カンランシャ の商品レビュー

伊藤たかみ【著】

2011/09/12

伊藤君（同級生）の本なので、点数甘め。だけど、彼の文章は結構好き。けどなあ。どうも不倫する人の心情がわかんないんで、（子どものころの体験による個人的な理由）すんなりとは読めませんでした。でも、本としてはおもしろかったと思うんだけどな。

2010/03/22

話自体は、ドロドロしてもおかしく無い内容だが
伊藤さんの手に掛かるとなぜ、
嫌味が取り払われてしまうのだろう。
浮気をされ傷ついた者同士、ココロを寄せていく辺りも
サラッと読み進める事ができた。

2010/02/06

角田さんの旦那様と知ってから何となく気になる内容の新刊だけ予約してます。
今回は重たかったなー。
でも書き方が私に合うってことなのかな。最後まで読んでしまいました。

３人が順番に主体となっての進行で、被っていることはないので、実際あの時どう思っていたのかまでは分からないけれど、何となくそれが分かるようになっています。
３人の中で私は多分隆一さんタイプだな。
同時に複数の人を愛することは出来ないし、思ってることを伝えたいところとか、それに対する相手の気持ちもちゃんと知りたいところとかも似てる気がする。

恋愛してる時の姿って本能が出やすい気がします。

最後はそうなるしかないのかなーってとこかな。

2010/01/30

このひとの本なぜかとても読みやすい…。
けど、とてもモヤモヤした気持ちになる

あるひと組の夫婦がお互いに別の好きな人を見つけてしまう。
かなしいけど、でも人を好きになるってすごいなと思う作品

2010/01/11

こういう形式の本って多いですよね。不倫してる人たちそれぞれの視点からお話が進んでいくみたいなの。さらさら読めて暇つぶしにはよかったです。

2009/12/23

091029読了

ドロドロしてて('A`)って顔で読みましたが読みやすかった
自分が恋愛経験浅いからか不倫に対してろくに理解ができてなくて全員に対してなんだこいつらと思ったんですけど、大人になってから読んだら少しは違うかなとか思います
理にかなってはいると思うんですが、なんていうかラストがなあ

2009/12/17

妻と別居中の瀬尾は、会社の先輩の妻から夫の浮気調査を頼まれる。いつしか強くひかれあう２人の関係も、答えを出すべきときがくる…。人間の愚かしくも愛しさに溢れたありのままを描く、長編恋愛小説。 （日販ＭＡＲＣ）

その昔、ちょっと流行った 「金妻」 を彷彿とさせるような、大人の物語でした。こういうことって、きっとすごくたくさん世の中にはあって、いろんなドラマが展開されているんだろうなぁと、リアルに考えました。テレビもつけないで、音楽も流さないで、ずっとソファで二人で話をする。話しても話しても話足りなくて、どんな部屋に引っ越しても、自分たちがいたのはそのソファの上・・。いずみのように、そんな夫婦になりたくて。この人とは出来ないんだな、出来なくなったんだな、と思った時・・。こんな決断もある、ということ、私も知っています。悲しいけれど。

2009/12/13

伊藤たかみさんの初期の作品を読んで、学生時代にビビビときた。
久しぶりに見かけたので、早速読んでみました。

感想は、大人の恋愛っていうのかな。
不倫をするときって、こんな気持ちになるのかなと思うリアルさがあった。
登場人物それぞれの視点から書かれていて、わかりやすくスラスラ読み進んでいきました。
私はいずみとの年齢も近いし、共感できる部分も多かったかな。
愛は結局幸せだったのだろうか？
最後はハッピーエンド（？）のような終わりかたで、ホッとしたけど、
やっぱり不倫は、一度はまってしまうと抜け出せないのかも。。。

「海峡の南」も予約中。

2009/10/07

大人の恋愛小説。以前女性誌に連載されていたのを途中で知り、本になったら読もうと気になっていた本に偶然図書館で出会ったので読んでみた。
切ない感じとか、恋心が止まらなくなる感じとか、懐かしく思い出した。切なくて、胸が締め付けられるようだった。

2011/09/18

浮気、不倫が描かれているというと安っぽいように思われるかもしれませんが、生きることの深淵を感じさせられる箇所に幾度も出会い、文学していると思った。繊細な表現に感心しました。心揺さぶられる作品というよりは、ひりひりした痛みに共感するような小説です。