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お菓子手帖 の商品レビュー

3.2

52件のお客様レビュー

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2011/06/30

■金花糖、動物ヨーチ、地球モナカ…時代を彩る駄菓子から、懐しの洋菓子、和菓子まで、すべてがお菓子でできた甘く懐かしい物語。 ■■お菓子をテーマにしたエッセイ集。どのページを開いてもお菓子のお話が綴られてます。ついつい甘いものが食べたくなる一冊。

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2011/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まず表紙がかわいい。愛しい。 中身はお菓子手帳と名乗っているものの、実際はまゆみさんの半自伝的なものとして読みました。 勝手な想像ですが、編集さんからここらでそういうものを書いてみましょうと言われたものの、まゆみさんはストレートにそういうものを書かなそうなイメージなので。 これまでもまゆみさん自身について、断片的に知る部分はあったけれど、こうして系譜をなぞって細かく知るのははじめてだったので興味深く読みました。こうしてこの方が出来上がったんだという感慨。ただ食べ物の表現的には、いつもの本のなかに出てくるもののほうがよほど惹かれました。好きなエピソードは鳥を病院に連れていくところ(私自身は鳥苦手なのに、まゆみさんの書く鳥はかわいらしく感じる)、美大受験のあたり、カード集め、OLさん時代の仕事帰りに甘いものを食べるところなど。

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2012/02/05

この本は、ぜんぶがすきとほったお菓子でできた、あまくてなつかしいお話です。ことばの菓子司が贈る自伝風極上スイーツ小説。

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2011/05/07

著者の本を読んだのはこれが初めてでした。 エッセイのような自伝のような、不思議な感覚の作品だと思います。私自身、この作品に出てくるようなお菓子類はほとんど食べませんが、子供の頃に「そういえばそんなお菓子があったな」と懐かしく思い出しました。 マフィンやスコーンの描写は、本当に食べ...

著者の本を読んだのはこれが初めてでした。 エッセイのような自伝のような、不思議な感覚の作品だと思います。私自身、この作品に出てくるようなお菓子類はほとんど食べませんが、子供の頃に「そういえばそんなお菓子があったな」と懐かしく思い出しました。 マフィンやスコーンの描写は、本当に食べる人でなければできない表現であり、今はくどくて食べることができないかも、と思うクロテッドクリームをたっぷりつけて食べたい気持ちにさせられます。

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2011/04/26

お菓子にまつわる、色々な話かと思ったら 一応そうなのですが、思ったのと方向が違いました。 昔食べたお菓子の話、で今の美味しいものではありません。 手帖、なのですから、そんなものかと思えばそうなのですが 期待していた分、がっかりしてしまいました。 もう食べられないものほど、こうし...

お菓子にまつわる、色々な話かと思ったら 一応そうなのですが、思ったのと方向が違いました。 昔食べたお菓子の話、で今の美味しいものではありません。 手帖、なのですから、そんなものかと思えばそうなのですが 期待していた分、がっかりしてしまいました。 もう食べられないものほど、こうして書かれると どんなものなのだろうかと、非常に興味を持ってしまいます。 ハイクラウンの妖精カード、気になります。

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2011/03/30

自伝的小説、と帯には書かれているが、これはエッセイと自伝的小説の間のような物語だと思う。少年アリスを書いたときの話が出てくるのでそう思った。 自分の成長と、世間で起こったこと、周りにあった駄菓子やケーキなどのことを並べて書いているだけの本。だがその描写が細かく、これこれだったから...

自伝的小説、と帯には書かれているが、これはエッセイと自伝的小説の間のような物語だと思う。少年アリスを書いたときの話が出てくるのでそう思った。 自分の成長と、世間で起こったこと、周りにあった駄菓子やケーキなどのことを並べて書いているだけの本。だがその描写が細かく、これこれだったからこのお菓子が好きだった、これこれだから嫌いだったということが書き込まれていて感心したり、共感したりできた。

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2011/03/03

とりあえず不二家がよく出てくること w お菓子の話題だけあって興味深いの連続でした。あと,イギリスっぽいおしゃれをしたくなった♪(もうすぐ秋) 終盤・賢治の考察で,透き通った感じに触れたくなった!宮沢賢治借りてみようっ

Posted byブクログ

2011/01/29

お菓子で綴る長野まゆみの出来方…みたいな? よくこんなに覚えてるなってくらいエピソード満載。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-438.html

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2019/01/16

小説だと思って借りたのでびっくりしましたが結構おもしろかったです。ただ先に著者の本をもう何冊か(特に少年アリス)読んでおけばもっと楽しめただろうなぁと。

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2010/08/29

読みながら天使の卵の本の話をしている高校の国語の先生を思い出した。天使の卵の冒頭で"知識のあるものだけが共有できるもの"の話が出ているということ。それと同じものをこの本で感じた。 教養。 それだけ。 私が共感したのはアポロのくだり。 映画「誰も知らない」の...

読みながら天使の卵の本の話をしている高校の国語の先生を思い出した。天使の卵の冒頭で"知識のあるものだけが共有できるもの"の話が出ているということ。それと同じものをこの本で感じた。 教養。 それだけ。 私が共感したのはアポロのくだり。 映画「誰も知らない」の末の女の子がアポロが好きで、その赤のコントラストが映画にモチーフとして出てくる、というところ。

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