ユング心理学入門 の商品レビュー
培風館 (1967年10月1日発売)も読みました。 https://booklog.jp/item/1/4563055115 原本は、1967年10月に培風館より刊行された.その後、『河合隼雄著作集1 ユング心理学入門』(1994年7月岩波書店刊)に第1・2・10・11章および...
培風館 (1967年10月1日発売)も読みました。 https://booklog.jp/item/1/4563055115 原本は、1967年10月に培風館より刊行された.その後、『河合隼雄著作集1 ユング心理学入門』(1994年7月岩波書店刊)に第1・2・10・11章および付録を割愛して収録された。 コレクション版は、底本にこの『河合隼雄著作集1 ユング心理学入門』を使用したとあるので、生前に河合隼雄さん本人が省略版をすでに作成していたということになる。 つまり、俊雄さんが元本の章をカットしたのではないのだ。
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タロット・リーディングの視野を広げる目的で読んだが…なるほど。本来の目的で期待していた内容とは少々違っていたが(解説の茂木健一郎さんが『ユングという一人の心理学者の事蹟を探るきっかけとなる本』と表現されている通り)、興味深く読み進んでしまった。結果として、タロット・リーディングを...
タロット・リーディングの視野を広げる目的で読んだが…なるほど。本来の目的で期待していた内容とは少々違っていたが(解説の茂木健一郎さんが『ユングという一人の心理学者の事蹟を探るきっかけとなる本』と表現されている通り)、興味深く読み進んでしまった。結果として、タロット・リーディングを深める視点も学べたと思う。ユング心理学、もう少し深めてみたいなぁ。同時に、フロイトも読んでみたくなる不思議。
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石井ゆかりの『夢を読む』の参考文献の一番上に載ってたので…と思って読み始めたけど、これはその本の抜粋だったことを、読み終わってから知り…ショック。 でも、面白かったし興味もかなりそそられたから、次こそ培風館の方の『ユング心理学入門』読むぞー! 読書案内に載っていた、河合隼雄『コン...
石井ゆかりの『夢を読む』の参考文献の一番上に載ってたので…と思って読み始めたけど、これはその本の抜粋だったことを、読み終わってから知り…ショック。 でも、面白かったし興味もかなりそそられたから、次こそ培風館の方の『ユング心理学入門』読むぞー! 読書案内に載っていた、河合隼雄『コンプレックス』岩波新書 1971年 も気になる。
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読みやく分かりやすい。文章の出来が良い。 ただあくまで”入門”なので、深いところはわからず、そんな感じなのか〜的な情報を仕入れるには良い本。 本当に理解したいなら、もっと色々読む必要がある。 そういった意味では、読書案内が最後についているのも良い。
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夢分析について知見を深めたく手に取った本。こういった類の学術的な専門用語の多い本は難解なものが多くなかなか読みにくいものが多い反面、河合さんの本は「高校程度の学力があれば読める文章」として噛み砕いて書いてくれているので非常にわかりやすい。実際のケースをもとにどのように連想していく...
夢分析について知見を深めたく手に取った本。こういった類の学術的な専門用語の多い本は難解なものが多くなかなか読みにくいものが多い反面、河合さんの本は「高校程度の学力があれば読める文章」として噛み砕いて書いてくれているので非常にわかりやすい。実際のケースをもとにどのように連想していくか、紐解いていくかの流れが読めてとても参考になる。しかし、量をこなせなければコツを掴めないんだろうと言うことも同時にまなばされる。意識と無意識の大きさを表す円の図には驚かされた。 連想を使って夢分析を行うという点が興味深い。もう少し知識を深めたいので、他の河合さんの本も読んでみようと思う。
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”河合隼雄さんの処女作。 巻末には、河合さんによる「読書案内」と、茂木健一郎さんによる解説も。 <キーフレーズ> ・ユング心理学においては学問と人間とが切り離せない(序説 x) ・影(shadow)=個人の意識によって生きられなかった半面(p.86) <きっかけ> 人間塾 ...
”河合隼雄さんの処女作。 巻末には、河合さんによる「読書案内」と、茂木健一郎さんによる解説も。 <キーフレーズ> ・ユング心理学においては学問と人間とが切り離せない(序説 x) ・影(shadow)=個人の意識によって生きられなかった半面(p.86) <きっかけ> 人間塾 2016年3月の課題図書”
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うーん、どこまでがユングの考えなのかわからない。なんか一般論を言っているようにも読める。あと「日本で最初に著されたユング心理学の本格的入門書」らしいが、伝記がないのも不満。抄録らしいが、原本にはあるのだろうか。
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これを読んで、自分の中にある屈折した部分、抑圧された部分に輪郭が与えられた気分になった。 自分の中に影やアニムスは確固として存在している。それを自覚し、統合することが大事なのだということがわかった。もっとユングの心理学に触れてみたいと感じた。
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ユングについて更に知りたくなる一冊。 合理性や客観性を重んじた説明や文章を用いて、難解で抽象的なユングの理論を明快に浮き彫りにしている。 夢分析について述べている箇所は、普段何となく見ている夢がどんな意味を持ちうるのか、あるいは社会生活や日常生活においてどのような課題を抱えてい...
ユングについて更に知りたくなる一冊。 合理性や客観性を重んじた説明や文章を用いて、難解で抽象的なユングの理論を明快に浮き彫りにしている。 夢分析について述べている箇所は、普段何となく見ている夢がどんな意味を持ちうるのか、あるいは社会生活や日常生活においてどのような課題を抱えているのかをある程度把握するのに役立つと感じた。
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最近、トランスソフィア研究所で「心のシステム・デザイン部会」なる研究会を開こうということで、トランスパーソナル心理学の元祖的存在でもあり、心理学の基本的存在であるユングをベースにすることになって、この本をテキストとして採用した訳であります。まあ、河合隼雄先生を霊的にお呼びしようか...
最近、トランスソフィア研究所で「心のシステム・デザイン部会」なる研究会を開こうということで、トランスパーソナル心理学の元祖的存在でもあり、心理学の基本的存在であるユングをベースにすることになって、この本をテキストとして採用した訳であります。まあ、河合隼雄先生を霊的にお呼びしようかと画策していたのですが、どうもお流れになりそうな雰囲気であります^^; さて、本の感想ですが、いやあさすがユングであります。自我と自己、意識をしっかりと定義しているようです。いやもしかしたら河合隼雄先生が整理しなおしたのかもしれませんが。 ただ、自分としては、心理学はインド哲学から1000年遅れていると感じるぐらいにレベルが低いと思っているのですが、まあ、そういう意味では東洋思想の極一部分を西洋的に解釈したようなものなのかもしれません。 レベル:325 まあそんなもんでしょうか。 当時の西洋思想に与えた影響という意味では非常に価値が高いのかもしれませんが、真理からはまだまだ遠いのであります。
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