自分はそのメロディを好きになったのだろう?生まれつきの性格?いやいや……  本書では,こうした我々の音楽体験がどのように成立しているのか,また音楽を語ることがいかにして可能となるのかを,クラシック音楽を例にとり,丁寧に論じています。例えば,自分固有の音楽との関係は,周囲の環境との影響の中で作られる経験的なものであり,また反対に「未知との遭遇」による鮮烈な体験によって生じるものでもあると著者は論じます。冒頭のように,自分が普段聴く音楽の傾向や聴いた時の心の働きを気にしてみることは,既知の自分と未知の自分の双方を知ることにつながるのかもしれません。忙しい中にあって,音楽の聴き方を考える重要性を感じさせてくれる記述です。  そのほかにも本書では,音楽を言語化するときの「わざ」や,音楽の文脈を掴む技術,「音楽は国境を越える」というイデオロギーへの警鐘などの論述を通じて,音楽を聴き,語り,時には演奏することの意味を我々に問いかけます。  書名を見て,『音楽の聴き方』なんて他人から教えられるものではない!と思う人にこそ一度読んでほしい。音楽体験の世界をより豊かにするために,そして自分自身とより良いお付き合いをするために,おすすめできる一冊です。 (ラーニング・アドバイザー/人文 MASU) ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/volume/1958037

Posted byブクログ

2025/10/13

クラシック音楽の聴き方に関する話だが、他の音楽や芸術についてもあてはまることが多い。芸術を愛するあまり、自分の好きなものとタイプが違うものや、それを好きな人と対立のような言論が生まれてしまうこともある。それはどちらがすぐれている、というよりも、自分にそれを聴く(見る、楽しむ)ため...

クラシック音楽の聴き方に関する話だが、他の音楽や芸術についてもあてはまることが多い。芸術を愛するあまり、自分の好きなものとタイプが違うものや、それを好きな人と対立のような言論が生まれてしまうこともある。それはどちらがすぐれている、というよりも、自分にそれを聴く(見る、楽しむ)ための下地があるかどうかの違いであるのだと考えれば、無用な争いは起こらない。ぜひ多くの人に読まれてほしい。

Posted byブクログ

2024/11/08

音楽を聴くためにはそれなりの知識の積み重ねが必要と感じました(本書では内なる図書館と表現)。いわゆる聴き流し、受動的な音楽の聴き方をすることが多かったのですがもう少し音楽と向き合おうと思いました。

Posted byブクログ

2024/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

音楽の言語化のしづらさ、音楽の聴き方について、歴史も踏まえ書いた作品。内容と直接関係あるか微妙だが、最近の曲はイントロが短くなったとよく言う。僕はイントロは好きだが、曲をインスタントに消費してしまう傾向はある。一曲一曲(さらには曲のつながり)をそのまま味わう努力をして、昔ながらの曲の良さもわかる価値観を持っていたいと思った。さらにスマホやTVで済ませてしまいがちだが、やはり生の演奏を身をもって体感したいと感じた。内容としては特に、再生技術史を当時のキリスト教などの背景から書かれているのはとても興味深かった。

Posted byブクログ

2023/09/21

さまざまな音楽批評の事例から,音楽の聴き方および語り方について解剖する本。主張自体は無難なものが多いものの,巻末の読者案内を始め単純に勉強になる内容が多い。

Posted byブクログ

2026/01/03

音楽のみならず、芸術全般や言論、世界との接し方に通じるものがある。 音楽の聴き方には方法論がある。単なる好き嫌いじゃない。その好きだって、すでに集団的に経験的に出来上がった履歴「内なる図書館」だ。その図書館にこもって、いつまでも自己に出会うだけの反復じゃあ、つまらないだろう。そ...

音楽のみならず、芸術全般や言論、世界との接し方に通じるものがある。 音楽の聴き方には方法論がある。単なる好き嫌いじゃない。その好きだって、すでに集団的に経験的に出来上がった履歴「内なる図書館」だ。その図書館にこもって、いつまでも自己に出会うだけの反復じゃあ、つまらないだろう。それはパブロフ的「刺激と反応」(動物化!)じゃないか。 いい音楽と出会えば自然と体が動くだろう。分かるから、分け合いたいんじゃないのか? それがスイングだ! 音楽を聴くとは、意味を探すこと、他者を探すことだ。外へ出よ!!である。 デジタルコンテンツ溢れる現代では、いくらでも簡単に「感動」という刺激に出会うことは可能だ。だからこそかえって、本書の実践のような「手間」をかけることが大切だ。動物ではなく、人間であり続けるために。

Posted byブクログ

2022/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

p.15 モンクス・ポイント 『ソロ・モンク』 『American Piano Classics』 アフリカン・ピアノ 青森 閉架 中山 読んでから聴け! ジャズ100名盤 あ

Posted byブクログ

2022/03/23

音楽の聴き方を読んだ。現存する音楽の聴き方を紹介しながら、なぜそうなったのかを歴史を紐解きながら解説し、音楽の聴き方とその向き合い方に迫っていく良本。 詳細は下記 https://note.com/t06901ky/n/n2f405373469e

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2021/03/13

音楽は言葉では表現できないと言われることがありますが、そうではないことを本書は示してくれます。 ”音楽の少なからぬ部分は語ることができる。語らずして音楽はできない” ということを、指揮者の指示、表現の伝え方を通して説明している様は、とても説得力がありました。 2021,3/11...

音楽は言葉では表現できないと言われることがありますが、そうではないことを本書は示してくれます。 ”音楽の少なからぬ部分は語ることができる。語らずして音楽はできない” ということを、指揮者の指示、表現の伝え方を通して説明している様は、とても説得力がありました。 2021,3/11-3/13

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