お菓子手帖 の商品レビュー
今更ながら初読。 文藝掲載時に書き下ろし小説とあったので、もっと物語風なのかと思っていたら生まれてからデビューまでの年の大まかなエッセイでした。 お菓子の話だけかと思っていたけれど、その時代の代表的な事柄も交えて書いてあるので時代背景なども分かりやすくて良かった。 ただ、ある程...
今更ながら初読。 文藝掲載時に書き下ろし小説とあったので、もっと物語風なのかと思っていたら生まれてからデビューまでの年の大まかなエッセイでした。 お菓子の話だけかと思っていたけれど、その時代の代表的な事柄も交えて書いてあるので時代背景なども分かりやすくて良かった。 ただ、ある程度長野さんのファンでないと面白くはないかもと思いました。 出てくる食べ物がどれも美味しそうで、とてもお腹が空きます。 中には食べたことのあるものも出てきて懐かしくなったり。 今はもう手に入らないものもあるけど、現存するものはそのうち食べ歩いてみたいなぁ。 特にプランタンのカフェのモンブラン!一度食べたことあるけど、食べきれなかったから再チャレンジしたい。
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エッセイ。当時の様子もわかり、お菓子の甘い香りが文章を通じて伝わってきます。 甘いものが食べたくなる。
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小説だと思って読んでたけど、 エッセイに近い感じ。 ても、出てくるご飯やスイーツは どれもおいしそうだった。
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めちゃくちゃお腹が減る。 甘党では無いのに、ご飯の直後であっても、ケーキが食べたくなる。 ダイエットの敵。
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野中柊さんのシュガーアンドスパイスみたいなものを期待して手に取ったので、自分が好むような内容ではなかった。とりあえず、長野まゆみさんの作品をまだひとつしか読んだことなかったわたしにとっては読むのが早すぎたかもなぁ…と。もう数冊読んだら今とは違う感想だと思うし、もっと読んでいたら楽...
野中柊さんのシュガーアンドスパイスみたいなものを期待して手に取ったので、自分が好むような内容ではなかった。とりあえず、長野まゆみさんの作品をまだひとつしか読んだことなかったわたしにとっては読むのが早すぎたかもなぁ…と。もう数冊読んだら今とは違う感想だと思うし、もっと読んでいたら楽しめたかもしれない。
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生まれた頃から昭和後期までの、お菓子と当時の文化に関するエッセイ。なるほどそんなものあったな、と少し懐かしい。
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ランチボックスに興味を持った等、共感する所があったが。 やはり、母親よりも上の世代とだけあって、見たことのないお菓子や、共感できないエピソードも多々あった。 「長野まゆみ」という方が、いかに生まれたか。原点を知るにはうってつけの一冊であると個人的には思う。
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あまり認めたくないけど、エッセイはリズムが合わない。『あのころのデパート』でも思ったが、すんなり入っていけないなぁ。なんでだろう?小説は世界観にどっぷり嵌れるのに。頑さが苦手なのかな?
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来し方を振り返り、そこに纏わるお菓子の記憶が辿られる。長野さんは一回り上の世代だけれど、同時代の記憶として懐かしみ、自分のお菓子の記憶も甦り、温かい気持ち。
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お菓子が出てくる物語が好きだ。 それはエッセイやガイドブックや…何でもそうで、たぶんお菓子というものに幸福な記憶があるからだと思います。 長野まゆみさんの書かれるものを始めてまともに読んだけれど、何だか幸福な記憶と今が結びついて、この一冊で大ファンになってしまった。 次は、存在を...
お菓子が出てくる物語が好きだ。 それはエッセイやガイドブックや…何でもそうで、たぶんお菓子というものに幸福な記憶があるからだと思います。 長野まゆみさんの書かれるものを始めてまともに読んだけれど、何だか幸福な記憶と今が結びついて、この一冊で大ファンになってしまった。 次は、存在を知りながらなかなか手が出なかった少年アリスを読みたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
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