旋風は江を駆ける(下) の商品レビュー
換羽と劉邦の戦いにも…
換羽と劉邦の戦いにもいよいよ決着が。怒とうのクライマックスまで、引きずられます。
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深い友情で結ばれてい…
深い友情で結ばれていた二人の間に亀裂が・・・。
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孫策と周瑜。意地の張…
孫策と周瑜。意地の張り合い。「お前の父親は愚かだったから、犬死した」。絶対に触れてはいけない孫策の逆鱗に触れ、孫策と袂を分かつ周瑜。一度こじれた糸は、時間と共にほぐれていくどころか、ますます絡まって当人たちを身動きならないほどに縛り付けていった。しかし、これはどう考えても周瑜が悪...
孫策と周瑜。意地の張り合い。「お前の父親は愚かだったから、犬死した」。絶対に触れてはいけない孫策の逆鱗に触れ、孫策と袂を分かつ周瑜。一度こじれた糸は、時間と共にほぐれていくどころか、ますます絡まって当人たちを身動きならないほどに縛り付けていった。しかし、これはどう考えても周瑜が悪いのでは…。自ら孫策に臣下の礼をとりながら、完全に臣下の分を超えているし、親友としての発言にしたところで、言ってはいけない一言というものがあるだろう。最後は、一件落着で幕を閉じますが、三国志を知っていると、その後の悲劇がわかるだけ
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一気に読んでしまった…… あの孫策と周瑜が喧嘩をしてる! と興奮したのもつかの間、一向に改善しない二人の仲にはらはらしっぱなしでした。 両想いだなあ、読んでいるこちらが恥ずかしくなってしまうほどに。 その点ではやはり「腐向け」なのかもしれない。 解りやすいしすごく面白いのだけれ...
一気に読んでしまった…… あの孫策と周瑜が喧嘩をしてる! と興奮したのもつかの間、一向に改善しない二人の仲にはらはらしっぱなしでした。 両想いだなあ、読んでいるこちらが恥ずかしくなってしまうほどに。 その点ではやはり「腐向け」なのかもしれない。 解りやすいしすごく面白いのだけれど、誰にでも進められるかというと……?
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●年振りの読み返し、その後編。 前半の終わり方からもどかしい状態が続き、読者をやきもきさせる。 逆にこの辺りまで読めば、この作家の示す『周喩像』が明確に掴めると 思える話。 時代的には太史慈と孫策の邂逅の少し後まで。 太史慈の描かれ方は恐らく誰もが持ちえる太史慈像として描かれ...
●年振りの読み返し、その後編。 前半の終わり方からもどかしい状態が続き、読者をやきもきさせる。 逆にこの辺りまで読めば、この作家の示す『周喩像』が明確に掴めると 思える話。 時代的には太史慈と孫策の邂逅の少し後まで。 太史慈の描かれ方は恐らく誰もが持ちえる太史慈像として描かれて いるので、特に抵抗感を持つ人は少ないと思われる。 続きを、と望みたくなる終わり方だと昔感じたが、現在でもやはり 同様の感想を持った。
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名だたる歴史小説家の御大のような重厚感こそありませんが、思った以上に面白かったです。三国鼎立時代を迎える以前の、呉の基盤が作られるあたりの話はそれ程無いように思われますし、三国志を取っ付きにくいと感じている若い女性も入りやすいのではないでしょうか。孫策&周瑜の紆余曲折ある友情(い...
名だたる歴史小説家の御大のような重厚感こそありませんが、思った以上に面白かったです。三国鼎立時代を迎える以前の、呉の基盤が作られるあたりの話はそれ程無いように思われますし、三国志を取っ付きにくいと感じている若い女性も入りやすいのではないでしょうか。孫策&周瑜の紆余曲折ある友情(いつか腐に傾くんじゃないかと期待しちゃったけど^^;)が何ともじれったくて、爽やかで。二人の嫁取り(大喬小喬)は後で出てくるのかな。今後予想される周瑜と孔明の出会いもとても楽しみです。(表紙続き絵で、こちら周瑜)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
孫策死亡の報よりどんな展開になるのやらと思ったら、なんと偽報だったとは!そんな展開だとは思ってもみなかったので驚いた。そして孫策と周瑜はすれ違う。体調を壊していく周瑜と、どこまでも頑なな孫策に目が離せなかった。周瑜は美丈夫の将軍というイメージがあったのだが、軍師に近い策士タイプだったのかな。髭がないから変な感じ。これで三國志の呉パート・孫策存命時が埋まった。読みやすいのは確かなので、続きがあれば手に取るかな。
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歴史好きなら避けて通れない三国志。 魏・呉・蜀それぞれに魅力的な人物が存在し、 巷には小説・漫画が溢れかえっています。 かく言う私もどこから手を出そうかなと迷っていたところ、 10年ほど前に友人の勧めで初めて手にしたこの2冊が、 今から思えば運命だったのですかねぇ・・・ これで...
歴史好きなら避けて通れない三国志。 魏・呉・蜀それぞれに魅力的な人物が存在し、 巷には小説・漫画が溢れかえっています。 かく言う私もどこから手を出そうかなと迷っていたところ、 10年ほど前に友人の勧めで初めて手にしたこの2冊が、 今から思えば運命だったのですかねぇ・・・ これですっかり呉の義兄弟にはまった私は、 今では三国にそれぞれのお気に入りを持つまでに 三国志好きに成長しました。 とにかくこの本の孫策がいい。 あれからいろいろな三国志を読みましたが、 孫策のイメージは必ずこの本に戻ってくるぐらいの影響力。
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孫策と周瑜のすれ違いがとても切ない。お互いがお互いを思っているにもかかわらず言葉が足らなかったり、相手を思うのが少し足りなかったりで離れていく二人の姿に泣いてしまった。 三国志を知らない人にも読んでもらいたい本だ。
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中国の後漢時代、孫策と周瑜が江東制覇を目指す4年間の物語。コバルト文庫の本ですが、恋だとか愛だとかそんな甘ったるいものはなく、戦いの日々が描かれてます。私は『三国志』は全然詳しくないのですが、楽しめました。『三国志』初心者にもオススメかなと思います。(ただ、呉が舞台なのってあまり...
中国の後漢時代、孫策と周瑜が江東制覇を目指す4年間の物語。コバルト文庫の本ですが、恋だとか愛だとかそんな甘ったるいものはなく、戦いの日々が描かれてます。私は『三国志』は全然詳しくないのですが、楽しめました。『三国志』初心者にもオススメかなと思います。(ただ、呉が舞台なのってあまりメジャーじゃないのかな、という気もするけど)作者の朝香さんの本は何冊か読んでるので前から思ってたのだけど、腹に一物抱えて本心をなかなか明かさない人(このシリーズだと周瑜)と、男の子2人組(孫策と周瑜が男の子といって良い年齢なのか疑問だけど)の関係を描くのが上手い。ところで、手元にある手書きの読了帳を捲ってみたところ、あらびっくり。5年前のちょうど同じ日に読んでました。なんだか5年前に読んだ時より面白く読めた気がします。なんでだろう。
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