進化する日本の食 の商品レビュー
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今の日本の食に何が起きているのか?共同通信社の「進化する日本の食」、2009.7発行、考えさせられる内容がぎっしり詰まってました。ジビエ料理という農作物を荒らすイノシシ、カラス、ウサギ、シカなどを駆除した料理、コンビニなど鮮度志向で止まらない食品廃棄、関サバ・関アジなど進むブランド化の光と影、静かなブームのソフト断食、駅弁の主戦場は百貨店・スーパーで食べる場所は家・職場・・・。怖ろしかったのは、2007年米国で中国産のペットフードを食べた犬・猫4千匹が死んだ事件。人間もペットも食の安全性、一番ですね! 食事は一に安全、二に栄養、三四がなくて五に美味しさと思っていますw。個人商店での買物が好きです。これから夏野菜作り、自分の育てた野菜の味は格別です(^-^) 共同通信社「進化する日本の食」、2009.7発行。冷凍技術は確かに便利で素晴らしいと思います。でも、全般的に、農林水産業は「手間」が一番大事だと思います。自然、天然をできるだけ大切にしていただきたいです!
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[ 内容 ] いま日本の食に何が起きているのか?食品の産地偽装、中国産冷凍ギョーザ中毒事件などで、食品の安全性が脅かされる中、いったい何を食えばいいのか。 食品の海外依存率が60%を占める日本の食の未来はどうなるのか。 列島の各地から「日本の食の未来」をめぐって取材陣が拾い出してきたものとは何か。 農業や漁業の食の生産に見られる変化、進化する食卓、料理人たちの挑戦…さまざまな現場の「生」の声を収録する。 希望と勇気を与える話題、心暖まる逸話も多く、未来への道筋が見えてくる一冊。 [ 目次 ] 1章 農業と漁業に変化の風が吹く(伝統野菜―「土地の味」を守りたい;こんにゃく―食材から“添加物”に ほか) 2章 進化する食卓(国民食カレー―「画一」から「多様」へ;手作り離乳食―「もっと肩の力を抜いて」 ほか) 3章 料理人たちの挑戦(潜水艦ハンバーグ―制約だらけ、密室の調理;アレルギー対応ケーキ―知識ゼロから始め20年 ほか) 4章 列島各地でも変化の声が上がる(長寿王国―99歳、元気に一人暮らし;タコライス―米兵向けから“県民食”に ほか) 5章 未来への提言(食の「安全」より食の「安心」(今田純雄) 農業を守る「新鎖国」を(田中優子) ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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「食の安全」など、「食」に関する不安が話題になって久しいが、 日本の食もまだまだ捨てたものではないよ、ということを様々な面から教えてくれる本です。 イスラム教徒の食事のルール「ハラール」を巡るお話など、 みんなが知らなかった日本の食べ物について。 「タコライス」などのみんなが知っ...
「食の安全」など、「食」に関する不安が話題になって久しいが、 日本の食もまだまだ捨てたものではないよ、ということを様々な面から教えてくれる本です。 イスラム教徒の食事のルール「ハラール」を巡るお話など、 みんなが知らなかった日本の食べ物について。 「タコライス」などのみんなが知っているご飯に、 実は…という事があったりなどなど、色々考えさせてくれます。 読んだらきっと毎日のご飯がますます美味しくなるでしょう。
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日常生活における食生活の変化の類推や今後の方向性を述べる一方、虫料理やジビエ料理などのマニアック化してしまった食文化にも触れており、日本人にとっての食生活のあり方を考えさせてくれる。
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