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スーパージョッキー 格闘する表現者たち の商品レビュー

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2026/01/08

おなじみ鶴木氏のジョッキー本。出典は主として優駿であるが、基本的な文体は変わらない。騎手に関する1980年代後半の原稿がメイン。時代的に、騎手学校卒業生が出てきて、ジャパンCに加えて国際騎手招待もおこなわれ、騎手の国際化が話題となっている。 この時代に、「エージェントの存在が騎手...

おなじみ鶴木氏のジョッキー本。出典は主として優駿であるが、基本的な文体は変わらない。騎手に関する1980年代後半の原稿がメイン。時代的に、騎手学校卒業生が出てきて、ジャパンCに加えて国際騎手招待もおこなわれ、騎手の国際化が話題となっている。 この時代に、「エージェントの存在が騎手生命を左右する」という言葉を載せている(19~20頁)のは凄い。 蛯沢、清水、根本らの記事がしっかりまとまっているのは、これらの騎手が好きだった身としては嬉しい。これも優駿+鶴木さんだからかとおもう。清水騎手がパドックに唾を吐いた際の野平騎手とのエピソード(121頁)は面白い。絵面として頭にうかんだのはありゃ馬こりゃ馬の岡村と氷室だけど。 そして、安田富男のアメリカ遠征に密着していたようで、そのときの様子がとても面白い。馬に乗るためにはミスが許されない、本当に将来が賭かった戦いをしているのがよく分かる。 もちろん岡部騎手や柴田政人騎手らの話も面白いのだけれど、今では忘れられがちな騎手の話を読める素晴らしい本。

Posted byブクログ