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クラウドソーシング の商品レビュー

3.7

29件のお客様レビュー

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2010/03/24

Linux等に代表されるクラウドソーシングの全てを書いた本。 いまいち内容は覚えていないが、なんとなく分かったので手放す。

Posted byブクログ

2010/03/07

よく言われているクラウドの話。一番驚いたのは、多様な集団が専門集団より優れているってとこ。それを認識した上で、クラウドの力を結集して事業をやっているInnocentive,iStockphoto,Threadlessは要チェックやな。ネットが生み出すつながりが想像もできない創造を...

よく言われているクラウドの話。一番驚いたのは、多様な集団が専門集団より優れているってとこ。それを認識した上で、クラウドの力を結集して事業をやっているInnocentive,iStockphoto,Threadlessは要チェックやな。ネットが生み出すつながりが想像もできない創造を生むことを改めて実感!!

Posted byブクログ

2010/02/21

微妙。英語圏ではというのがつくかもしれない。日本でこういう集合知で成功している例って何かあるのかなと思いつつ読了。

Posted byブクログ

2010/02/07

この本の内容を簡単に説明すると、「『ニコ動に才能の無駄遣いをする神がいっぱいいる』という現象」などにみられる、インターネットというものを介して、スキルのある群衆(crowd) が少数のプロ同様のクオリティで、作品ないしは労働による価値を提供している、という社会現象について分析した...

この本の内容を簡単に説明すると、「『ニコ動に才能の無駄遣いをする神がいっぱいいる』という現象」などにみられる、インターネットというものを介して、スキルのある群衆(crowd) が少数のプロ同様のクオリティで、作品ないしは労働による価値を提供している、という社会現象について分析したものです。 ぴんとこないようだったら、同人作家(?)にあこがれている人は、世界にごまんといる、と言い換えてもいいです。 これは、好事家と呼んだ方が適切か。 クラウドソーシングの源流は、GNUプロジェクトのようなOSS開発の流れらしいです。 しかし、現在では、Wikipediaのような「コミュニティベース」の百科事典の編纂作業や、インノセンティブというサービスを筆頭に、群衆の余剰労働力を活用したプロジェクトが急激に増えています。 ただし、2chとかに質問を投げて、匿名で答えてもらうっていうよりも、クラウドソーシングでは、群衆と言いつつも完全に匿名ではないということに注意してください。 この群衆の余剰労働力を利用するというアプローチのことを「クラウドソーシング」と呼んでるそうです。 なんというか、「(スキルを持っている)人が足りない」っていう問題を組織が抱えている場合があるんですが、その問題に対するアプローチとして「クラウドソーシング」が注目されてるってことです。 なお、このクラウドソーシングが生まれるのに役だった要素として、次の4つがあるそうです。 ・アマチュア層が増加したこと ・新しい生産方式が登場したこと(バザール方式による分業) ・インターネットと安価なツールの登場(PCや各種制作環境、ソフトウェアの普及) ・オンラインコミュニティの進化(コミュニティを組織化し、経済的生産生をもつ集団にする能力の進化) 特に最後の「オンラインコミュニティの進化」は重要です。 ここでの「進化」とはどういったものかというと、コミュニティが成果をあげられるようになるための進化です。GoogleのMapReduceというアルゴリズムのアイデアと同様に、いかに排他的に1人1人に仕事をさせるか、ということがクラウドソーシングでは重要です。 つまり、タスクの最小単位をうまく分ける必要があります。 また、クラウドソーシングの形態は、いくつかあるようです。以下は一例ってことで。 (1) 少数の専門家が解決不可能だった問題を、多様なバックグラウンドを持つクラウドに委託する。(インノセンティブ型) (2) 機械化できない膨大な単純作業に対して、熱心な大勢のクラウドに委託する。(バザール方式。パートタイムみたいなもの。) (3) コンテンツプロバイダ(作者)とコンテンツコンシューマ(読者)が、双方ともクラウドである(youtubeやアマゾンのコメントなどの、ユーザ生成コンテンツ) で、ここで言いたいのは、mixiは、信頼感のある膨大な数のコミュニティを抱えていながら、クラウドソーシングのプラットフォームとして全く活用できていないってことです。 まったくもったいないことです。 自分の強みってのは、ちゃんと理解しておきたいものです。 こんな感じで、次の時代には「コミュニティ」が商売の鍵になりそうですよ。 いや、より厳密には「いかにして、コミュニティを形成するための場を提供するか」が商売の鍵ですね。 あくまで、商売の種ではないところがポイントです。 それと、コミュニティという言葉の意味するものが変化してきてるってのは、こういうことだったわけですね。

Posted byブクログ

2009/12/20

ソーシングを実現しているのが必然的にクラウド環境だということで、クラウドというタイトルは本筋から外れている気がした。

Posted byブクログ

2009/12/10

ウェブの世界では性善説を前提に組み立てられているサービスが多い。wikipediaもそうだし、istockphotoやfirefoxなどクラウドソーシングとよばれるものはすべてその前提である。みんなが面白がって参加するサービスさえ提供すれば、良くないものは自ずと淘汰されていって、...

ウェブの世界では性善説を前提に組み立てられているサービスが多い。wikipediaもそうだし、istockphotoやfirefoxなどクラウドソーシングとよばれるものはすべてその前提である。みんなが面白がって参加するサービスさえ提供すれば、良くないものは自ずと淘汰されていって、少数の専門家が作ったものに匹敵する、あるいは凌駕するものがごく短い時間でできる、というものだ。まさに民主主義の理想的な結晶である。日本においてはそこまでの盛り上がりを見せていないのは国民性や言葉の問題があるからだと思う。世界の潮流に乗り遅れてしまうのか。

Posted byブクログ

2015/06/17

「クラウド」=「群衆」ということはわかるが、クラウド・コンピューティングを明確に説明しているとは言いがたい。

Posted byブクログ

2009/10/04

多様な事例によって「クラウドソーシングとは何か」を教えてくれる本。既知のものも多いが、これを読めば人生観・社会観が変わること、間違いない。

Posted byブクログ

2011/07/01

21/6/10 85 人々は自分の才能を養うことや、自分の知識を誰かに教えることには大きな喜びを感じる。クラウドソーシングでは共同作業そのものが報酬になるのである。 「新しいシステムを構築するときには、古いシステムを競いあってはいけない。古いものが不用になるようなシステムを構築...

21/6/10 85 人々は自分の才能を養うことや、自分の知識を誰かに教えることには大きな喜びを感じる。クラウドソーシングでは共同作業そのものが報酬になるのである。 「新しいシステムを構築するときには、古いシステムを競いあってはいけない。古いものが不用になるようなシステムを構築することだ」バックミンスター・フラー われわれの誰もが共通してもつ唯一のものとは、われわれの誰もが人と違っていることなのだ。ネットワーク時代に、それはすばらしい財産となりうる。 「社会を構成する各個人は、その全体が所有する知識のほんの一部しか所有できない。だから、社会の活動を支えている事実のほとんどを知らずにいる。文明を支えているのは、我々の誰もが自分の所有していない知識から便益を得るという事実である。そして、われわれが個人の所有するかぎりある知識の限界を広げようとするとき、文明はその手助けの1つとして無知を打ち負かす。とはいえ、知識をよりいっそう獲得するのではなく、各個人の所有する、四方に拡散した知識、拡散したままの知識を利用するのだ。」ハイエク じつは我々の人生に道を開いてくれるのは知人ではなく、あまり良く知らない人物だ。 IEM 金が大事であれば、このやり方はうまくいかない。>クラウドソーシング方式の採用を予定している人はメモしておこう 我々が学んだのは、協力者に何かをしてもらう場合、指示をもっとずっと明確にする必要があると言うことだ。と言うのも、彼らは、一度サイトを訪れたからと言って、繰り返しそうするとは限らない。直ぐにしっかりとつかまえておくひつようがある。 インタビュー.COM 一般の人々は自分の見たものを記録することや撮影することは得意でも、分析はわりあいに不得手で、まとめる作業は大の苦手である。 「消費の行為そのものが創造の行為なのだ」ブラッドリー・ホロウィッツ(ヤフー開発副社長) 群衆の心の変化はとらえがたく、群衆を引きつけるのは、彼らを引き止めておくよりもずっと簡単である。少しは例外もあるが、クラウドソーシングを成功させるのにもっとも重要な要素は、共同体が生き生きと、献身的に力を注いでくれることだ。人々を巻き込むには、まず何よりも、彼らが貢献する動機を理解する必要がある。 人は自分の努力が報われたと思いたいものであって、その報いがスズメの涙ほどの金だとしても関係ないということだ。 どんなものでも90%はカスである>スタージョンの法則 スタージョンの法則を逆手にとって、10%の存在を忘れない。 自分のために群衆に何ができるかではなく、群衆のために自分に何ができるかを問う>クラウドソーシングを成功させるには、マズローの5段階欲求説で言う最上位、自己実現欲求を満足させることである。人々が参加の方向へひきつけられるのは、何らかの心理的、社会的、あるいは感情的な必要を満たされるからだ。必要を満たされなければ、参加しない。

Posted byブクログ