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シャトゥーン ヒグマの森 の商品レビュー

3.3

86件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2024/04/21

にわかには信じがたいね。 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』『七帝柔道記』で存分に楽しませてくれた人が書いた小説とは。 ストーリーありきなのか、設定や場面描写、人物描写に粗が目立つ。小説だからヒグマの怪物化はまだいいとして、研究者たちを庸劣化しているのはいただけない。...

にわかには信じがたいね。 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』『七帝柔道記』で存分に楽しませてくれた人が書いた小説とは。 ストーリーありきなのか、設定や場面描写、人物描写に粗が目立つ。小説だからヒグマの怪物化はまだいいとして、研究者たちを庸劣化しているのはいただけない。マイナス40度近くの気温や積雪を甘く見すぎているのも。 濃情でタフな女を据えたかったのだろうけど、これじゃ通り越して超人だ。怪物対超人を書こうとしたわけじゃないでしょ。 面白くなりそうなのに、違和感、呆れの気持ちが強くなっていくのは残念。 ─ここから感想外─ もうさ、バキのジャックでも登場してやっつけちゃいましたエンドでどうかな。やられ役になったジャックなら負けるかもしれないからピクルか、雄ちゃんで楽勝だ。そう思っちゃうぐらい漫画あるいはB級モンスターパニック。

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2024/02/08

熊や自然の情報が多くためになる。 中にはショットガンの豆知識やサバイバル術まで。 途中の先生のエピソード等、驚きはある。 てか、猿と人間よりもトップスピードで話が進む。ロケットスタート。熊が危険という常識が前提にあるからだろう。 だが、やはりアニマル自体を恐ろしく描くのは本当に難...

熊や自然の情報が多くためになる。 中にはショットガンの豆知識やサバイバル術まで。 途中の先生のエピソード等、驚きはある。 てか、猿と人間よりもトップスピードで話が進む。ロケットスタート。熊が危険という常識が前提にあるからだろう。 だが、やはりアニマル自体を恐ろしく描くのは本当に難儀。人体破壊描写のディティールが恐ろしいものの、熊のことを描こうとすると毛のせいなのか?モフモフ柔らかいものが頭をよぎってしまう(もちろん危険性は承知の上で) クライマックスになるとト書きのような説明文が増えてきて、少したるく。全く怖くなくなる。 セリフと説明の連打が少ししんどい

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2023/09/26

【OSO18がもし人の味を知ってしまっていたら】 読むスピードが遅い私だが、この一冊は2日で読了。 とにかくヒグマの恐ろしさ、尋常ではない身体能力、そして過剰なまでの執念深さを描いている。 OSO18の討伐までの経緯などを まとめ動画などで見聞きしていただけに、 本作は過剰な...

【OSO18がもし人の味を知ってしまっていたら】 読むスピードが遅い私だが、この一冊は2日で読了。 とにかくヒグマの恐ろしさ、尋常ではない身体能力、そして過剰なまでの執念深さを描いている。 OSO18の討伐までの経緯などを まとめ動画などで見聞きしていただけに、 本作は過剰な描写などとは思えなかった。 結果として、登場人物7人中5人がヒグマに文字通りズタズタにされ食い殺される。 その描写に余念がない。 映像化なんて絶対にムリだろ。 書きたい物を書くんだ、この題材でやると決めたなら徹底的にヒグマの恐ろしさ、狡猾さを、執念深さを、北海道の自然の厳しさを描き切るんだ。 この初志貫徹具合がひしひし伝わってきた。 このミステリーがすごい大賞は、 とにかく当たり外れが酷すぎると個人的感想なのだが、本作はしっかり大当たり。

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2023/08/29

長い前フリなどもなく、最初から事件が起こるのでストレスがなくていい。 難しいウンチクもさほどなく、とても読みやすかった。先が気になってアッという間に読み終わったけれど、ちょっと都合が良すぎるかな……と思う箇所もチラホラ。 アッサリとやられる人と、まだ生きてるんかい!という人との落...

長い前フリなどもなく、最初から事件が起こるのでストレスがなくていい。 難しいウンチクもさほどなく、とても読みやすかった。先が気になってアッという間に読み終わったけれど、ちょっと都合が良すぎるかな……と思う箇所もチラホラ。 アッサリとやられる人と、まだ生きてるんかい!という人との落差が不自然すぎるような気がするけど、小説なんだからそれもアリか。 我ながら鬼かと思うが、全員やられるバッドエンドを期待してしまった。

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2022/12/08

ただ一言。怖かった。この一言につきます。 人の咀嚼音がリアルで気持ち悪い。聞いた事はありませんが… ヒグマの恐ろしさを知った1冊でした。

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2022/09/06

これを読了後、あまりの怖さで 山に登ることはなくなった。 ヒトを咀嚼する描写。 気持ち悪くなった。

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2022/08/12

ヒグマの恐ろしさをすごく感じました。全てにおいて人間以上の能力があるので絶対に会いたくないなぁ~と思いました。ヒグマのイメージが変わります。

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2022/08/10

一時の安堵感もないまま事件は起きて、ページを捲る手が止められないまま一気読みしてしまった。 そして羆の恐ろしさと執拗さに閉口する。 怒涛の衝撃受けつづけた読後はしばし放心した。

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2022/04/29

北海道の原生林に赴いた親子を含めた人々が、凶暴で巨大なヒグマに執拗に襲撃され、次々に喰われていく。 ミステリではなくグロいパニックホラー。 最後に生存しないと話として成り立たないとはいえ、さすがに主人公が強すぎた気がしないでもない。

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2021/12/06

怖かった。 禁じ手の後ろから読むという技を繰り出さずにいられないほどの怖さだった。 結末を知っていても、ゾッとする怖さは最後まで消えず。 ただ消耗も激しくそれどころではない状況でのロマンスや、何度も捕まり噛まれたりしながらも生き残った人のダメージの少なさと、薫のサバイバル並びに戦...

怖かった。 禁じ手の後ろから読むという技を繰り出さずにいられないほどの怖さだった。 結末を知っていても、ゾッとする怖さは最後まで消えず。 ただ消耗も激しくそれどころではない状況でのロマンスや、何度も捕まり噛まれたりしながらも生き残った人のダメージの少なさと、薫のサバイバル並びに戦闘能力の高さは?だった。 三毛別事件のことが常に頭にあるかないかで、この本の怖さは変わるのでは。 北海道は大好きで何度も言っているけれど、やっぱり住みたいところではない。 私にとっては、神の住む地。

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