ジオン軍の失敗 の商品レビュー

岡嶋裕史【著】

2010/04/29

書店で見つけて即購入。タイトルで買ってしまった。でも内容もたかがガンダムじゃないかと思われるかもしれないが、アニメとはいえ馴染みの深いメカ（モビルスーツ、モビルアーマー）の開発の裏側を工業製品の開発と比較して解説しているのが斬新であり、また書き方にもリアリティがあって楽しみながら読めた。ガンダムの好きな中年ジオン、いやオジンにはたまらないんじゃないだろうか。

2010/01/04

製品開発を仕事にして尚且つガンダムが好きという人には面白いかもしれない。
こうして見るとジオン軍のMSの多さは凄い。
ただ、ザクレロやマゼラアタックなども失敗例では？と思った。

2009/10/04

ファーストガンダムをみたことある人
少しでもはまった人には　面白いと思います

そうだよなぁっと思っていた　ジオン軍の失敗部分が
文章化されていて　すっきりした感じを受けました

製品において　往々にしておこる
失敗例の勉強にもなりました。

2009/10/04

製品開発上の問題、示唆をガンダムの一年戦争史を素材に語った本。一年戦争のエピソード自体が少し自然でないので無理のある部分が少なくないが、おもしろく読めた。ときどきまとめられている示唆も興味深い。

2009/12/01

　超超有名アニメ機動戦士ガンダムの敵軍である、ジオン軍のモビルスーツ（登場メカ）の分析によって生産開発における失敗を論じた本。

　論調は、（ガンダム世界で）後の人が、過去の戦争の兵器を語るというような形式である。分量的にも内容的にも、ガンダム好きなら、全く苦もなく読める。
一方で本来の製品開発の目線で言うと、なかなか本格的に書いてあって興味深い。
例えば、ザクの項目では、あまりに万能なものを作ること（さらにそれにこだわり過ぎて、ひとつひとつのスペックが低いものを作ること）や完璧主義は良くないと説く。
　読みやす過ぎて、内容があんまり残らないかも、ということで星3つ。