いつまでも白い羽根 の商品レビュー
似たような話を知っているような気がして、タイトルを検索したら以前ドラマ化されていた。原作とは、少し違うストーリーだったがどちらも良かった。
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え…この看護学校キツすぎん?特に教員が。私のところはこんなにキツくなかったよ…?昔すぎて覚えてないか、嫌な記憶は抹消したかもだけど。そして確かに実習はキツくて毎日毎日死にたいぐらいだった…最終日に友だちと抱き合って終わった!とか言ったっけ。あの頃の気持ちを呼び起こされるような一冊...
え…この看護学校キツすぎん?特に教員が。私のところはこんなにキツくなかったよ…?昔すぎて覚えてないか、嫌な記憶は抹消したかもだけど。そして確かに実習はキツくて毎日毎日死にたいぐらいだった…最終日に友だちと抱き合って終わった!とか言ったっけ。あの頃の気持ちを呼び起こされるような一冊。白は何色にもなる、という遠野のセリフが胸にクる。さて私の白衣は何色になってしまっただろうか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大学受験に失敗して、不本意ながら看護学校に通うことになった主人公、そこで不器用ながら誠実に生きる友や、謎めいた美人、裕福なはずの家庭から看護師を目指す者と交わりながら、流されながらも成長していく。恋愛も生き方も求める方向には傾かないけれども、様々な困難を乗り越えながら成長していく主人公は、生き方がぶれないぶん素敵です。看護学校の様子が詳しいのは、体験者ならではですね。
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仕方なく看護学校に進むことになった主人公瑠美と看護師を目指す学生のお話。 瑠美ならきっと素敵な看護師さんになるんじゃないかな?
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学生が社会人になる物語といっていいのでしょうか? 社会に染まりたくない、染まらないといった思いも描かれつつ、それぞれの立場の生き方が生々しくも思えます 恋愛について、友人について、親子について、病める人、死にゆく人と、深い物語だと感じました 決してハッピーエンドな話ではありま...
学生が社会人になる物語といっていいのでしょうか? 社会に染まりたくない、染まらないといった思いも描かれつつ、それぞれの立場の生き方が生々しくも思えます 恋愛について、友人について、親子について、病める人、死にゆく人と、深い物語だと感じました 決してハッピーエンドな話ではありませんが、おすすめします
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大学受験に失敗したため看護学校へ入学した瑠美。 1年間で10人もの生徒がやめていく過酷な状況の中 模索しながら実習などを重ね日々経験を積んで行く。 看護師になっても、理想を追い続けることはできるのだろうか。 忙しく働く看護師さんたちの姿が思い浮かぶ。
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読み始めると止まらなくなり、夜更かし。 朝起きてすぐに続きを読んで読了した。 余り身近ではない看護学校のことを知ることが出来て面白かった。主人公瑠美は頭がよく、自分や他人の感情や意図にとても敏感。そしてそれを言葉にして伝えることが出来る。ただただ感心した。こういったクリアさに比べ...
読み始めると止まらなくなり、夜更かし。 朝起きてすぐに続きを読んで読了した。 余り身近ではない看護学校のことを知ることが出来て面白かった。主人公瑠美は頭がよく、自分や他人の感情や意図にとても敏感。そしてそれを言葉にして伝えることが出来る。ただただ感心した。こういったクリアさに比べると自分など濁った泥水にずっと浸かっているようなものだなと思う。
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どんなことにもひっかからないつるつるの心 そうしていくことで自分自身を守る 茨木のり子の詩を思いだした。 ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて 気難しくなってきたのを 友人のせいにはするな しなやかさを失ったのはどちらなのか ...
どんなことにもひっかからないつるつるの心 そうしていくことで自分自身を守る 茨木のり子の詩を思いだした。 ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて 気難しくなってきたのを 友人のせいにはするな しなやかさを失ったのはどちらなのか 苛立つのを 近親のせいにはするな なにもかも下手だったのはわたくし 初心消えかかるのを 暮らしのせいにはするな そもそもが ひよわな志しにすぎなかった 駄目なことの一切を 時代のせいにはするな わずかに光る尊厳の放棄 自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ ーおかしいことをおかしいと言える人。常識というのはその場にいる人間で作られるの。だから、常識が正しいことだとは限らない。 2009年 光文社 装丁;川上成夫 オブジェ:伊津野雄二
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看護師が皆、強い信念と高い志をもって その道に進むのだと思っていたわけではないけれど、 「看護師になる気などさらさらない」 のに看護学校へ通う人がいるんだ、という驚きが最初あった。 でも、決して望んだ進路ではない 看護学校での日々を描くこの作品に共感した。 容赦なくふるい落と...
看護師が皆、強い信念と高い志をもって その道に進むのだと思っていたわけではないけれど、 「看護師になる気などさらさらない」 のに看護学校へ通う人がいるんだ、という驚きが最初あった。 でも、決して望んだ進路ではない 看護学校での日々を描くこの作品に共感した。 容赦なくふるい落とされる学校生活、 友の存在の大きさと、 うまくいかない恋。 きっとこの先、 主人公が看護師として、 大人の女性として、 生きて行くための土台の一部分になるだろう。 いい作品でした。
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看護学校を舞台にした小説は初めて読んだけど、大変なんだねぇ。やめる人ややめさせられる人もたくさんいるようで。 授業もろくに受けずに適当に大学生してる人もいるけど、看護学校は大違いだね。 瑠美は頑固な厳しい性格。ズバッと言うので読んでる方は清々しい。 私も授業のノートをテスト前に慌...
看護学校を舞台にした小説は初めて読んだけど、大変なんだねぇ。やめる人ややめさせられる人もたくさんいるようで。 授業もろくに受けずに適当に大学生してる人もいるけど、看護学校は大違いだね。 瑠美は頑固な厳しい性格。ズバッと言うので読んでる方は清々しい。 私も授業のノートをテスト前に慌てて借りてコピーする人嫌いだったわー。貸してって言われたことはないんだけど(笑)
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