精神科医が書いたあがり症はなぜ治せるようになったのか の商品レビュー
●自分の頭のなかだけの世界では、状況は悪化するばかりです。 人前で話すことが苦手な私です。 震える、声がうわずる、スピーチなど悲惨なものです。 そんな私が人前で話す仕事がつづいた際に 買った本です。 私は社会不安障害(SAD)ではなかったので 人前で話す回を重ねるごとに改...
●自分の頭のなかだけの世界では、状況は悪化するばかりです。 人前で話すことが苦手な私です。 震える、声がうわずる、スピーチなど悲惨なものです。 そんな私が人前で話す仕事がつづいた際に 買った本です。 私は社会不安障害(SAD)ではなかったので 人前で話す回を重ねるごとに改善されましたが (得意にはならなかったけど・・orz) 「苦手を治さねばならない」 そんな気持ちと向き合うなかで 見落としていたことに気がつきました。 ブログで発信など積極的に続けていると セミナー講師やビジネス本の出版をしたい人と 勘違いされますが 私はどうやらそういうことには 全く興味がないようです。 人前にでるより、前に出ようとする人を バックアップする本業のほうが楽しい。 自分の好きが分からなくなるのも不思議ですが 自分の頭のなかだけで考えている時は 行き詰まりがちです。 はやめに専門家に相談する 誰かに話してみる。 そんなことで次の1歩が 歩みやすくなるのかもしれません。
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ドーパミンは、減少しすぎてしまうと意欲が低下したり 楽しみが見出せなくなったりします。 そして、社会活動の低下を起こすことも分かっています。 SADでは、セロトニンだけでなく、ドーパミンの機能バランスも崩れていることが 考えられますが、重要なのは、セロトニンとドーパミンがお互いに 関連しあっているということです。 セロトニンが十分に働いていないなければ、ドーパミンも十分に分泌されません。 また、ストレスを感じたときに、分泌されるノルアドレナリンという脳内物質も その機能の異常さがSADの発症になんらかの影響を与えているだろうと 考えられます。 ノルアドレナリンは交感神経との関係が深い脳内物質で アドレナリンとともに 心拍や血糖値などを調節しています。 強いストレスを感じたときに分泌され それによって不安感や恐怖を引き起こすことがありますが 一方で積極性、やる気、意欲、集中力、記憶力などを向上させたり 痛みを感じにくくすることもあります。
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