六月の夜と昼のあわいに の商品レビュー
短編集。 話の流れよりは、雰囲気をたのしむ感じの小説。 恩田陸の作品なら、こういうのより ちゃんとストーリーある話の方がすきだな。
Posted by
昔も同じことを書いたが、恩田陸は(私にとって)当たり外れが大きい(大当たりのときも多いが、大外れのときもたまに。ほとんどは普通の当たり)。本書は大外れ。何が言いたいのだかさっぱりわからず、話の内容に興味も持てない。途中までは「でも恩田陸だから、短編のうち一編くらいは大当たりの作品...
昔も同じことを書いたが、恩田陸は(私にとって)当たり外れが大きい(大当たりのときも多いが、大外れのときもたまに。ほとんどは普通の当たり)。本書は大外れ。何が言いたいのだかさっぱりわからず、話の内容に興味も持てない。途中までは「でも恩田陸だから、短編のうち一編くらいは大当たりの作品が入ってるかも」というそこはかとない期待感を抱きながら読んでいたが、70%くらい読んだところでとうとうギブアップ。
Posted by
一番最初の話を読んで、このままの調子で最後まで続くとキツイなあと思った。私的に読むのが苦痛だったかも。話の雰囲気に上手く乗れなかった
Posted by
ワールド全開な短編集。これが初の恩田陸だったらほぼ確実に離れるな。笑。ちょっと実験的な意味合いもあるのかな?物語というよりは作者の思索といったかんじのものも何点か。「Y字路の事件」は好きだなー。
Posted by
よび覚まされる記憶、あふれ出る感情、たち上がる論理。言葉によって喚起される、人間のいとなみ。ミステリー、SF、私小説、ファンタジー、ルポルタージュ…あらゆる小説の形式と、恩田作品のエッセンスが味わえる「夢十夜」的小説集。フランス文学者・杉本秀太郎による詩、俳句、短歌に秘められた謎...
よび覚まされる記憶、あふれ出る感情、たち上がる論理。言葉によって喚起される、人間のいとなみ。ミステリー、SF、私小説、ファンタジー、ルポルタージュ…あらゆる小説の形式と、恩田作品のエッセンスが味わえる「夢十夜」的小説集。フランス文学者・杉本秀太郎による詩、俳句、短歌に秘められた謎と、希代の新鋭画家による10のイメージに誘われた、摩訶不思議な10の作品世界。本好きであれば手許におかずにはいられない、恩田ファンには必携の奇書。
Posted by
短編集。本の雰囲気(各話の挿絵と杉本秀太郎氏の序詞)はとても良かったけれど、全体的には印象の薄い話が多かったですね。 ただ、その中でも「Y字炉の事件」は恩田陸らしい作品で、素敵な雰囲気でした。切なく一瞬の時の交錯に心の奥底がじわり温められました。 「窯変・田久保順子」は容赦の...
短編集。本の雰囲気(各話の挿絵と杉本秀太郎氏の序詞)はとても良かったけれど、全体的には印象の薄い話が多かったですね。 ただ、その中でも「Y字炉の事件」は恩田陸らしい作品で、素敵な雰囲気でした。切なく一瞬の時の交錯に心の奥底がじわり温められました。 「窯変・田久保順子」は容赦の無さが好きです。
Posted by
一度読んで理解できなかったら、 読み返して迄理解しようとは想わない。 窯変・田久保順子が面白かった。 合間に素敵な絵が挟まれているのも良かった。
Posted by
終始不思議な恩田陸ワールドな短編集だった。 話はもひとつだったけれど、本の造りは和な感じに凝っていて、私的にツボだった。
Posted by
何とも奇妙な味わいの短編集。新鋭画家の作品と、杉本秀太郎の詩歌が添えられて摩訶不思議なイメージを膨らませます。 短編だからこそ作者の持つ物語力が濃縮され味わえます。小説の悦びはストーリーに因るものだけではないのですね。そのことを感じ入りながら、物語に浸りました。
Posted by
恩田陸の作品を未読の人にはおすすめしにくいけど、個人的には恩田陸さんの世界観がたくさんでていて、好きでした。
Posted by