吸血鬼ドックへご案内 の商品レビュー

赤川次郎【著】

2019/05/28

「吸血鬼、レッドカーペットを行く」
流れ着いた者の正体は。
誰もが彼が人外の者であるなど疑いもせず助けたというのに、自分の栄光のために善意で自分を救助した者たちを食らうなんて酷すぎるな。
大きな火傷まで負わされ、そのあげく殺されてしまった彼は本当に気の毒で仕方ないな。

「吸血鬼ドックへご案内」
幻の院内と不自然な妊娠。
彼がどうやって彼女の知人への電話を対処したのかは謎だが、吸血鬼が絡んでいるとなるとそんな事容易く出来るのかもしれないな。
大切なはずの妻を売ってまでお金が欲しかったのか、それとも一瞬お金に目がくらんだのか分からないが裏切られたという気持ちは少なからずあるだろうな。

「ささやく影と吸血鬼」
影を踏まれると。
大臣の影を踏んだらいけないなど、何故そんな事を思ってしまったのかは分からないがその後の処理の仕方が酷すぎるな。
彼女も望んでここまでの仕打ちをしたかった訳ではないのだろうが、たったそれだけの事で殺された父親の無念を晴らしたかったのだろうな。

2010/02/05

これは赤川次郎さんの作品です。
とてもおもしろいお話です。
内容もわかりやすく、読みやすいです。
ぜひ、みなさんも読んでみてください。