よいこの君主論 の商品レビュー
冒頭から、 たろうくん「ぼく、こないだ4月にクラス替えがあったんだけど、あれからもう二カ月も経つのに、いまだに新しいクラスで君主として覇を唱えることができないんだ」 はなこちゃん「それは困ったわね、『配下の友達』は何人くらいいるの?」 というやりとりで、どんな話だよ笑と突っ込...
冒頭から、 たろうくん「ぼく、こないだ4月にクラス替えがあったんだけど、あれからもう二カ月も経つのに、いまだに新しいクラスで君主として覇を唱えることができないんだ」 はなこちゃん「それは困ったわね、『配下の友達』は何人くらいいるの?」 というやりとりで、どんな話だよ笑と突っ込まざるおえず、キャラクター紹介ページでは登場人物全てに風貌イラストと共に性格などが載っており、いやいや、こんなにたくさんのキャラ覚えられんて…となんじゃこりゃ状態から読み始めたが、普通に面白かった。 それぞれがいかに自分の配下を増やそうかと目論んでおり、時には失敗して破綻し、他へ吸収される。 新たな配下を受け入れた側も、その配下が何か意見してきても肯定せず、他の配下達も味方にはなってくれないのだぞ、思いどおりにはならないんだぞ、というのをしばらく叩き込んで、大人しい羊に育てる。 苦手な層を取り込むために同盟を組もうとするも、それがきっかけでむしろ横取りされたり、 この人を仲間に入れてくれない?と差し出された人物が実は刺客だったり。 配下取り合戦は常に進行しているとはいえ、グループの争いごとに話が切られていくので、単純な流し読みの読み物というよりは、あくまで君主論の入門書であり、元の君主論では話をここで区切ってたんだろうな、と感じるような作りである。(もしくは短いが、1話完結型の漫画を連続して読んでいるよう) 挿絵がもっとあると良かったな、なんて思ってたが、調べたら漫画版が出ていた。 試し読みしてみると、本書とはまた違った展開だったので面白そう。 まあや、恐ろしい子!
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性悪説。人はすぐ恩を忘れるし、すぐ人を侮るものという前提。これを本当に小学生から学んだら世の中良くなるのか悪くなるのか? 君主は、怖いと思われるぐらいがよくて、ただし恨まれないことが大事。これは確かに重要なポイントだと思った。 三国志の劉備は? 物語ではいい人で通っているが、...
性悪説。人はすぐ恩を忘れるし、すぐ人を侮るものという前提。これを本当に小学生から学んだら世の中良くなるのか悪くなるのか? 君主は、怖いと思われるぐらいがよくて、ただし恨まれないことが大事。これは確かに重要なポイントだと思った。 三国志の劉備は? 物語ではいい人で通っているが、実際はそれなりに人ったらしの曲者だったのだろう。 ガンジーは? そもそも君主になろうとしていなかった?
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とっつきにくい「君主論」を面白おかしく説明してくれている。 くだらなくも、この本で興味が深まったので、しっかりと解説してある「君主論」を読んでみたいと思った。
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むっちゃ面白い。 マキャベリの君主論を学級内での権力闘争になぞらえて語る物語風の解説書。 全編にわたって“小学生あるある”と共に“無駄にシリアスな心理戦”が展開されるため、笑えてタメになる不思議な読後感だ。我々小市民が知らぬ間にリーダーカリスマ性を感じてしまったり、ガス抜きをさ...
むっちゃ面白い。 マキャベリの君主論を学級内での権力闘争になぞらえて語る物語風の解説書。 全編にわたって“小学生あるある”と共に“無駄にシリアスな心理戦”が展開されるため、笑えてタメになる不思議な読後感だ。我々小市民が知らぬ間にリーダーカリスマ性を感じてしまったり、ガス抜きをさせられているのは、君主論を元にした巧みで強かな謀略かも知れないね。
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この本は一言で言うと、人の上に立つ者の実践的な心構えを教えてくれる本です。私はこれまで『君主論』を読んだことがなかったため、この解説本が理解を助けるのではないかと思い、手に取りました。結果として、この本は期待以上の内容でした。 まず、物語の設定が非常に独特で、まるで銀河英雄伝説...
この本は一言で言うと、人の上に立つ者の実践的な心構えを教えてくれる本です。私はこれまで『君主論』を読んだことがなかったため、この解説本が理解を助けるのではないかと思い、手に取りました。結果として、この本は期待以上の内容でした。 まず、物語の設定が非常に独特で、まるで銀河英雄伝説のような謀略や計略が展開されるのがとても印象的でした。特に、「こんな小学生いるわけないだろ」と突っ込みたくなるような、ぶっ飛んだ設定のもとで進行するストーリーが好印象でした。 登場人物が多いため、「この子は誰だっけ?」と混乱することもありましたが、冒頭に人物の説明や関係図があり、それを参考にすることで物語をスムーズに楽しむことができました。 各章の間に挟まれる解説も非常に興味深く、例えば「愚鈍な民衆は変化を嫌う」といった直球の表現には思わず笑ってしまいました。これらの解説は、単に物語を楽しむだけでなく、『君主論』の理解を深める手助けとなりました。 総じて、この解説本は『君主論』を読む上で非常に役立つ一冊であり、私の予想を超える充実した読書体験を提供してくれました。
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小学生の怖い縄張り争いの説明が、何とも、、、 これはコメディーか?? しっかり読むと深そうな本。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マキャベリの君主論を、小学校5年生の一クラス単位に適用して、説明してる本。エンタメ性が高くて、読み出したら止まらなかった。いやーほんとに面白おかしい、久しぶりのあたり本だった。こうゆう本を探してるんだよなあ。面白いと感じたくて、その一手段として本を読んでるだけだからな。本好きな訳じゃない。アニメでも漫画でも本でも映画でも、その他なんでも面白ければなんでもいい。ほんと誰かに勧めたい。
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マキャベリの「君主論」の、小学生向け解説書。 目立小学校5年3組の小君主たちが、配下の友達を増やしながらクラスの覇権を争う物語と、君主論の内容を照らし合わせながら解説する。 「プリンを巡って彼らが本格的に対立したならば、クラス中に怨嗟が渦巻き、安定と均衡は永久に失われてしまう」...
マキャベリの「君主論」の、小学生向け解説書。 目立小学校5年3組の小君主たちが、配下の友達を増やしながらクラスの覇権を争う物語と、君主論の内容を照らし合わせながら解説する。 「プリンを巡って彼らが本格的に対立したならば、クラス中に怨嗟が渦巻き、安定と均衡は永久に失われてしまう」 「終わりの会とは、小学校のクラスにおける最高裁判機関」等 パワーワードが多すぎて笑ってしまった。
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マキャベリの「君主論」は、いつか読まなきゃと思いつつ、読まない本の代表だった。解説本ではあるが、本書を読んでみて、「君主論」のエッセンスを知ることができて良かった。小学5年生のクラス統一のストーリーが、本当は厳格なマキャベリの口調をオブラートに包む感じで、良い。
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小学校の1クラスを舞台として勢力争いをする様子を見ながら君主論の内容を説明してくれる本。 章ごとにメインとなる話があって終わりに解説をしてくれる構成なので誤解なく理解できるのが魅力。 ただ小学生達が物凄い舌戦を繰り広げたりや思慮深すぎる描写があるので少し驚くかもしれない。 とて...
小学校の1クラスを舞台として勢力争いをする様子を見ながら君主論の内容を説明してくれる本。 章ごとにメインとなる話があって終わりに解説をしてくれる構成なので誤解なく理解できるのが魅力。 ただ小学生達が物凄い舌戦を繰り広げたりや思慮深すぎる描写があるので少し驚くかもしれない。 とても面白かった。 漫画もあるようなのでそっちを先に読んでもいいかもしれない。
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