とっさのマルクス の商品レビュー
国家はなんでもありのマネーパワー。 まずは自分を解き放つ。他人の世話より自分のことを間gなえるべきだ。他人を解放しようと考える人に限って、実は自分を解放できない。 環境も人間が作っている。 頭でっかちにおぼれるな。 偏見にとらわれないために。 働くものの鼓動を聞け。 存在する以上...
国家はなんでもありのマネーパワー。 まずは自分を解き放つ。他人の世話より自分のことを間gなえるべきだ。他人を解放しようと考える人に限って、実は自分を解放できない。 環境も人間が作っている。 頭でっかちにおぼれるな。 偏見にとらわれないために。 働くものの鼓動を聞け。 存在する以上、仕方がない。 経済学は落ちこぼれを無視する。 学問に近道はない、学問をするのに簡単な道などない。だからただ学問の厳しい山を登るのをいとわないものだけが、輝かしい絶頂を極める希望を持つのだ。 歴史の最後は喜劇となる。そのとき歴史が動いたのだ。
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マルクスの様々な著作から、名言集として編集したもの。 マルクスの著作を読み進める入り口として、フレーズにまとめたアイディアはいいとおもうが、少し無秩序にちりばめられているように感じられて、あまり役に立つフレーズを見つけられなかった。
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『哲学者たちは世界を様々に解釈してきただけだが、重要なことは世界を変革することだ。』 世界一簡単なマルクス入門、らしい。本書では、各ジャンルにおけるマルクスの名言を取り上げ、それが意味するところを著者が解説するという構成をとっている。なるほど、確かに思想の表面上を撫でるだけが目...
『哲学者たちは世界を様々に解釈してきただけだが、重要なことは世界を変革することだ。』 世界一簡単なマルクス入門、らしい。本書では、各ジャンルにおけるマルクスの名言を取り上げ、それが意味するところを著者が解説するという構成をとっている。なるほど、確かに思想の表面上を撫でるだけが目的なら十分にわかりやすい。ただ、ポイントに絞っている分、論理の展開過程を無視しているため、随所で疑問を抱かずにはいられない。それを解決したければ次のステップに進めってことなのだろう。意図した順列だとしたら、中々の入門書だなと。
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