考えなしの行動？ の商品レビュー

ジェーン・フルトンスーリ,IDEO【著】,森博嗣【訳】

2017/08/25

読み終わった後、街へ出かけたくなる本。観察って、人をどこまで細かく見るか、どこまで細分化できるか、そこが肝になってくる。

2017/01/23

エスノグラフィの元となるような写真が数多くあり、1時間程度で読める本書。よく、デザイン思考で言われている、当たり前な行動、無意識な行動にいかに目を向けるか。新しい国を観光しに来た人みたいに観察できるか。頭ではわかっていても分かりにくい部分を写真で体感できる本。インタビューする側もインタビューではなく、写真として切り取った方が共感できる時がある。という本書の言葉を体験できた。

2016/08/13

人間はいかに無意識に行動しているか？というのが、スナップ写真とシンプルなテキストで書かれている本
構成も面白いし、エスノグラフィーサンプル集なのでパラパラっと1時間もあれば読めてしまう。
一瞬簡単に見える内容とは裏腹に、考えなしの行動(本人も気づいていない)に気づくっていうことがどれだけ難しいか！私たち自身も、考えなしに受け入れてしまっているから。

「考えなしの行動」の面白いところは、国や人種が違っても、同じような行動してる。。というところ。
文化背景や環境より以前に、反射的にそう動いてしまう特性があるのは面白い。

ものが意図されない形で使われている場面を見ると
どうしたかったんだろう？を考える。
なぜそうしたのか？なぜそれが最適なのか？

そうやって人の心理やインサイトを見つけていく。行動観察の基礎なんだろうなぁ

2015/08/10

自分の抱える問いをこのシーンにあてはめて気づきを得るための本。

時々おぉ！と思わせる内容であるが、見る人によって印象が異なる。俺のレベルではまだ。。。

基本的にはいろいろなシーンの写真ばかり。
２行程度の解説のみ。

最後まで読めず。。。

2015/08/01

世界のみかたを変える一冊。この本を読んでから、まなざしの持ち方が変わり、動きまわるのがより楽しくなりました。

2014/05/26

アフォーダンスの実例が写真付きで集められている。環境から引き出される行動であり，考えなしか否かは場合によるだろう。知らず知らず意識をせずにすることもあれば，明確に「こうしよう！」という意図を持つこともあるだろう。

久しぶりにアフォーダンス関係の本を読んでみようか。
この行動を見つける過程はパフォーマンス評価の１つとして使えそうだなぁ

2014/03/01

特に考えもなくする行動に、本当はいろんな困ったが隠れてる→それを解決するのが『デザイン』だという簡潔なテーマの本書。街で撮影した様々なシーンから『デザイン』の本質を語ろうとするのはさすがIDEO。冒頭の森博嗣のデザイン論が、本書の理解に非常に役立っており、本人は原書を手に取れと主張しているが、日本語版に出会えたことに感謝！！

2014/04/04

デザイナーによる人間観察。人間の様々な行動、ポーズの写真集。無意識にあたりまえに。着眼と発想。

指摘されると、確かにそこには、人間ならではのアイデアがある。

2013/04/16

サイバー父さんに借りて読んだ。おもしろかった。原書は写真に文字載っけてないそうだけど、巻末の脚注一式原書で読んでみたいな。

2012/09/26

人間の何気ない行動に発想のヒントあり。ふとしたことにも好奇心と疑問を持って人を見つめよ。写真と短いコメントからなる本なので、趣旨を理解した上で眺めると、とても短時間で読破？（眺める？）できる。